見出し画像

チャーチルとタクシー運転手のユーモア

第二次世界大戦中にイギリス首相だったウィンストン・チャーチルは、ある日、英国放送協会(British Broadcasting Corporation:BBC)で国民向けの大事な演説を控えていた。その一時間前に通りでタクシーを止めて、運転手にBBCまで行ってくれと伝えた。しかし、運転手は相手がチャーチル本人だと気づかず、そのロンドンの地域とは反対方向にある自宅に帰ってチャーチルの演説をラジオで聞きたいから無理だと言って、乗車を拒否した。これを聞いたチャーチルは嬉しさのあまり、当時としては高額の1ポンドを運転手に渡すと、運転手は嬉しそうにドアを開けて、「どうぞ乗ってください。もうチャーチルの演説なんかクソくらえだ!」と言った。

私は学生時代にこのユーモアが英語関係の本で紹介されているのを見たのを覚えていますが、ネット時代の今は、キーワード検索すればこういう情報を簡単に見つけることができる時代で、英語情報へのアクセスが容易な本当に便利な時代になったものです。

画像:X

いいなと思ったら応援しよう!