麻雀系YouTuber/配信者のための機材選びPC編
仕事の都合で2ヶ月に1回ペースでPCを買ってます。平澤です。
麻雀系でYouTubeをやってみたい!配信してみたい!と思う人が増えてきているので各用途に合わせて必要なPCを紹介していこうと思います。
結論から言うと私はapple信者なので昨年秋にリニューアルされ化け物みたいなスペックになったM1Macを紹介するのが目的の記事ですが、とはいえやりたい活動によってはMacはまったく役に立たなかったりするのでそこはフェアに解説していきます。「こういう目的ならまじでMacがおすすめ」って書きたいがための記事です。
大前提としてPCのスペックなんていうのはお金を積めば積むほどよくなります。よく「どれくらいあればある程度こなせますか」みたいな質問をもらいますがある程度のラインが人によってまるで違ったりもします。F1マシンのスピードに慣れた人はフェラーリですら満足できないかもしれないし、一方で軽自動車で日本横断するのを苦に思わない人もいます。
今回はエントリーモデルとして、これまでハイスペックマシンを使ったことがない(F1カーの世界を知らない)人が比較的安価に、ストレスなく活動できるマシンを紹介します。仕事などでF1カーに乗ってる人はストレスを感じると思うので気をつけてください。
Vか実写か
ここからは活動の内容によって変わってきますが最初のポイントはVTuberになりたいのかそうじゃない(実写)のかです。
VTuberになりたい人はその時点でMacが選択肢から外れます。
なぜならVTuberのあのイラストを動かすソフトがMacでは起動しないからです。他のソフトを使ってなんとかできないことはないですが、基本的にパソコンの世界で「イレギュラーなやり方をする」というのは高度な知識が必要で、高度な知識を持ってる人はこんな記事を読んでるわけがないのでここでは無視します。
VTuberやりたいならWindows一択です。スペックについては他の要素にも影響されるので後述します。
VTuber以外の活動をしたいと思った方、おめでとうございます。あなたにはまだMacを使う選択肢が残っています。よかったですね。
麻雀以外のゲームをやるかどうか
今回は私が麻雀系の人間なので麻雀系を中心に説明していますが、麻雀系以外のゲームもやりたいという人は注意が必要です。
最近でいうとamong us、少し前でいうとFall Guysといったゲームの配信が流行りました。そういうYouTubeで流行るゲームの大半はsteamというプラットフォームで販売されるものです。
よくわかんないという人は、PS4とかSwitchと並んでsteamというゲーム機が人気であるとイメージしてください。ただこのsteamというゲーム機は実体はなくそれ自体がパソコンの中にあるソフトウェアです。
さてこのsteam、windowsでしか動きません。
なんなの?
したがって上記のようなゲームをやりたいと思っている人もWindowsを使う他ありません。かわいそうですね。
雀魂や天鳳はMacでも動くので麻雀系のゲームしかやるつもりのない人はMacを使う権利があります。
おめでとうございます。
動画編集をやるかどうか
つづいて必要なスペックを知るためのお話をします。
まずYouTube等で活動する場合、編集した動画を出すか生配信だけをやっていくかという2つの方向性があります。
数字を伸ばしたいなら編集した動画を出すべきなんですがそれは今回の趣旨ではないので割愛します。
この動画編集はまあなかなか高いスペックが必要とされますので、ここでひとつ必要となるスペックが変わってきます。
細かいことは書きたくないので動画編集をやる人は「高スペック」、そうじゃない人は「中スペック」だと覚えておいてください。具体的な数字はあとで出します。
ちなみにMacを使う予定の人は後述しますがスペックは意識しなくて大丈夫です。
3Dのゲームをやるか
ゲームの中でも3Dっぽいゲームというのは特に高スペックが要求されます。具体的にはApexなどのFPSゲームやマインクラフトなどです。
こういったゲームをやる予定のある人は「高スペック」そうじゃない人は「中スペック」だと考えてください。
こう考えると今流行っているジャンルで高スペックが必要じゃないのって雀魂くらいなものかもしれません。麻雀特化YouTuber(VTuber)はかなりリーズナブルです。
ここまでの内容をまとめるとまず「Windowsを使わなきゃならない人とMacを使える人」に分かれて、Windowsの人は「高スペックと中スペック」にわかれます。この3分類だけです。今回はこれだけでさくっとまとめます。パソコン好きな人が見たら卒倒しそうですが、いきなりグラボの性能とか語り出すのは麻雀初心者に符計算教えるようなものなので気をつけましょう。
Macを使える人
上記の説明でMacを使えるとなった人はマジでMacを使うべきです。これは自分がapple信者だから言ってるわけではなく、今実際にYouTuberの間ではこれまでWindowsを使ってた人たちがMacに移行するということがかなり増えています。
なぜかというと去年の秋にでたM1という新しいチップがめちゃんこ優秀なのです。
車でいうとこれまでMacとWindowsというのは、全然別の車のように見えつつ実はエンジンは同じものを使っていました。インテルという会社から仕入れたエンジンを両方使ってたんですね。
で、パソコンというのはこのエンジンの性能で値段が変わるので、MacにせよWindowsにせよ同じ性能ならだいたい同じ値段でした。
(いやMacの方が割高だっただろとか思ったそこのWindows信者!そんな細かいことはどうでも良くなるほどの変化が起きているので黙っているように。)
ここにきてMac側がまったく新しいオリジナルのエンジンを開発したんですね。それがめちゃくちゃ安くて高スペックです。あまりのコストパフォーマンスにガジェット系YouTuber達は一時期Macのレビュー動画しか出さなくなりました。
どれくらいの差があるかというと、私がこれまで使っていた20万円以上するMac(=Windowsと同じようなコスパのもの)よりも、10万円そこそこで手に入る新型Macの方がはるかに高いスペックだったのです。
つまりMacを使ってできる活動をするのにWindowsを選ぶというのは、その価格差を補うくらいの理由が必要です。
真面目に話すと、その「理由」がある人というのも少なくないと思うので、Windowsを選ぶこと自体はありえるし自分も購入していますが、この記事のターゲットはあんまりパソコンのことわからないという人なのでそれならMac一択と言って良いと思います。
Macの中にもいろいろあるんですが一番安いモデルで十分だと思います。
メモリ8GB、GPU7コアのMacBookAirで定価は税込で12万円ほどです。
amazonで探すならコレですね。
appleの整備品(出荷前に初期不良がみられたものをapple自ら直したもの。外箱が違うだけで中身は正規品と同じになっている。)だと税込で10万円切ります。
ただ整備品はすぐ品切れになるので、欲しい方は見張ってください。今みたら一応在庫あったのでリンク載せときます。
「こんな安いマシンで大丈夫か」と思う人のために説明すると、メモリ8GBでAdobePremiereがガンガン動きます。ただせっかくMacにしたのでFinalCutProXの方が現状は恩恵が大きく良いと思いますが。
ちなみに平澤はメモリ8GBでGPU8コアのもの(定価で14万くらい、整備品で12万くらい)を使っていますが、実写の動画を4本を並べるというかなり重たい編集をやってもサクサク動きますし書き出しも一瞬です。
Windows中スペック
上記でWindowsの中スペックが必要となった方、麻雀系で具体的にいうなら「雀魂だけをやるつもりのVTuber」みたいな人ですがその人には次のようなスペックのものをおすすめします。
CPU:最新のcorei5、1世代前くらいのcorei7、Ryzen7
メモリ:16GB
グラフィックボード:GTX1660くらいのやつ
です。意味わかる方はこの辺で探してみてください。意味わからない方向けにぱっと良さそうなやつを出すとこの辺でしょうか。
探せばもっと安いのあるかもしれませんが、これまた言い出すとキリがありません。YouTubeを伸ばすのが目的ならばPC選択で最適解を目指すよりS級ミスだけ避けてさっさと買って活動はじめる方が重要だと思います。
じっくり探したい人は上記のスペックを中心にみてみてください。
Windows高スペック
Windowsで高スペックが必要となった方、具体的には
・VTuberかつApexとかやりたい
・アニメーションなどをガンガンいれた手の込んだ編集をしたい(けどMacは使えない)
みたいな人ですね。そういう人は
CPU:最新のcorei7かRyzen7
メモリ:32GB
グラフィックボード:GTX 2000番台以上
って感じになると思います。2000番台でもスペック全然違うだろ!みたいなのは割愛します。
ざっと探した感じメモリが16GBなのが少し不安ですがこの辺でしょうか。
デスクトップならもう少し安くはなると思いますがざっくりこんな感じです。
編集ソフトについても触れようと思ったけどそれはまた次の機会に!なんか書き忘れやつっこみが入ったら加筆修正するかも。
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