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図解!原価計算基準二〇【製品別計算の形態】

原価計算基準。制定以来、実に60年以上経った今でも、一語たりとも加筆修正されていません。 聖書が古くならないように、全47あります原価計算基準も、時代遅れの産物ではないと考えています。
で、このnote。通常は「読み物」として発信されますが、以前より「調べ物」として創作してみたいとも考えていました。原価計算基準を「一つのnote記事に一つの基準」で楽しくイラスト図解不定期で順不同の発信となりますが、全47基準が完成した時には「試験勉強や実務のお供」として使っていただければ嬉しいです。

『図解!原価計算基準』の前書き

 基準一九より「第四節 原価の製品別計算」に入ってきました。原価計算における第三次の計算段階。基準二〇では類型区分しています。

製品別計算は、経営における生産形態の種類別に対応して、これを次のような類型に区分する。
(一)  単純総合原価計算
(二)  等級別総合原価計算
(三)  組別総合原価計算
(四)  個別原価計算

二〇 製品別計算の形態

 原価計算基準二一以降で各類型の具体的説明に入りますが、ちょこっとだけ各類型区分のイメージをつかんでみましょう。

図①:単純総合原価計算→『基準二一 単純総合原価計算』より
図②:等級別総合原価計算→『基準二二 等級別総合原価計算』より
図③:組別総合原価計算→『基準二三 組別総合原価計算』より
図④:個別原価計算→『基準三一 個別原価計算』より

 いかがでしょうか?原価計算基準など、専門性を要し概念的な考えには、イラスト図解がピッタリではないでしょうか。ちなみに、この基準二〇がイラスト図解で「一番美味しいところ」かもしれません。苦しくなりがちな「工業簿記」や「原価計算」の試験勉強や実務。カラフルなイラスト図解で試験勉強や実務に彩を

<以上となります。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。>

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