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水島さんの交換日記#141「戻ってきたおばあちゃん」

こんにちは。
水島ひらいちの八重です。

そういえば高校の時に涼がやけに爽やかな香りを漂わせとるなと毎日感じとったんじゃけど、そういうことじゃったんか。
茶髪にする方法って何か流行ったよな。太陽の光を浴びまくるとか、ビールをかけるとか。ここで話してくれた黒歴史は内緒にしとってあげるけん俺のことも詮索せんでな。

冠婚葬祭の話

結婚式の話は、涼が知っとる話であんまり語らうことができんけん
せっかくじゃし葬儀の時にあった、ちょっと不思議な話をさせてもらおうかな。オチがあるわけじゃねえけん勘弁してほしいんじゃけど。

ちなみに、昔こんなオチがある怖くない話を執筆したのを思い出した。
オチのある怖い話ってもう完全にヤバいやつじゃもんな。

<戻ってきたおばあちゃん>

ウチの両親は当時珍しい高齢婚で、俺が産まれた時には父親は40歳じゃった。
そんな家庭じゃけん、俺が小学5年生でおばあちゃんが亡くなったっていうのもそんなに不思議じゃなかったんじゃと思う。

でも、人が死んだ姿を見るっていうのは何か異質な雰囲気を感じとった。
それこそ当時は多感な小学生。人の死についてぼんやりとした理解はできとったけど、それが実物として現実世界に現れたっていうのは大きな出来事じゃった。

そもそも、俺が産まれた時にはおじいちゃんは両方おらんくて、おばあちゃんだけ健在しとった。これは母方のおじいちゃんじゃけど、俺が生まれる3日前に亡くなったらしい。
おばあちゃんにはよく「お前は○○(おじいちゃん)の生まれ変わりやき」って言われとったわ。

小5で亡くなった父方のおばあちゃんも、俺のことをよく可愛がってくれとった。家にお邪魔した時は毎回濃いめのカルピスを作ってくれとって、それが好きだったな。おばあちゃんの遺品整理の時に、俺の名前が書かれたカルピスを貰った時は、確かワンワン泣いたと思う。

葬儀も終わって、四十九日の法要があった時、一回だけ「おばあちゃん戻ってきた」って思ったことがあった。
その日はおばあちゃんの家に親戚が一堂に会して法事をしたんじゃけど、その時のお仏壇の右側のロウソクの火だけが異常に燃え上がっとったんよな。

もちろんその時は風が通るところに仏壇があるわけでもなかったし、左側のロウソクは静かに燃えとったけん、今思い返したらあれはおばあちゃんが見てくれとったんじゃろうなーっていう。
この話、誰にもできんかったんじゃけどここで書けたけんちょっとスッキリしたわ。

キーワードで検索してみたら、ベルヌーイの定理やらロウソクの芯にムラがあるやらスピリチュアルもクソもねぇ説明があったけど、それはおばあちゃんが来たってことにさせてくれよ。笑

<次回のお題>

ハマったゲームを紹介してくれッ!!

先日、大晦日の記事でお互いのAmazon購入履歴を公開したら
涼は結構ゲームに関するものを紹介してくれとったが。

それこそ、俺もこの前の交換日記にボードゲームのことを書いたけど、オンラインゲームでもカードゲームでも指スマでも、なんでもええけんハマった遊びを教えてほしいなと思ったッ!

\こっちも見られーよー/


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