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水島さんの交換日記#223「いいお客さん・いい店員さんになるために」

どうもこんにちは。
水島ひらいちの八重です。

前回の記事はこちら。
俺は大学生の頃は猫派ではなくて、犬を飼っとったけん犬派だったんじゃけど…こんな経験があったら一瞬で猫派になっとったかもしれん。
今でこそ猫と一緒に暮らしとるけど、これは羨ましすぎるエピソードじゃな。もし野良猫じゃったら身体が死ぬほど汚ぇけん気をつけんとおえんけどな。笑

サービスな話

俺もほんの5~6年前は旅館業界で働いとったし、何をされるとお客さんが喜んでくれるかが大体わかるようになった。
飲食店バイトもやってきたし、そんな中で感じたことの話とか。

<いいお客さん・いい店員さんになるために>

「サービス業では『お客様は神様』と言うけれど、これって
 客が使う言葉じゃないから!」

テレビとかでもたまに言われるこのセリフ。
結構手垢のついた発言じゃけど、まさにこれが真理なんよな。
客はサービスを受けるありがたさを享受しておくべきじゃし、そういうお客さんに対しては店員も一回り上のサービスが提供できるようになる。

たまにGoogle Mapsの口コミで
『ここの店員は態度が悪い』とか書かれとるのを見ると、店の教育ももちろんじゃけどその店員さんが今までいいお客さんに出会ってこんかったんじゃろうなーって哀しい気持ちになる。もしかしたらその口コミ書いた人が態度悪くて、それが鏡みてぇに店員さんに移った可能性もあるしな。

旅館で働いとったときの話。
月に1回くらいのペースで泊まりに来るおばあちゃんがおった。
かなり恰幅がよくて、いつも杖をついとる白髪のおばあちゃん。物腰柔らかで言葉遣いも丁寧な方じゃった。
そのおばあちゃん、泊まったら会うスタッフ全員に声をかけて回っとった。
「今日はお世話になります」
「お風呂気持ちよかったです」
「お部屋の掃除ありがとうね」
などなど。
こんなん言われたらもちろんスタッフも嬉しいわけじゃが。
そのお客さんが泊まりに来るときは、うちのフロントスタッフも積極的に荷物持ちに行ったりとかしとった。

ウチの施設は旅館の他に日帰り温泉施設もあるんじゃけど、そのおばあちゃんは朝食付きのプランで泊まって、夜ご飯は日帰り温泉施設のレストランで召し上がる。美味しい美味しいって言いながら食べてくれとるらしくて、レストランのパートさんからも評判がよかったんよ。

いつの時か、フロントでそのおばあちゃんと接する時があって話を聞いたんじゃけど
「わたし、長い事独り身で、家におっても寂しいだけなんです。
だからこういう所にきて、人に優しくしてもらうと私も嬉しくなってしまって…。」

いやぁ、こういうことなんよな。
一方的にサービスを受けて満足するんじゃのうて、そのサービスをありがたいと思ってその気持ちを表すってのがお客さんの立場で大事なんかもしれん。

もう結構前になるけど、この話を思い出してからお店でなるべく感謝の気持ちを言葉にして伝えたりしとる。

昔はこんな記事も書いたなぁ。

<次回のお題>

行列に並んだ話

行列ができるほどの名店だったり、テーマパークの人気アトラクションだったり、人が集まるところには常に争いの火種…行列ができるよな。
そんな行列に並んだ時の思い出話があれば教えて欲しい!
行列といえば某ネズミのテーマパークはファストパスが今無いらしいな。はやく復活することを願って已まんで!行く機会ないけど。

\こっちも見られーよー/


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