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NeosVRの暗号通貨(NCR)の入手方法

注意!もし理解できていない場合はまず勉強しましょう

リアルマネーが関わる話です。ある程度、暗号通貨を勉強して理解してからトレードしてください。(※本記事による如何なる損失等の責任は負えませんので、ご了承ください。


実はNeosVRには暗号通貨が実装されています!それが「NCR」。これは、「NCRを使った経済圏をNeosVR上で構築すること」を踏まえて作られた仕組みだと思われます!

NCR含め、CDFTやKFCという通貨がありますが、詳細はorangeさんの翻訳を見てね。

経済圏を前提にコミュニティ形成できれば、もしかすると現実を変えるような世界がVRで作れるかもしれない!という意味で、夢が広がります。


さて、そんな暗号通貨、現状ではもちろん、まだまだ発展途上ですが、今のうちに買いたい人もいるはず。入手方法をまとめておきます。

詳細は公式サイトの以下のページをお読みください(英語)。※最新情報は以下の英語情報。

1. パトロンになる

 プランがたくさんありますが、月額$1, $6, $12, $24, $36, $72, $144, $250, $500のプランがあるようです。(2020.8.29時点)

 今の時点では、$6以上のプランでは「月額x5 NCR」がもらえるようです。NCRがNeosVRの暗号通貨の単位です。

 ここでもらったNCRは「自身のNeosアカウント」に自動的に紐づけられるようで、Neos管理のウォレット内の扱いになります。

 なお、Neos内のアカウントに紐づいたNCRは下記の通り、Home画面に表示されます。外のウォレットへ送ることも可能(入出金可能)です。詳細は、記事最下部を参照。(左に保有するNCRが表示され、右下のWithdrawal NCRで送金)

 ちなみにKFCはNeos内での「おもちゃ通貨」のようなものらしくて、ゲーセンのメダルのようなものらしいです。これは私も使ったことがありませんが…。

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2. リアルマネーで買う

基本的な考え方

「ERC20に対応したウォレットからETHを、Neos公式ページに掲示されているMinting Addressに送金すると、NCRを入手することができる」


さて、我々初心者にとっては何のことやら?と思うので詳しく説明します。

 NeosVRの公式ページに表示されている「Minting address」に対してETH(イーサリアム)を送ると、数時間~数十時間すると、NCRが振り込まれます。(私は15時間かかりました)※Minting= CoinやTokenを鋳造する。

じゃあ具体的に?どういう手順を踏むのか?

1)リアルマネーでETHを買う

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私はbitFlyerでETHを購入しました。他の販売所でもよいと思います。リアルマネーから直接ETHを買ったほうが手数料が安くなると思います(中にはBitcoin経由でしか購入できない仮想通貨もあるようですが、現状、bitFlyerではETHを円で買えます)

私は本人確認含め60分くらいでアカウント作成完了し、購入可能な状態になりました。

bitFlyerの場合「アルトコイン」の「ETH/JPY」のメニューを押して出てくる赤い「コインを買う」ボタンを押して購入します。(手数料は上記「購入金額」に含まれているようです。)

2)ETHをEthereum WalletやMetamaskのウォレットに送金する

Make sure to use a wallet that directly manages your private keys, like the default Ethereum Wallet (Mist) or Metamask , to be able to receive, store, send, and trade NCR.(Neos公式ページ White paperより抜粋)

上記の通り、公式ページのWhite Paperを読むと「Ethereum Wallet (Mist) やMetamaskのように直接Private Keysを扱えるウォレットを使わないとNCRを受け取れない」とあるので、ウォレットを作って、そこにETHを送金します。(Ethereum WalletやMetamask以外を使いたい場合、ERC20対応のウォレットであることが必要条件。)

Metamaskでウォレットを作る場合、Androidの場合、PlayStoreからMetamaskアプリをダウンロードして、ウォレット(Create New Account)を作ります。PCでChromeのPluginとして使うこともできるらしいですが私はスマホにウォレットを作ったのでスマホの操作を例として記載します。

ウォレットの注意点としては、アプリをアンインストールしたり、スマホを紛失・故障した場合、ウォレットも失われる点!(つまりお金が吹っ飛びます)ただし「復旧用のワード一覧」が出てくるのでそれをスマホ以外の場所に保存しておけば復旧可能(らしい)です。

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上記の塗りつぶした場所(Account1の直下)に表示されている0xで始まる数字が「ウォレットのアドレス」です。bitFlyerからここに送金します。

bitFlyerからウォレットに送金する場合、bitFlyerにログインして「入出金」で「イーサリアム」を選択し「送付」で「アドレスを登録する」で送り先アドレスを入力し金額指定して送ります。手数料は0.005ETH(約200円ちょっと)です。

注意!アドレスを間違えると二度と取り返せません!正確に入れてください!(一度少額でテストしてからの方が安心です)

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3)ウォレットからNeosのMinting Addressに送金する

最後にウォレットの送金機能を使ってNeosのMinting Addressに送金します。

Minting Addressは、Neos公式ページに表示されているアドレスです。NCRのアドレスではない点注意です。

送り先は以下のページのアドレスです。

送り先選択(To)

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SENDを押す

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送金額入力

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入力後画面(これでよければSEND)※ただEditで手数料を下げたほうが良いでしょう。

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好きな手数料を選ぶ(急ぎでないならslowで十分)

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Advancedで細かく手数料設定できるが、安くしすぎると送金失敗する(送金失敗・Cancelしてもどうも手数料取られるみたいなので注意です)

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良ければ送信(Send)

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送金完了するまで待つ(何時間もかかることもある)※Sent EtherがConfirmed(緑)になったら送金成功。時間がかかりすぎたらSpeedupやCancelで対応。

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きっと皆さんも気になること

「NeosVR管理ウォレット」⇔「Private Keyを直接自分で扱えるウォレット(Metamask等)」の間の送金は可能なのか?

=可能。標準機能で対応してます。

 実はNeosVRのメニューを見ると「NCR」表示が見える。これはNeos管理ウォレットで管理されているNCRで、パトロンになると(パトロンプランに応じて)NCRが毎月入ってくる。

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 というわけでメニュー右端の「Withdraw NCR」を押して、自分のMetamaskに送金してみた。

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Withdrawal AddressにMetamaskのアドレスを入れる。手入力はきついので、パソコン上でコピーし、上記キーボードの真ん中下の「Paste」を押すと貼り付け可能。今回は20NCR(約2ドル)を送る。

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address間違いがないか2回聞かれる。2回目はボタンが赤色のConfirmになって、ダブルトリガーして初めてボタンを押せる仕組みになっている。

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48時間以内に送金されるので待てという話。それでもうまくいかなければサポート(support@neos.com)に連絡しろとのこと。

さて、待つことにします。

なお、送金(出金)リクエストすると、自分のメールアドレスにも通知が届くので安心です。しっかり作られてます。

【追記】待ったら「半日~1日程度」で受け取れました。手数料は取られていません。つまりNeos運営側で負担しているようです。Transactionを見ると私の場合は0.003ETH(約120円)、安くはないので何度もNeos外へ送金するのは(Neos運営に負担がかかるので)やめましょう。

※なお現状、NCRのトレードはほぼ行われていないらしいので、NCRに変換した後、リアルマネーやETHに戻すのが難しいようです。そのため「NeosVRに投資するつもりで」NCRを買ったらそのままにしておくのがお勧めです。
※2021.11現在、UniswapやForkDeltaでETHへトレード可能なようです。以下のページ参照。
https://wiki.neos.com/Neos_Credits/ja


なお、逆に「Neosの自分のアカウントにNCRを入金」する場合はWithdrawal NCRの下の「Deposit NCR」を押せば良さそうです。

押したら「送り先のアドレス」が出てきただけでした。コピーボタンがあるのでコピーして、ウォレットからSendすれば良さそうです。

結局、NCRはどこで使うの?

私が今のところ考えている用途としてはこれくらいですが今後、もっと広がりを見せるでしょう、きっと!

例)投げ銭

直近だと経済圏があるわけではないので物が買えるわけではない。そういう意味だと例えば「投げ銭」で使う。相手からNeos内のアドレスを教えてもらい、そこに対して送れば「投げ銭」が成立する。

例)モデルの売買

モデルはBoothで売買することが多いですが、Neosなら直接その場で見せて、試着して、良ければ購入するということが可能です。

例)イベント参加

VRChatやNeosの現状のイベントは無料ですが、有償化することでより大きなイベントを開催することも可能でしょう。

こういうのを考えると暗号通貨がおもしろい

暗号通貨が何が面白いかというと「1つの経済圏」を作っていること。そしてある意味、最初は「おもちゃのお金」のような扱いなのに、規模が大きくなると、いつのまにか「リアルマネー」と交換可能になってしまう可能性があって、とても面白い。

暗号通貨が1つの経済圏を作っていて、その経済圏は、リアルマネーとは異なるルールで動いている。例えば、NeosVRなら「3Dモデルを中心とした世界」になるのだろうけど、現状では支配的ルールが存在しないように見える。その世界の支配ルールができると、そのルールにのっとってNCR経済が回るようになるのでしょうね。

例えば「ファンクラブ」の間で流通する通貨というのが暗号通貨の1つの使い道として考えられそうです。

イベントの報奨金としてNCRがもらえる

実はイベントの報奨金としてNCRがもらえるイベントがあります!
興味がある方は参加されてはどうでしょうか??

1位はなんと「$900相当」(4000NCR+5000CDFT、CDFTはMintingBatchの進行と共にNCRに交換されていく(詳細は上記オレンジさんのページ参照))

2位も「$500相当」(2000NCR+3000CDFT)

となってます!!

まだ人口が少ない世界だからチャンスありますよ(笑)

ではでは!ぜひ試してみてくださいね。

サポートいただいてどうもありがとうございます! これからもVRの情報を収集発信したいと思います!