ビールの醍醐味は「泡」?チェコで人気のビールについて
どうもこんにちは。
水島ひらいちの八重です。
さて、先日早速「ビール検定に挑みます!」と啖呵を切った以上はビールに関するオモシロ知識の紹介もさせていただきましょう。
ビールといえば「泡」…と言われてもピンと来ない方もいらっしゃると思います。泡って飲めないですしね。
しかし、この泡にはしっかり役割があります。
ビールの香りや炭酸を飛ばすのを防ぐ
ビールが空気に触れにくくなり、酸化して風味が悪くならないようにする
苦味を吸着して、マイルドで旨味を感じさせる役割もある
と、このように「泡」は知らず知らずのうちに我々に恩恵をもたらしています。『泡立ちの悪いビール=品質が悪い』というバロメータにもなります。
ちなみに、泡立ちがよいビールは
「タンパク質、イソアルファ酸(苦味成分)、炭水化物、無機塩類」
のバランスが良いものとされています。逆に、「脂質、脂肪酸、プロテアーゼ(タンパク質分解酵素)」が多いと泡立ちは悪くなるそうです。
さてさて、ビールの本場であるチェコには「ミルコ」というビアスタイルがあります。
ピルスナーウルケル(ピルスナービールの一種)の注ぎ方のひとつで、
写真を見ていただくとわかりますが、ズバリ「泡」!
牛乳を意味する「ムリーコ」の愛称で呼ばれているとか。
上記のサイトにより更に知った知識なのですが、
ピルスナーウルケルの注ぎ方にはミルコの他にも
「ハラディンカ」(指3本分の泡)
「シュニット」(泡が6割程度、上まで注ぎきらない注ぎ方)
というのもあるみたいです!
チェコでビールを飲もうと思ったら1杯じゃ済まされないですね…笑