基準一九より「第四節 原価の製品別計算」に入っていきます。原価計算における第三次の計算段階。原価要素を一定の製品の単位に集計し、単位製品の製造原価を算定する手続きです。
原価計算は3ステップを経て計算手続きがされますが、最終ステップ(Step.3)になります。「原価計算における第三次の計算段階」です。
改めて「勘定の流れ」を見ていきますと、下図②のようになります。以降の基準では、原価要素のうち、直接費は製品に直課し、製造間接費は製造部門に集計した後に製品に賦課される手順が記載されています。そして製品原価は、顧客からの売上代金によって回収されます。
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