水島さんの交換日記#171「いつの間にか香川に持っていかれたアレ」
どうもこんにちは。
水島ひらいちの八重です。
前回の記事はこちら。
こういう話面白ぇな。酒の席で狂った大人は数人見てきたけど、タガが外れる瞬間が垣間見える瞬間を描かれるとは。
本筋とは逸れるけど「喉ちぎれるくらい吐いた」って表現かっこええわ。
俺もえびめしを食べたのは大学生になってからなんじゃけど、やっぱ地元の名物って小さい頃に食べんことあるよな。
えびめしの事を色々書こうと思ったけど、そんなに知識ないし今日は全国区グルメになったアレについて書いてみようかな。
<いつの間にか香川に持っていかれたアレ>
丸亀製麺、はなまるうどん…全国チェーンのうどん屋さんが日本のランチ事情をひっくり返してから久しい。
津々浦々で麺の食感とかスープの味がバラバラだった群雄割拠の中、実質的な天下統一を果たしたのは讃岐うどんと言っても差し支えないじゃろう。
(※ ちなみに丸亀製麺は兵庫の会社)
讃岐うどん店でも定番になっとるとあるメニュー、これ実は岡山県がルーツになっとんよな。それは
ぶっかけうどん。
もちろん俺も大好きなんじゃけど、『讃岐うどんと言えばぶっかけうどんだよね~』とイキっとる人を見かけたら分かってねえなコイツ…と悪態をついてしまいそうになる。笑
白壁土蔵の文化が残る倉敷市の、小さな店舗『ふるいち』から始まったこのメニュー、もともとは店主さんが麻雀の途中でも食べられるズボラメニューから始まったんよな。
じゃけん、忠実にぶっかけうどんを再現するってなったら大根おろしもレモンも胡麻もいらんくて、出汁醤油と最低限の薬味だけ。
ちなみに香川県がぶっかけうどんのメインストリームになっとることについて、倉敷市民は何とも思ってない…というか、ふるいちに行くよりも丸亀製麺とかはなまるうどんに行くことの方が圧倒的に多そう。笑
岡山名物としてネーミングライツとかを主張してもええはずなのに、文化の発展のために競合を黙認して寧ろ競合の発展を喜ぶ岡山県民たるや。
無償利用のできる優れたOSのLinuxは完全オープンソース(レシピを全部公開すること)にしたことで人気と品質を得たんじゃけど、それに近いものを感じるわ。
ぶっかけうどんはLinux。
そんなアナロジーで締めさせていただく。
<次回のお題>
今年感じた(別に今年感じてなくてもええけど)東北地方特有のカルチャーギャップを教えてくれると参考になるで。
俺の場合10年以上隣県に移住しとっても、今だにカルチャーギャップを感じることがあるけん涼の場合その度合いが目まぐるしそうじゃな。
\こっちも見られーよー/
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