ふざけたハンサム
僕は仕事柄、自分の会社の人以外の人とも一緒に仕事をする機会が沢山ある
若い頃からそーだった
なので、いわゆる「知らない人」とも仕事をする
最近でも、会社こそ違うが「知ってる」人と一緒に仕事する事はよくある
その昔、よその会社のSさんとゆー人とも一緒に仕事をする機会があった
僕が21くらいか?(20年前だ)
初めてSさんと仕事して、休憩で話したりした
当時Sさんは40歳前後か?(もはや記憶では年齢はわからんが)
このSさんは仕事は至って真面目であり
仕事中に冗談を言うようなタイプだ
背があり、体格が良く、ハーフっぽいハンサムであった印象だが、めちゃくちゃ方言なおっさん
て感じだった
しばらく同じ現場での仕事をし
その後なかなか会う事がなかった
久しぶりに会った現場は…どのくらいぶりだったろーか…
7年、8年ぶりか?
少しくらいはその前にも会った気はするが
相変わらずのハンサムなおっさんで
相変わらずな冗談おやじだった
面白い人だな〜相変わらず
くらいに思ってちょくちょく話した覚えがある
おそらくSさんも僕に絡むのがそれなりに面白かったのだろうと思う
その後、
そーいえば、会うことがないな〜
と思っていた
そんなこんなで、
最近よく一緒に仕事する他会社の人達と雑談していた時
胃がんにも種類があると聞いた
知らなかったが、いわゆる「ふつーの癌」のタイプと
「進行早くヤバい癌」のタイプが胃がんにはあると聞いた
ほへ〜!と思って聞いていた(細かくは覚えてないが)
その時、その話を話している人からSさんの名前が出てきて
あの方も、病気がわかってからは早かったらしいです
とのこと
あ?そーなん????
である
会わなくなったのは、もー亡くなってしまったからだったのだ
細かく覚えがないが、けっこー前に既に亡くなっていたらしい
今更で知った自分なので、焦る意味もなく
ただただ話を聞いて…
あんないい人にそんな事があったのか…と…
特に涙が出るわけでもないけれど
とても、ユニークで、しょーもない雑談したし、
いつかまた、うっかり絡んでくるもんだと思っていただけに
寂しくなったのだなと、しみじみした
もちろん、在籍していた会社さんのメンバーはショックだった事だろう
後から知れて良かったのかもしれない
Sさんが晩年どのような気持ちで生きていたか、知る由もないが、
そんな自分も今や40のおっさんであり
グチグチした人間をやってる暇なんか無い訳だ
(普段からグチグチしてはいないつもりだが)
ハンサムでふざけてたな〜Sさん
僕もハンサム?かは置いといて
ふざけて生きていこうと
そー思いましたよ
読んでくれてありがとう!(´▽`)