サングラスと筋肉。

サングラスが苦手だ。

サングラスは夏の強烈な日差しに耐えかねて、今まで何度も欲しいなとは思っていたアイテムでした。

そう何年も思い続けても、購入に踏み切れなかったのは、ぼくの中でのサングラスが似合う人のイメージと、自分自身がすさまじくかけ離れているからだ。ぼくのイメージだと、ガタイが良く筋肉質で、引き締まった顔つきの人が、サングラスの似合う人です。

で、ぼくはというと、棒のようにやせていて、看護士だった伯母に肺気胸に気をつけなさいといわれるくらいに胸板も薄く、顔は良く言うと柔和、悪い方はわざわざ言わない。サングラスがまったく似合わないイメージの人です。

ぼくは街でサングラスをしている男をみかけると、それがどんな男かチェックしています。それが筋肉をことさらアピールしているタンクトップ姿の男だと、とてもイヤです(ミラーライプのサングラスだと、何か悪いことしてるんじゃないかとさえ思う)。

なかば被害妄想的な文章になってきたが、ふと気づいたのは、サングラスをした筋肉あふれる男性を毛嫌いしているのは、筋肉に対する憧れがあるからだと。

ぼくは中学、高校と運動部に所属していたが、ちっとも筋肉が増えなかった。筋トレもしていたはずなのに。それ以降も、貧弱な体をなんとかしようとして、幾度も筋トレを始めては辞め、始めては辞めを繰り返している。

また筋トレはじめます。

おわります。



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