【噛んで砕こう】ビアスタイル#1「分類方法のキホン」
どうもこんにちは。
水島ひらいちの八重です。
今秋に向けてビール検定の勉強をしていく中で、外せない項目として挙げられるのが「ビアスタイル」です。
ビール種類のことを示すこちらの言葉ですが、世界のビールは原料・製法・香り付けなどでビアスタイルを分類分けすることができます。
今回は「噛んで砕こう」シリーズもビア化して、勉強と教養のためにビアスタイルを詳しく見ていこうと思います!上記テキストを参考に、少し細く情報も交えて書いてまいります。
発酵方法で変わるビール
そもそも、ビールは「上面発酵」「下面発酵」「自然発酵」の3つの分類で分けられることが多いです。
1. 上面発酵
エールビールとも呼ばれる発酵方法ですが、日本人の連想する『あのビール』というよりは『ドイツとかで有名な濃厚なビール』の感じを思っていただくのが正解です。
味・香りは芳醇で、キリッと冷やすよりも常温で飲んだほうが好きという方も多いのではないでしょうか。濃いビールばかりではなく、ベルジャンホワイトやヴァイツェンなどの白ビール、飲みやすいビールもあります。
香りの良さを楽しめるっていうのが共通点ですね!
2. 下面発酵
ラガービールで有名なこちらの製法、歴史的には最も浅いものです。
長期間の熟成により作られるこちらのビールは、ドイツ語で「貯蔵する」を意味するLAGERN(ラーゲルン)を語源としています。
日本人の好きな喉越しの良さと、爽やかさを持っているのが特徴です。
3. 自然発酵
空気中に存在する野生酵母によってじっくりと発酵させる製法で、テキストではベルギーのランビックが紹介されています。
調べたところ、ランビックを元にした「グース」や「ファロ」というビアスタイルも存在しているようです。国産の自然発酵ビールもあるのだとか!
共通した特徴というのはありません。というのも、野生酵母の種類によって大きく味が異なったり、香味でフルーツを加えたりするので個性が出やすい製法といわれます。
次回以降で更にこれらの発酵方法によるビアスタイルの紹介をしていきますので、お楽しみに!
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