【噛んで砕こう】今話題沸騰中?Engrishを考察③
どうもこんにちは。
水島ひらいちの八重です。
個人的にドハマリしているこのEngrishのサイトの解説ですが、早いもので第3回となりました。
このサイトを見ていると、日本産のEngrishだけではなく中国・韓国などの東アジア諸国に満遍なく散見されていますね。我々も人のことを言えないのですが、一つ言えるのはこのEngrishの要素の一つになっているのは、中途半端なウェブ翻訳サービスの台頭でしょう。笑
さてさて、Engrishについての前回・前々回の記事はこちらを御覧ください。
それでは早速いってみましょう!
タイトル:
唯一分かることといえばこれがレッドラベ…いや、気にしないでおこう。
Johnnie Worker
Red Labial
(ジョニーワーカー レッドラビアル)
これはEngrishというよりもパロディ、いやパチモンですね。
本来であればJohnnie Walker Red Labelという名称で、ジョニ赤の通称で親しまれている世界的に有名なウイスキーです。
よく見るとイラストも違いますし、これは精巧なパチモンでしょう。
ちなみにLabialは「唇の」という形容詞。音韻論とかで使われますね。
とはいえ、ジョニ赤って別に高級ウイスキーでもないですし、パチモンを作る意味があるのでしょうか…?笑
タイトル:
もしカカシが土木業界だったら。
(右上)Yafo D(ヤッファ地区)
(左上)Other Directions(あっち)
言い間違いではないんでしょうけど、右上の"ヤッファ地区"への明確な指示と、左上の投げやり感の対比が素晴らしいですね。
下の看板、要らなくね…?笑
ちなみに調べてみたら、Yafoというのはテルアビブにあるヤッファ地区のようです。Yafo DのDはDistrict(地区)ということでしょうか。(適当な訳)
タイトル:
チームのマスコットキャラなんて聞くに聞けない。笑
STD Strathclyde(STD ストラスクライド)
STDとは、Sexually Transmitted Disease(性行為にて感染する病気)、つまり性感染症のことです。
英語圏でSTDというとほぼこの概念となります。
イギリスのグラスゴーにあるストラスクライド大学のチームのことを指しているのでしょうが、ちょっとアクロニム(頭文字)の具合が悪かったですね。
こういうアクロニムでの被りって結構あるので仕方ないといえば仕方ないのですが…例えば私の専門知識でルーティングプロトコルに関するRIPっていう言葉があるのですが、これって英語では普通にRest In Peace(ご冥福をお祈りします)っていう意味になるんですよね。
こういうアクロニムのことについてもまたいつかお話できればと思います。
また次回!…と言いたいところですが、このEngrish.comのサイト、更新が頻繁ではないのでなかなか目新しいものが見つかりません。笑
もしまた見つけたら第4回として更新しますので、その時はお楽しみに!
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