王国
水たまり そら 星だった
水たまり そら 星だった
映るんじゃなくて
星が呼んだ
左耳と左目の端から
こうこうと
さす光が
頭を上に向けたのだ
形があった
星座というのか
もっと空いっぱいに
その上方に月
空は自慢げだった
暗い空の国が
1つの王国のようだった
部屋に戻り
洗濯をしているうちに
朝が来た
透明な鏡が
コンクリート一面に
光が満ちた空間を
映した
映した
水たまりは
自慢げだった
世界を手に入れたように
瞳はそこに釘付けられた
風だけが自由に
空を飛んだ
水たまり そら 星だった
水たまり そら 星だった
映るんじゃなくて
星が呼んだ
左耳と左目の端から
こうこうと
さす光が
頭を上に向けたのだ
形があった
星座というのか
もっと空いっぱいに
その上方に月
空は自慢げだった
暗い空の国が
1つの王国のようだった
部屋に戻り
洗濯をしているうちに
朝が来た
透明な鏡が
コンクリート一面に
光が満ちた空間を
映した
映した
水たまりは
自慢げだった
世界を手に入れたように
瞳はそこに釘付けられた
風だけが自由に
空を飛んだ