円安で見直すべきは子育てのライフプランと何?
娘の成長を応援したいのは親心。そこに大きくのしかかるお金の話。ライフプランを見直すだけでなく、本当に準備しておくものは何だろうか。
小6女子の未来を考える
我が家には、中学受験に挑戦する小6女子がいる。学校説明会でチェックするポイントに大学の進学先がある。最近は国公立、早慶、GMARCHの響きの中に「当校は海外の大学にも・・・」このワードを耳にすることが多い。
高校卒業したらどこにいる?
総理大臣を議長とする教育未来創造会議の提言で「今後、より強力に高等教育段階の人的交流を促進し、質の高い大学や留学生の交流を積極的に進める」と記載がある。高校卒業後の選択肢に海外という選択肢は当たり前になるかもしれない。そうなると6年後の娘はどの国にいるのだろうか?
ライフプランを再設計
娘が海外へ行くとなると学費はもちろん生活費等も必要となる。海外でカップラーメンを食べるにしても、円安であれば円を多く準備しなければいけない。行く先がアメリカとするなら物価上昇も考慮しなければならない。我が家のライフプランの再設計が必要だ。ライフイベントにあわせて計画を見直すことは一般的。そこに円安や経済動向の要素を盛り込まなければいけない。
再設計ではなくリセット。
娘が生まれた2012年の米ドル為替レートは1ドル80円前後。現在が150円前後。12年でこの70円の差。この事実をみるとライフプランは再設計どころかリセットだ。お金の「使う」だけでなく「持ち方」も見直しが必要だ。円だけでなく外貨も保有、株式等の変動型の金融商品も含め分散投資で検討する必要がある。
お金の計画だけでいいの?
娘が成長することは嬉しいこと。そこに向けライフプランを見直してお金の準備をするのは大切。だけど本当に準備が必要なのは娘が海外に行くことを考えると円安の影響でマネープランだけではなく、ハートのプランニングも今から計画しておく必要だろう。果たして何をすればいいのか。まずは妻との対話がはじめの一歩。
●3A分析
Audience: 子育て世代のパパ・ママ
Action: ライフプランとマネープランの見直し。
Atmosphere: 夫婦円満・家族平和と笑顔