#5 防音室の仕様

防音室の仕様を決めるために、DSPさんが貸しスタジオに私の声とギターが出す音の大きさを測りに来てくれました。

私が全力でギターを弾いて歌うとピークで100dBを超えるようなので、やはり防音室の遮音性能はD-65必要ということになりました。その場合、100dBの音は65dB減衰して35dBの音が防音室の外に漏れますが、35dBは耳を凝らして聞けば何か音が鳴っているのが分かるレベルなので、楽器使用可の物件であれば十分な遮音性能です。

振動の伝播を防ぐのが厳しい打楽器については、スタジオに電子ドラムを置ければドラマーとコラボ出来て楽しいと思ったのですが、電子ドラムでも振動はあるので、それを他の部屋に漏れないようにするのは厳しいそうなので、電子ドラムをスタジオに置くのは防音室の仕様から外すことにしました。スタジオの運用が始まって、時間帯によって多少振動漏れがあっても許されるような状況があれば、その時は電子ドラムを置いてドラマーとコラボしたいと思います。頭脳警察みたいなギターボーカルとコンガのコラボもやりたい!

エレキギターのアンプはシミュレーターにする予定で、ベースもラインでPAに入れれば、スタジオで生で音が出るのは私の歌とアコギだけなので、そこさえしっかり防音できれば、時間帯によってPAの音はヘッドホンにするなどすれば、周りに何も知られないうちにライブ配信が出来てしまうことも可能ではないかと思っています。

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