自分の本当に好きなことって何?「できる」を仕事にした結果
初めまして。円流ひらめきリーディングのリエです。占いやスピリチュアルな話が好きで、最近タロットカードの勉強を始めました。これからnoteで少しずつ発信をしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
2020年末からは風の時代がはじまる...そう言われ、はや半年がすぎました。「風の時代」とは個々が本当に自分のやりたいこと・好きなことを見つけ、自分らしく生きていける時代であると解釈していますが、一体どのくらいの方々が本当に自分のやりたいこと・好きなことを見つけ、自分らしく生きているのでしょうか?実は私は「好き」と「できる」を微妙に勘違いして、かえって息苦しさを感じてしまっていたのです。
なぜ「できる」ことを仕事にするのが息苦しいのか
計算が得意な方は経理を、理論的に考えるのが得意な方はプログラミングを、演奏が得意な方は音楽で人々を癒す。私たちは自分の苦手なことや出来ないことを他の方々に助けてもらいながら、逆に自分が誰かのために役立ったりしながら生きています。他の方ができない「何かができる」...これって本当に素晴らしいことだと思います。ですが、その「できる」ことで自分をすり減らし、「誰かのためになるんだ」という強い使命感で自分の本当の姿を我慢してしまっているとしたら...
すごく苦しい思いをされていないかな?
体調は大丈夫かな?
と心配になってしまいます。
私も「できる」「誰かのために役立つ」ことが嬉しくて、仕事を詰め込みすぎ、仕事を断れずに疲弊し、「人間らしい気持ち」や「家族との時間」を二の次に回してしまっていました。その結果、息苦しくてなんだかいつも忙しい生活を送っていたのです。
好きだと思っていたことは「できる」ことに
私は4年ほど前に「自分の好きなことで起業したい!」と、製造関係の設計業務から離職し、個人事業主としてデザインの仕事を始めました。当時、堀江貴文さんの著書「好きなことだけで生きていく」(ポプラ新書) がベストセラーとなり、「起業」という意識が社会の中で広がりつつありました。私もその波に乗った...という感じだったのでしょうか。
幼い頃から絵を描くのが大好き!私にとって何かをデザインする、パソコンで「見えないものを形にする」のはとても楽しい作業でした。自分では「好きを仕事に」しているつもりで、大儲けとはいかないまでも知り合いの方々に少しずつお仕事をいただけるようになりました。ですが、2年3年と経つうちに次第に仕事が忙しくなってしまいました。これは自分のスケジュール管理ができていなかった...ということもあるのですが、「誰かのために役立ちたい」との思いが強いあまり、仕事に追われる・周りの人々の都合に振り回されるようになってしまったのです。
次第に「好き」だと思っていた仕事は「できる」仕事に変わり、「仕事をしていて本当に楽しい!」と思える瞬間は減っていきました。この頃はイライラ・ピリピリしていたような気がします。
「できる」ことでもやりたくないことは断る
そんな時に友人から教えていただいたのがこの言葉。「本当に自分がやりたいことか?たとえできるとしても、本心からやりたい!と思わなければ断ることも選択肢のひとつ」だとアドバイスを受けました。その時に気づいたのです。
私が「できる」ことは「やりたい」「好き」なことから外れてきたのではないか?そして「自分の時間を削ってまでそれはやりたいことなのか?」を自分に問うようになりました。さらに「できることでも、本当にやりたいこと以外は断るかどうかまずは考える」という時間を設けるようになりました。
確かに仕事を断れば収入は減ります。でも、そのおかげで今までできなかった洋裁の趣味に手を付ける、ガーデニングを始める、家族との時間を大切にするという別の豊かさを得られるようになりました。何より、今まで気になっていた「タロットカード」を勉強し、将来これで収入を得ていきたいと新たな夢が生まれました。
「好き」を仕事にするをもう一度考えてみる
あなたの「好きを仕事に」は「できるを仕事に」になっていませんか?そして「誰かのために役立ちたい」との思いが強いあまり、自分を疲弊させてしまっていないでしょうか?もしかしたら「つらいときは断ってみる」という、ほんのちょっとの勇気で...もう一度「できる→好き」に変換できるかもしれません。または、新しい「好き」に出会えるかもしれません。
私は「断ってみる」ことで、新しい「好き」を見つける時間・打ち込む時間を手にすることができました。今後は「タロットカード」で収入を得ていけるよう、今見つけた「好き」を探求していきたいと思います。
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