麻雀初心者卒業検定:牌効率編①
麻雀初心者卒業検定ドリルの牌効率編①です。
この記事のコンセプトはこちらから。
有料記事となっていますが、無料部分で学習のコツ+問題2問。有料部分で残りの問題10問という構成となっております。マガジンで購入するとお得です。
https://note.com/hirajangeki/m/m6e8f1459da1d
初心者が何切る問題をやるときの注意点(学習のコツ)
今回は牌効率編です。
牌効率という言葉も考えだすと複雑なのですが、初心者がまず覚えるべきは「受け入れ枚数」もしくは「最速でテンパイするための手順」です。
巷の何切るコンテンツのうち、ある程度難しいものは「Aを切るのが受け入れ枚数が多いが、打点をつけるためにBを切る」といった答えの問題がでてきます。
それはもちろん正しく、重要なのですが、言い方を変えるとこういう問題は「受け入れ枚数のことは当然わかっててAを切る人が多いと思うけどこれは例外なんだよね〜」ということです。
つまり受け入れ枚数についてよくわかってない人はまずそれを学ばなければこの手の問題をやっても意味がない(正しく使い分けるのが難しい)んですね。解説に混乱することもあるでしょうし、受け入れ枚数を理解せずたまたまBを選べても意味がありません。
例えば雀魂でなかなか金の間を抜けられない、みたいな人は何切る問題をやるときに
・打点に関する言及がある問題は無視する
・もしやるとしても受け入れ枚数最大の選択をできていたら及第点と考える
のが良いと思います。
学習はひとつひとつステップを上げていくのが重要なので、「何切るとしての正解」が「あなたが覚えるべき一打」であるとは限りません。
したがって今回は、打点はほぼ関係なく、受け入れ枚数が最大になる選択を選ぶ問題です。
(受け入れ枚数がほぼ変わらない場合につきドラや明確に見えているタンヤオなどを優先する場合はでてきますが、それを主題とする問題はありません。)
12問中10問以上正解なら、少なくとも「受け入れ枚数を把握する技術」は中級レベルに達していると言えるでしょう。もし現状金の間などで勝てていないのであれば「単に下振れを引いている」か「牌効率以外の技術(押し引きとか)に致命的な弱点がある」可能性が高いと思われます。
第1問
では早速第1問。
答えはスクロールしたら出てくるので、答えを見る前にゆっくり考えたいというかたは画面をとめて考えてください。何行かは開けるようにします。
ちなみにここは無料範囲なので、有料範囲の問題のレベル感が伝わるような問題にしました。今回の記事の中ではこれが「そこそこ難し目」くらいのレベルです。これがわからなかった、ノータイムで選択できない、という人は続きの内容もお役にたつと思います。
答えは6pです。
ただし今回はあくまで「受け入れを理解すること」が重要なので4mでも正解とします。
考えられる誤答としては3mや5pですね。それぞれ比較するとこんな感じです。
今回間違った人は例えばこういう形、
ここから5pを切って「リャンメンは強い形だから固定しましょう」というのと混同しているものと思われます。
この牌姿と問題の牌姿の何が違うかというと次の通り、トイツの数が違います。
麻雀の手牌は「ブロック数」「トイツの数」で分類するので、これらが違う牌姿に対して同じセオリーを当てはめようとすると間違いがでます。何切るで学ぶときはぜひブロック数とトイツの数に注目してください。
ちなみに4mと6pの比較は、6pを切ったほうが赤5mと赤5pを両方受け入れられるためどちらかといえば6p切りが正解となりますが、最初に話した通り受け入れ最大の選択を理解するのが重要なのでここでは4m切りも正解とします。
第2問
では第2問
いわゆる5ブロック理論といわれるロジックを理解しているかが問われる問題です。
答えいきますよ…
答えは1mです。トイツ落としですね。考えられる誤答としては1sや3sでしょうか。
まずこの手をブロックに分解してみます。ブロックというのは「メンツか雀頭どちらかになりそうなパーツ」ということですね。
麻雀は4メンツと1雀頭、あわせて5ブロックを作るのが目的のゲームですから、現状は1つ余計に持ってることになります。したがってこの中で「一番使えなさそうなブロック」を切ります。
そう考えたとき、先ほども少し触れたとおり「トイツが3つあるときのトイツ」は残しておいても受け入れが少ないので①を切る、ということです。
「いや、3sを切ってもトイツをひとつほぐすことになるのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、それだと結局6ブロックのままですよね。
6ブロックのまま進めるのは、手が進んだときに必ず困る(形が弱くなる)という弱点があります。
結局アガリ形は5ブロックなのですから、遅かれ早かれどこかのブロックは切ることになります。であれば133という受け入れの多い形(2を引いても3を引いても良い)はそのまま活用したほうが強いわけです。
少し難しい理屈ですが「6ブロックある手牌はとりあえず5ブロックにする」と覚えればこの手の問題は8割型正解できます。
こんな感じで画像もたくさん使いつつ、少しでもわかりやすくなるよう解説していきますのでよかったらご購入お願いします(牌効率以外も学びたい方はマガジン購入がお得です!)
https://note.com/hirajangeki/m/m6e8f1459da1d
第3問
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