中山競馬場が控えめに言って最高だった
先日、友人と中山競馬場に行ってきました。
30うん年を無縁で過ごしてきた公共ギャンブル。
ドキドキ。初めての競馬体験です。
中山競馬場について
中山競馬場とは、千葉県にある競馬場で、
「有馬記念(GI)」が開催されることでも有名。
中央競馬が開催されているんだそう。
中央競馬?地方競馬??何が違うの?
うちの近所には大井競馬場があるのですが、
そちらは地方競馬と呼ばれるレースが開催されているそうな。
中央競馬のほうが大会の規模が大きく、賞金も多い場合が多いのだそう。
友人からは
「地方大会を勝ち上がったらインターハイとか行くでしょ。それと同じ。」
と説明されましたが、ほんまかいな。
駅からは徒歩10分
JR武蔵野線・船橋法典駅が最寄り。
GoogleMAP上の道案内では「駅から徒歩10分」とありました。
本日の予想最高気温は33度。
ぶっちゃけ徒歩10分でも歩きたくないと思っていましたが
なんと、動く歩道設置されている専用の地下道があるというのです!
暑いは暑いのですが、外より全然歩けます。
なにより日光を遮ってくれるのが良い。
ちなみに、地下道の入り口には競馬新聞を売ってくれるお姉さん方が立っています。
ここで売っている競馬新聞は550円…高い。
日経新聞だって値上がりしても250円なのに。
しかし友人は
「ここで買うことに意義がある。550円を回収するぞというヤル気が出る」
と謎の意気込みとともに1部+マジック100円を購入していました。
ひたすら地下道を歩くが退屈しない!
競馬場まで続く専用地下道内は、歴代の名馬たちの写真がずらり。
正直、名馬については全然知りませんが、そんな私でも
「自分の生まれ年はどんな馬が優勝したのかな?」
「ディープインパクトは知ってるよ!」
「武豊ってこのころから活躍してるんだね」
と浅知恵を披露しながら、楽しく進むことができました。
階段などはあまりなく、ベビーカーを押している方々もチラホラ。
通路自体も広いので、混雑を感じることなく進めたのも良かったです。
スタンドに到着したらまずビール
地下道を通り馬場内エリアを過ぎると、メインスタンドの地下1階に到着します。
地下1階はフードコートになっており、軽食からラーメンまでいろいろな店舗が並んでいました。
さすが競馬場。
酒を飲む人が多いせいか、サッポロ・サントリー・アサヒ・キリンなど様々なメーカーのビールが売っています。
値段は、1杯770円とちょっと強気な設定です。
が、冷たそうなビールサーバーを見た瞬間、すでに気分はお祭り気分。
財布のヒモは終始緩みっぱなしでした。
購入したビールとたこ焼きで小腹を満たしながら
友人が購入した競馬新聞とにらめっこ。
あーでもないこーでもないと言いながら
それぞれ賭ける馬を決めていきます。
椅子は持っていくのがベスト
椅子はたくさん設置されているのですが、
空いている椅子はどこにもありません。
どれも、競馬新聞やらタオルやら飲みかけのドリンクやらが置いてあり
先に来た方が確保してしまっているのです。
玄人たちは小さな折りたたみ椅子を持ってきており、
それを壁際に置いて自席を作り出していました。頭いい。
座ってビールが飲みたい、新聞をじっくり見たいとお考えの方は
折りたたみ椅子を持っていくのがベストですね。
見晴最高な馬場!
賭ける馬が決まったので馬券を買いに行きます。
買い方はいろいろあって、ド素人の私は大混乱でしたが
「馬単(1着と2着になる馬の馬番号を着順通りに当てる買い方)」からスタート。
馬券を買ったら早速スタンドへ。
と、ここまでモグラのごとく地下を進んできたので
スタンドからの見晴らしの良さにびっくり!
電車に乗っていた時間も合わせると、しっかり空を見上げるのは2時間ぶり。
目がチカチカするほどの青い空と緑の芝生に
まるで高原に来たようなさわやかさを感じました。
気軽に緑や広い空を体験出来るので、
登山やBBQなどのアウトドアに抵抗があるけど、
「ちょっとだけ自然を感じたい」なんて人にもとてもおすすめです。
子供も遊べる素敵スポット
さて、この中山競馬場。
子供の遊べるスポットがあることをご存知でしょうか。
場所は馬場内。
うまキッズルームとうまキッズひろばです。
うまキッズルーム
こちらは室内遊び場です。
利用料は無料ですが、40分入れ替え制で長居はできません。
競馬場到着後、アプリで参加券を発券することで先着順に利用できるそうなので、予約ができない点もちょっと利用しにくいかもしれません。
ですが、それを補って有り余るほどの遊具の充実っぷり。
「子供の遊び場といえば」というくらい有名なボーネルンドさんがプロデュースしていて、滑り台や汽車なども置いてあります。
室内ですが、思いっきり体を動かして遊べそうですね。
うまキッズひろば
こちらは屋外の公園施設。
馬場内エリアから階段を上って馬が走るコースの真ん中あたりにあります。
そして、こちらもとにっかく広い。
トランポリンや大きめのアスレチック遊具がいくつかあり、
時間によってはポニーに乗れたり、馬車に乗れたりするそうです。
こちらも入場は無料。
日差しを遮るものがないので、真夏は若干厳しい環境かもしれませんが
暑くなったら馬場内エリアなどですぐに涼むこともできますし
飲食店が激混みで入れない!ということもないので
上手く利用できれば子供も大人も大満足なエリアです。
ただし、見晴らしがよすぎるので帽子は必須。
賭け事の結果は?
1日に12レース開催しているところ、
そのうちの4レースに賭けました。
掛金の総額:1900円
払戻金額の総額:530円
的中したのは1レースだけ。
まぁ掛け金もしょぼいのですが、戻ってきた金額もしょぼくて
公表するのもいかがなものか…。
とはいえ、目の前を疾走する馬や見晴らしのいい景色。
昼間からビールを飲んでいい空気感など、
ちょっとした非日常を味わうには最適な空間。
それを1500円程度の出費(飲食代は除く)で1日楽しめたので大満足です。
まとめ
馬券を当てることだけを目的にしなくても、中山競馬場は十分に楽しめる場所だということがわかりました。
30歳を過ぎると、新しい場所に赴くのにも勇気が必要になります。
今回、中山競馬場に連れて行ってくれた友人には感謝しかありません。
いつになっても新しいチャレンジや発見は楽しいですね。
みなさんもぜひ中山競馬場を楽しんでみてくださいね!
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