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人生はピットインできる場所が必要だ

昨日、半年間に渡る出版ゼミの最終講義がありました。当初は自分なんかがという思いと、ただでさえ本業の仕事が忙しいなかでそんな時間的な余裕が確保できるのかという思いがあり、申し込みを躊躇しました。しかし、環境を変えることが自分を成長させることだと思い思い切って申し込みました。
実際参加してみると、参加者は各分野で道を究めた一流のヘンタイばかり。最初はちょっと引いたものの、それぞれ人間的に素晴らしく、志の高いメンバーばかりでした。

プログラムとしては8月に一段イベントのプレゼン大会があり、その後は編集者とのミーティングのフォローが中心。プレゼン大会に照準を合わせていたことと、仕事が忙しかったことで、正直最近は出版に対して意識が低くなってしまっていた気がします。
しかし、昨日の最終講義に全メンバーでグループワークをし、学長の講義を聞いているうちにまた自分の心の奥底で何かが燃え上がっているのを感じました。

これから先、きっと色んな挫折や苦労もあると思います。そのたびにその覚悟が薄くなることもあるかもしれません。しかし今回一緒に学んだ同期に会えば、きっとまた何かが燃え上がってくると思います。
F1でも、走っていればタイヤも摩耗するし燃料も無くなります。そんな時にピットインしてタイヤを交換し燃料も補充します。人間もそれと同じだと思います。ずっとフルスロットルで走れば疲れますし、ペースも落ちます。そんな時にピットインする場所があるかどうかが重要です。
ゼミに参加したこの半年で沢山のものを得ました。執筆するためのスキルや出版業界の常識、企画書の書き方などこれまでの人生では知り得ることがなかったことを沢山学びました。しかし、今後の人生において一番重要なことはエネルギーと志を回復させるピットインする場所だったのかもしれません。

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