【卒業論文】自分らしいストーリーを綴っていく
不思議体験と思い出の2つをnoteに書きたい!
いい文章が書きたい
「あ、ごめんなさい。全部読んでなかった」
配信しているメルマガを最後まで読んでもらえていないことは薄々気づいていた。「~することができる」という冗長表現を使いがち、法律の解釈の関係できっぱり言い切って書けないことが多い。
2023年春、ライティング塾(ものキャン)に入ったのは、最後まで読んでもらえるメルマガを書きたかったから。ものキャンは、マーケティングを学びながら電子書籍出版をめざすライティング塾。そのために「Kindle本」をたくさん読んでいた。
2023年のじっとりした夏の暑い朝もベットでKindleを読みはじめる。時計の針は4時過ぎ、頭がはっきりしている時間を有意義に使おうと、この日もスマートフォンで読み始めた。
本をめくるうちにガバっと起き上がった。
醸すパントリー発酵するストーリー
その朝の本は、心のなかがほっとする半フィクションのストーリー。
麹の世界を知る。著者の他の本と全然違うテイストだった表紙は目を引いた。ストーリーへのこだわりや、発信軸は「麹」な、こだわり感のあるブランディングに憧れる。
「いいなぁ」窓を開けながらひとりごとを言った。本を読みながら家事をしているわたしに向けて、ぶっきらぼうな「行ってくるよ」の家族の声が階下で聞こえた。本に夢中で「行ってらっしゃい」を言ってなかった。
このなべひろさんの本との出会いが、ストーリーを学んでみたいと思ったきっかけでした。
ストーリーの学び舎
プロの脚本家である永妻先生からオンラインで受講するストーリーカレッジ(ストカレ)。
・時間を捻出できるか?
・ついていけるのか?
・最後まで読んでもらえる文章が書けないのに?
悩みつつも、11月ストカレ2期生として入学させていただいた。ものキャンの同期もいて心強い。
永妻先生が15年で得たスキルを3か月の講義で伝授してくれるそうだ。本講義、補足会、特別講義はずっとあたたかい空間。
永妻先生は褒めて褒めてまた褒める。さらにもっとよくなるコツを優しく丁寧に教えてくれる。
講義中のワークでは、自分の意見や考えをチャットに打ち込む。
あるとき、「永妻先生が脚本家と声優のダブルワークで活躍する」ことを書きたかったけど、表現力不足で先生に伝わらなかったことがあった。
こういうとこだよな。情報を羅列しがちな自分。ここを直したい。それに、ストーリーを身につけたら「書いてみたいこと」がある。
ストカレの学びの体系
ざっと次のような流れでストーリーを学びました。
1 ログライン
2 note執筆
3 マインドマイスターで構成作り
4 2万文字執筆
5 物語のログライン
・出版用課題 表紙、特典
・卒論 ←イマココ
補足会と各分野のフロントランナーの特別講義が開催された。ある日は試写会という特別講義で9人のメンバーの作る「ストーリー」を聴けた。みなさんの文章はとても上手でかっこよかった。
レベル高っ!
「とんでもないところに入っちゃったかなー」と呆けて遠くを見た。
でも全然気にならない。レベルの低い自分もストカレ生でいていい安心感がある。あたたかい学び舎ストカレ。
2万文字の原稿執筆に挑戦
12/24 第4回の講座後、速攻で楽天トラベルのチェック。ストカレ4回目課題の2万文字を書くために、執筆合宿用にホテルの予約をした。
自分のモチベーションアップのために、12/28 イラスト発注。準備万端。
5回目講義は神回
講義の時間が延長になり、受講生の「やりたいです」のチャットに先生が向き合ってくださって、全部で7つのワークに取り組みました。同期のみなさんの書き込みは大きなストーリーの学び。
日曜日だったのでわたしの回答は競馬場ネタばかりだったことは穴を掘って埋めたいけれど。こんな熱い学びの時間を過ごしたことはいつまでも忘れないと思う。
5回目補足会の課題は表紙デザイン。
1冊目の表紙をコピーをして、文字だけ変更した。なつめももこ先生に添削してもらえるのは大チャンス。だけど、残念ながらセンスのかけらもない。
12月に予約しておいたひとり執筆合宿にスマホをオフして臨む。チャットツールのアカウント名も「ひらじむ・1/14までお返事遅くなります」と全部変更した。「課題締切日翌日」にしてもらったものキャン同期とのランチ会もがんばるパワーだった。準備万端。
ひとつのことに取り組むたいせつさ。
集中力が大事だと改めて感じる。
書いている2万文字は「パラレルワーク」(複業)の話だけど……
楽天トラベル、イラスト早め注文、同期ランチと人参をぶらさげたわたしは2万文字を書き上げた。やったー!
欠席した卒業式の夜に……
私用のため、卒業式の最終講義に参加ができなかった。疲れ切ったその日の夜、Slackに届いたメッセージを読んで涙がこぼれた。
ストカレのコンシェルジュさんのあたたかな気くばりに感謝する。思いがけない賞もいただき、だれかと間違っているのではないかとドキドキして明け方まで寝られなかった。
2つのnoteをアップできた!
ストーリーを習おうと思ったときに書きたかったこと
2のタイムマシン話は課題2つめのnoteでクリアできて、
1のチェストひとつで暮らし、いろんな商売をしていた88歳のなおえさんからの学びは、タイトルは「メンターは88歳」で4章にわけてnoteにアップできました。身の程知らずですが、noteの創作大賞に応募中です。
記念受験ならぬ記念応募。
ストーリーを書き続けたい
ストカレを卒業後すぐに、実におもしろい仕事をいただきました。守秘義務の関係で詳細は書けませんが、いままでやってきた仕事×ストーリーで新たな分野を作ることができました。
また、定期的に書くお堅い記事に「セリフ」を入れて、クライアントから「臨場感があるね」とお褒めのお言葉をいただきました。
ストーリーを活用できています。
5回目課題「子ども部屋おじさん」のストーリーの構成も作っています。
実在する「子ども部屋おじさん」になにかのはずみで「え? これ、オレの話? 」とならないように承諾を取りに行きました。
ひらじむ:「前に聞いた仕事話をネット記事に書いてもいい? 」
子ども部屋おじさん:「光栄だねぇ~」「できるだけエロく書いてよ」
と快諾。エロくの要素は皆無だが、不義理はしないで済んだ。
永妻先生から学んだこと、同期のみなさんと切磋琢磨したワーク、課題に夢中に取り組んだことを糧にこれからも自分らしいストーリーを綴ってまいります。