電源コードから火花が出た扇風機を自分で直した話し
先日、扇風機を使っている最中に本体を少し移動させようと引っぱったら、
電源コードからいきなり火花が出て、扇風機は止まってしまった。
どうしたもんかなぁ。時間ができたら電気屋に修理に持ち込もう、と考えていた。
そして、今日。
電気屋に修理に持ち込もうか、しばし考えていたら、ふと思いついた。
「火花が出る、ということはショートしているに違いない」
中学生の頃とか、理科の実験室で、消しゴムにシャープペンの芯をクロスさせて、ぶっこみ、そのままコンセントに差し込んで、バチバチ言わせて遊んだ人もいるかもしれない。(わたしではない)
その原理である。
さっそく扇風機をひっくり返してみると、
予想通り、電源コードはちぎれていて、銅線があらわになっていた。
最初は、電源コードをそっくりそのまま新しいものにつなぎかえるつもりで、本体の分解を始めた。
分解してみて、ようやく、本体の基盤部分との接続部にたどり着いた。
接続部を見てみると、当然と言えば当然だが、ハンダで止められている。
「これは面倒なことになった。ハンダやハンダこてを入手するのは手間だな」と思った。
もう一度改めて考えてみると、電源コードを交換までしなくても、
ショートが起きた部分を切って、丁寧につなぎ直せばいいんだ、と方針変更。
1度目はショート再び起きないように、巻きものを厚くしすぎて、元の場所に収まらなかった。
やり直し。
2本の銅線がショートしないように巻いた巻きものを、少しスリムにして、
元の場所に収納できるようにやり直した。
自分で修理完了。
電気屋に持ち込んで、見積もりを取って、
高いとか、この予算で、とかいろいろやりとりがあって、
修理が完了してピックアップのために再度電気屋に足を運んで、
というかなりの手間をかけずに済んだ。