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成長する企業は常に前向き
台風6号は強い勢力を維持したまま沖縄周辺に停滞し、大きな被害を出しました。猛暑が続く中で長時間に渡り停電や断水が発生し、現地在住の方々は大変な苦労をされたと思います。
そんな中、長年成長している日本を代表する小売業の話を聞きました。それを聞いて、そういう考え方だから長年成長を維持しているのだなと感心しました。
今回の台風では、物流網が寸断され小売店の店頭からモノが消えました。この小売業においても例外ではなく、多くの商品で欠品をおこしたそうです。そのような状況のなか、現在店頭に残っている商品の情報を集めてリスト化させるように指示したそうです。何のためにそのような情報を集めたのかというと、こんな状況でも売れない商品は今後も売れる見込みが無いため棚から外す指示を出したそうです。
一般的に販売情報は売れ筋商品の分析に使われます。しかし逆転の発想で今回の台風下で本当に売れないものを明確にして商品入れ替えに活用した訳ですね。
こんな状況でも今できることは何なのかという考えるポジティブさを感じました。
災害や事故、トラブルなど仕事をしているとネガティブな気持ちになることが多いです。しかし、ネガティブなことが発生するとそれをずっと引きずり思考停止してしまいがちです。ちょっとドライかもしれませんが、無駄に不安を引きずっても何も変わらないし意味がないのです。何かトラブルが起きた時に明るく振舞っていると、あいつはこんな時に・・と思われるかもしれませんが、暗い雰囲気でいることが生産的な発想に繋がると思えません。大切なのは気持ちを切り替え、前向きに何ができるか考えることだと思います。
仕事でもプライベートでも思った通りにならず、めげそうになることがあります。しかしめげたり腐ったりしていても良いことはないのです。神様も前向きな人に手を差しのべてくれるのではないでしょうか。
特に組織のリーダーが不安を引きずっていると部下も気を遣います。人の上に立つ人ほど気持ちを切り替えて気丈に振舞うべきです。