「白鳥とコウモリ 」東野圭吾著を読んで
集合的無意識さんとのやり取りで、
この本を読め、というので読んでみた。
集合的無意識さんとのやり取りとは何か。
具体的には・・・
田園都市線に乗っていた。
席にすわると、となりの方がこの本を読んでいた。
見た感じ、かなり分厚い。
目についた本文には「捜査」とか「弁護士」とか。
そんな文字か。
「刑事もの」かな、という印象をもった。
そのまま少し時間が過ぎていった。
となりの方は下車しない。
もうすぐ私の下車駅である。
そのときになんとなく
「この本のタイトルをどうしても見たい」
という思いが上がってきた。
「白鳥・・・」まではわかったか。
背表紙の薄いグレーっぽい背景も目に入った。
これだけの情報をヒントに、
下車駅のホームで私は検索した。
そんなに時間かからず、目的の本にたどり着いた。
「白鳥とコウモリ」東野圭吾
私は買わなかった。
分厚すぎる。これだけの大著を読んでいる時間はおそらくない。
途中で読まなくなって部屋の肥やしとなるのが関の山だろう。
そんなふうに考えた。
それから4日ほど経っただろうか。
私は購入した。届くのに2,3日。
届いてからも1日か2日放置した。
封のなかの本が何だったかすら、忘れていて、封をなかなか開けなかった。
封を開けてからは早かった。
当初の読むスピードだと、最大かかって10日で読み終わる。
そんな見立てを立てました。
しかしながら、結局4日で読了しました。
門前仲町のあすなろで呑みたい、と思いました。
私もあの物語の世界に入りたいと強く思います。