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外発的VRと内発的VR

まず、仮想空間に僕らは自由に「世界」をつくれるということを知るという最初のステップがある。
これはとても重要なこと。はじまり。

それを知るために、すでに無数にある仮想空間の世界の旅に出よう。
まずVRの世界旅行をしよう。

そしてその体験を通じて、自分がどう感じるか、自分の認識と「感覚」を知ろう。

なぜそれが大事かというと、体験に現実も仮想もないから。
あなたの「感覚」にとって、それがリアルかリモートかバーチャルかなんて関係ない。全てその人にとっては現実である。

目で見たものだけではなく、そこで感じた人間関係が本物だと、もはや現実とバーチャルの違いが分からなくなるということ。

つまり、五感と関係。このふたつがわたしたちにとっての「現実世界」なのである。
ということは、それが物質的な現実世界でも、コンピュータ上で作られた仮想現実でも、どちらも現実だ。

現実世界をゼロから作ることはできないけど、仮想現実は真っ白で無限に広がる空間に、椅子をひとつ置いただけからも世界を始められる。
そこに何人か集まって、焚き火を囲み、そこで話し合いながら、世界を創ることもできる。

世界を創るとはどういうことなのだろう?
それを考えて実践してみよう。

外発的VRは、コンテンツに五感を委ねること。
内発的VRは、人間と環境の関係性を自らの手で構築すること。

天地創造は、内発的に起こるもの。
物語は、内発から生まれる。

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