電動キックボードで彫刻周遊@宇部市
平井貴大です。
山口大学医学部医学科3年生で、株式会社Lognite代表取締役並びに株式会社UBE COL代表取締役を務めています。
医療や地域経済・振興、若者や学生などをテーマに情報発信するのを目的にnoteでの投稿を続けています。
ここでの投稿活動をきっかけに、思いを共有できる皆様と事業や活動をともにできるようになりましたら幸いです。どうぞ宜しくお願い致します。
都市部の流行と地方はどのように付き合うのか
きょう(30日)の投稿では、おととい(28日)の投稿の一部で触れた、東京や大阪などで電動キックボードのシェアリングサービスをする「LUUP」についてご紹介します。
7月1日に改正道交法が施行され、報道されている電動キックボード。私が訪問した東京・恵比寿などでは、若者を中心にたくさんの人が利用していました。
どうやって乗るの。。。
利用には専用のアプリが必要です。ダウンロードすると、キックボードが置かれた拠点・ステーションの位置が表示されます。利用したいキックボードを選択し予約。あるいはそのキックボードに備え付けられているQRコードを読み取ると予約できます。
近くのステーションに到着し、利用したいキックボードを確認しました。ただ利用を開始する前に、乗り方や注意点などを改めて見直していると。現れた別の利用者が、颯爽とQRコードを読み取って、利用を開始。キックボードは去って行きました。
最初は正直結構怖い
ただこれは不慣れだったため起きた出来事。気を取り直して、近くにある別のステーションに向い、今度は予約できました。
施錠が解除され、利用が始められることが表示されます。ボードの底にあるスタンドを外し、いざ乗車。ハンドル右側のアクセルを押し込みます。
想像以上の加速。恐る恐る進みながら、操作に慣れていき、しばらくすると快適に移動できるようになりました。
約20分後、規則を守りながらも、得意になって道路を走行していると、目の前の信号が赤に。停車した場所は、片側2車線の道路が交差する大きな交差点でした。周りには車だらけで、往来もあります。心許ない気持ちで、信号が変わるまでの数分間を過ごしました。
「関心と勇気」というソフト的課題
慣れるまでの約20分間は、ビクビクしながら運転しました。また慣れてからも注意が必要なことも実感できました。
ただこういった便利で安価な利用手段こそ地方との親和性が高いのではないかと返却しながら考えました。地方では、こういった目新しいものに関心を寄せて利用する人口も決して多くはなく、また利用するのに少し勇気が必要というソフト的課題もあります。
ただこれを解決しさえできれば、地方との親和性は非常に高いのではないでしょうか。
宇部市の彫刻を周遊してほしい
山口県宇部市は「緑と花と彫刻のまち」です。中心部各所には彫刻が展示されているほか、2年に1度の頻度で国際展覧会も開催されています。
公共交通機関で回ると作品ごとに楽しんでもらうのは難しく、歩いて周遊してもらうにはエリアが広すぎる。
そこでこの電動キックボードを導入して、彫刻をテーマにした新しい観光ツアーなどが企画できれば、話題性も相まって、県外からの来訪の増加につながるのではないかと感じました。
皆様のご意見などお寄せいただけますと幸いです。
次回以降も、再び医療や地域経済・振興、若者や学生などをテーマに投稿を続けていきます。あすもどうぞ宜しくお願いします。