『フラワードラムソング』観劇感想

初日延期の一報にはまたか…と思って、相当落ち込みましたが、3公演を観ることができました。

しかし、ぶっちゃけると、最初は全くこの演目に期待してなかったのですよ(笑)
ただ、推しが出るから観るしかないな~みたいな感じで。
ミュージカルはミュージカルだけど、私が普段馴染んでいるフィールドとは少し違うかなぁと。
人気のある方だと思うのだけど、メインキャストのお若い男優さんが全くわからなくて、誰???な状態でしたし。
なんなら、男性アンサンブルの3人のほうがあの舞台に出ていた人だとわかるくらいで。
しかも、リバイバル版は日本初。
音楽はかの有名な『王様と私』などを作った、ロジャース&ハマースタイン二世とはいえ、実は王様と私もサウンド・オブ・ミュージックもそんなに好きじゃない。
そんなテンションが超低空飛行からの観劇でしたが、結果観て良かったな~と思ってます。

始まる前の期待ポイントが上島先生の演出と振付だったのですが、期待通りのダンスがとても楽しかった。
推しの岡崎大樹さんは、それはもう素敵なおべべをたくさん着させて貰えてるし、美味しいシーンはあるしで大満足です。
あらためて、岡崎くんのダンスと小芝居はいいなぁと思ってます。
珍しくニコ生で「自分を観ているだけで楽しいと思う」なんて言ってて、なんと珍しいことを言うのだ!と驚いていたのですが、男に二言はなかったね(笑)

ストーリーに関しては、若い二人の恋物語かと思いきや、難民や国の文化、人種差別など奥深いテーマもあり、なかなか考えさせられることが多かったです。
これについての感想はセンシティブな部分に触れないとダメなので難しいのですが。
なので、それぞれが観て、それぞれが感じ取って考えるにはとても良い舞台じゃないかと思うのですが、なんと言っても元々の公演回数が少なすぎる。
この公演回数では口コミすら広がりません。
(この件に関しては別記事で)
なんか、もったいないと思うんですよね~。

推しの魅力を世間に大声で叫ぶ前に終わっちゃったわ。
いや、今年に入ってから観劇疲れが悪化してて、推しのファンやめちゃおうかな~、ファンでいることが少し重荷かも~と思ったりもしていたのですが、実際にお姿を拝見できると、私はやっぱりこの人が好きだわ~と思うので、ファンであることをやめられないですね。あー、罪な男だわ、岡崎大樹!(笑)

とりあえず、簡単な感想。
本日、東京千秋楽を迎えましたが、無事に大阪の3公演も終わりますように!




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