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中咽頭がん闘病記_親知らず抜歯(続き)
がん治療の前処理としての親知らず抜歯ですが、自分としては思いの外大事(おおごと)になってきたので続きをレポートします。純粋に親知らず抜歯した人にも参考になれば幸いです。
抜歯2日後が腫れのピークでした。当然腫れた部分は痛いのですが、喉の痛みも発生してきました。また、顎のあたりには内出血、さらにその痛みやあざは鎖骨あたりにも広がってきました。
心配になって「親知らず抜歯 喉の痛み」や「親知らず抜歯 内出血」でググってみると、複数の歯科医のHPで症状として紹介されているので、安心しました。今はこのような形で自分で調べることができるからよいけど、インターネットのない時代だったら不安だっただろうなぁ。
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当日から食事には制限はないと書かれていたものの、実際は口を開けると痛みがあるため、小さな口で流し込めるものしか食べられませんでした。おかゆのような流動食やとろろと生卵を混ぜた冷たいそうめんなどは食べやすかったです。あとはゼリーやプリンのように咀嚼の負担が少ないものもよかったです。
ズキズキした痛みは処方された痛み止めを飲むことで忘れることができるくらい軽くなりますが、内出血の痛みはまた別物。
また、前かがみになったりしゃがんで立つなどちょっとした体の動きでも痛みを感じるので、普段は気づかないけど、そんな動きでも顔に力が入っているんだということに気付かされました。(腰痛のときに似たような経験がある)
この腫れのせいでその後ろにあるリンパ節への転移による腫れの存在感が薄くなりました。
3日経過した本日、少し腫れはひいた模様、ただ口を開けたときの痛みは続いているので、食べられるものはまだ制限があります。正月までにどこまで戻るか。せめて年末年始は美味しいものを食べたいです。ちなみに腫れているのはほっぺの裏側で歯茎ではありません。