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カオス劇場 VIP席

この度、とんでもないカオスを目の当たりにすることとなりまして
それはまるで、演劇でも見ているようでした。

昨日、母がぼくに対してブチギレてヒステリーを起こしたのです。

理由簡潔まとめ↓
母『私が送ったイベント情報を見て、私がイベントに行きたいということをオマエは察してくれず,しかも別の人と行くなんて許せない。私はチケットの取り方も、現地への行き方もわからないんだからね!なんで察して準備してくれないの⁈』
です。

先月、母はぼくにイベント情報を2つ送ってきました。(別の日に1件ずつバラバラで送られてきました)
1つ目のイベント情報をもらった時、ぼくは 行こうぜ!とすぐに返信。
すると、行きたいわけではなさそうなうすーい反応しかなく、話は流れていきました。
なんでイベント情報流してくるんだろうか。という謎がここでうまれる。

数日後、2つ目のイベント情報が送られてきました。
別に気にならなかったし、また前と同じ感じでただ送ってきただけだと思ったので
「こんなイベントあるんだね。すごいねー」
って感じの返事をしました。
やっぱり、またこれも流れていったのでした。

この2つ目に紹介されたイベント(仮にイベントBと言います)の
情報がまた別の人から、ぼくのところに届きました。
会社の上司からでした。
行くの?って聞いたら迷っていると言っていて
一緒に行こうか⁇て言ったら行く気になったのか、チケットの抽選してみると言っていました。
この上司とはとても気が合い、仲が良いです。

そして無事に抽選を通ったぼくらは、イベントBに行くことになったのです。

そして先日、ぼくは母にも後からどんなイベントだったのか教えてあげたいと思い
「そういえば、イベントBに行ってきます!」
と報告をしたらカオスが発生致しました。

母「えーーーーーー?!なんで?あたし行きたかったのにーーーーー!!!」
車運転中でしたのでまだ落ち着いていたのですが、妹宅に到着したところ爆発が起きました。
この日はめずらしく妹宅にて夕飯を食べるという予定でした。

母「ねえ!あたし送ったよね?こういうイベントがあるよって!!!!なんで誘ってくれないのよぉぉ!!!!!もぉぉぉぉっ!!!!!」
僕「行きたいならそう言ってよ。分かんないよ言ってくれなきゃ。」
母のボルテージは上がっていくばかり。
そして「行きたかったのにぃぃぃぃぃぃぃぃーっ」
と非常に大きな叫びと共に、座っていたソファをブッ叩きました。

部屋の隅で体育座りしてみたり、少し落ち着くとまたぼくの前に来て、睨みつけながら「何で分からないの?!」と怒り始める。
そうやって人を責めているうちに、またボルテージが上がっていき
「くやしぃーーーーーーーーーー!!!!!」
と言ってまたソファを殴りつけていた。
挙句、自分の眼鏡をこちらに投げてきました。

ザ・フライングメガネ

とにかく、その全てが大袈裟で嘘みたいで
なぜ、いまぼくはこんなカオス劇場を見せられているのだろう。と思いました。
さすがに
「なんであたしの気持ちがわからないの?何でわかってくれないの?」
がしつこすぎて、一回こっちも怒ってみようと思って
「じゃあ今あんたは俺の気持ちがわかんのかよ?!」
と言ってみたけど、返事としては
あんたはあたしのこと嫌いでしょ?!バカにしてるし。そんな人をどうやって誘えば良いの?!こういうあたしの気持ちなんて分からないよねあんたには!!というような、ぼくの気持ちというよりは母の妄想を語られ、それを理由にまたぼくのせいにしてくるという、なかなか高度なテクニックを出してきた。笑

とにかくカオス劇場は母が帰るまで続き、妹が母をあやしてくれました。

この案件は、今ぼくからしか語られていない分、もちろん母の言い分もあるだろう。
けれど一貫して、気持ちを察しろ。気持ちを汲め。気持ちを分かれ。だし、さらに言えばそれを踏まえて行動し、準備してほしい。あたしを楽しませて。なのだ。

母は友達ができないという。
と、いうかそもそも人々に文句を抱いている。
スポーツのサークルに参加しても
バイトをしても
あたしばっかり大変な仕事してる。
お出かけに誘ってくれない。
みんなで話しててもあたしだけ入れない。
ぼくはこの全ては母本人が原因だと思っている。
文句しか言っていないじゃないか。
それに自分で気づいて欲しい。

だから、ぼくは母と距離を置くことにした。
もちろん、よく考えました。

まず、どうしてこんなにも大袈裟で分かりやすい責任転嫁や自己中、ヒステリーを見せられているのか?
これは何かの合図だ。と思いました。何か行動しなくては。
何度もなだめることはしてきた。
たぶんそれじゃあだめなんだ。
愛を持って、見捨てよう。
母の荷物を肩代わりするのはやめよう。

心を鬼にする。じゃなくて何も考えずそのままスッと行動を起こした。
家族のLINEから抜ける。
母のLINEアカウントをブロックする。

また時がくれば再会することもあるでしょう。
母が自分を振り返り、内観し、成長を遂げて戻ってくる日を信じて、ぼくはその日を楽しみ待つことにします。






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