#4 中古マンションの条件追加


防音工事のDSPさんから防音について、いろいろ教えていただいて、購入する中古マンションの条件がいくつか追加になりました。

●建物構造は鉄筋コンクリート造/RC造のみ可
まず第一に鉄骨造/S造はNGでした。空気を伝わる振動(音)を止めるのは比較的簡単なのに対して、固体を伝わる振動を止めるのは難しいので、鉄骨で他の部屋とつながっている鉄骨造のマンションは除外になりました。鉄筋鉄骨造/SRC造も鉄骨が入ってるのでダメです。それに対して鉄骨の入っていない鉄筋コンクリート造/RC造は防音に有利なので、建物構造はRC造のみ可になりましたが、予算に入る築年数の古い物件はSRC造ばかりなので、RC造の物件はなかなか出てこないのでした。

●水回りが部屋に入り込んでいないこと
鉄骨の問題と同様に、水回りの配管を伝って振動が外に漏れてしまうので、ワンルームなどで部屋の中に台所があるような物件は除外になりました。

●部屋の広さは8畳以上
防音工事は部屋の内装を取っ払って、防音の箱をマンションの躯体に浮かせて配置するような方式で、防音室の広さは元の部屋の壁から10数cmずつ狭くなるので、元の部屋が6畳だとかなり狭いスタジオになってしまいます。普段、練習で使っている貸しスタジオの広さが7畳なので、元の部屋は8畳以上が好ましいことになりました。

●部屋の躯体の高さは2500mm以上(必須)
防音室の中の高さは最低でも2100mmないと長時間居られないとのことなので、その為に内装を取っ払った躯体の高さが最低でも2500mm必要になりました。これは必須条件だと思います。

続く

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