デ・キリコ展
8月いっぱいまで東京で開催されてるはずだと思うのだが
デ・キリコ展に行ってきた
9月からは神戸の方であるみたいで、もう一度行きたい気持ちはある
元々この人を知っていた訳ではなく
なんとなく電子で読んでいたファッション誌で見かけて
なんだこのぶっ飛んだ絵は?
と思い。そこから調べたカタチになる
絵画は好きだが、そんなに深い知識がある訳では無いので初めて知ったが
この人の絵のスタイルは形而上絵画と言われるスタイルらしい
(この名前も、後に付けられたようだ)
ジョルジョ・デ・キリコ
ギリシャ産まれの、イタリア人絵描きである
調べて頂ければ詳しくわかると思うが
この方の絵は、そこにあってはならないモノの配置とか
不自然な距離感や、影の存在
人では無いなにかをもちいた表現など
不自然や違和感や、不安を絵の中に作り上げるスタイル
これが形而上絵画らしい(けいじじょうかいが)
まぁ、その意味はなんでもよろしいとは思うが
なんといっても素晴らしい世界観だった
90代まで生きた人で
人生かけた作風の変化なども面白く
代表的な形而上絵画以外の作品も沢山ある
ほんとに凄かった
ポスターの謳い文句は
「不思議の世界へようこそ」
ほんとにその通りだったと思う
一流の絵描きには言える事だが、
なんでも描けるレベルとゆーか
基礎がすげーハイレベルとゆーか
結局、基本的な静物画とかもあるんだけど
そんなの当たり前にスゴいんだよね
本人的には練習だったのかな?と思うくらい
綺麗に描くなんて当たり前らしい
綺麗な風景とか、見たままを絵に落とし込むのは
1つの通過点でしかないのだと思う
そーゆーのを通り越した先に、いわゆる
ピカソで言えばキュビズムな表現とか
そーいった1つに行き着くのだと思う
僕はこんなにスゴい絵描きすら知らなかったのか!
と衝撃を受けた
近年の中では久しぶりにスゴい絵画展だったな〜と
思い、是非とも色々な人に見てきて欲しい
もー亡くなっているけれど、その人はまだ
50年?くらい前までは存在したのかと思うと
また感慨深い
50年で世界はかなり変わったと思うけれど
この創造性は唯一無二だと思うし
こんなモノが作れる人は今後いつ現れるだろうかと
もしかしたら、二度と無いかもしれない
そー思っていつも絵画を見るんだが
今はとりあえず、年内にまだ神戸で開催されるとゆーのが
とても引っかかっている
今回の東京での開催も10年ぶりだそうで
次はわからないなーと思うと
もう一度見たい気持ちがどーしてもあるんだよね〜
読んで頂きありがとう!(´▽`)