44 院試①終わり
1つ目の院試が終わりひと段落したヒラマサです.
もともと7月には推薦入試で進路を確定させるつもりだったので,筆記試験を受けるつもりなどなかったのだ.あんな岐阜の山奥で...
受験の手ごたえや受験記録は別で書きます.
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ひと段落したらゆっくりかというとそうではなくて、これまで「受験優先」のもと放っておいた色々に取り掛からないといけない。先延ばしにしていたものに目を向けるのはつらい。
ひとまずは先週1週間放置していたオンライン授業を消化しなければならない。受験勉強と違ってゴールがあやふやで基準も曖昧。そして興味がある科目ばかりではなく、成長を感じる科目ばかりではない。活かし方はもちろんこちら次第なので、授業や授業システムを責めるつもりはないが、モチベーションが上がりにくいのも事実。3週前の課題は初頭に終わらせ、2週前はお盆でほぼ休み、という状況だったのでほぼ2週間ぶりに先週分のオンライン授業に手を付けているが、範囲が広く勉強しにくい割に打ち込めた受験勉強との差に心が追い付かない。あと3回終わったらインターバル無しで後期スタート。そして、院試がもう1件ある。オンライン学会での発表もあるし、専攻科なぞにいるばかりに、学位申請に特別な書類書きが必要だったりもする。これは目を背けてたい。
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やっぱり精神状況が全然ちがって、本も読まないといけないし運動もしないといけないし、何かスキルも身につけないといけないし、受験勉強の範囲に関わらず勉強しないといけない気がする。漠然とした不安が再来している。本当は一つずつ、じっくり時間をかけて処理しないといけないんだろうけど、どれをやっていても他のこともしないといけない気がして、足りないというか間に合わない気がして(何に対してかはわからないけど)、不安がある。
受験勉強は非常につらくしんどかったが、シングルタスクという意味ではやりやすい。これを「研究」に置き換えることができればきっとD進しても幸せなんだろうと思うけど、正直自分にそれはできないのだと思う。
勉強の過程でわからない悔しさや、わかった喜びはたくさん感じたが、知的欲求はベースになかったように思う。もちろん知的欲求や探求心のみで研究するわけではなく、それ以外のモチベーションで立派に生きている研究者もたくさん知っているので、それが悪いとは思っているわけではなく。
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そしてこれまで休んでいたアルバイトも再開する。僕の生活リズムにマッチしない時間で、時間的、体力的負担が無視できず起床時間が大きくばらつく。内容や人間関係が比較的良好なため辞めるつもりはないけど、ああ、また生活の手綱が離れていくのだ。
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ともあれ、まだ院試があるとはいえ、募集要項の内容を確認して計画が見つかるまでは「普段」に戻っていく。今までみなさんにたくさん気を使わせちゃったり、ご協力いただいたりしたので、感謝の態度を表明しながら生きていこうと思う。