大妄想!クラブチームの形。
1.クラブチームの現状
前回記事でクラブチームの種類について説明をした。
次にクラブ野球の現状をお伝えしよう。
まず現状クラブチームで一番多いのはザ・クラブチーム(地域密着・同好会・サークル)であること。※以下 セルフ型で統一
セルフ型のメリットは
・運営と現場の隔てがなく、選手自身で活動方針を決めていく。
・隔てがないので人との距離感が基本的に近い。
・運営も監督も選手だったりするので意見を言いやすい。
・入部希望者は部費を納めれば誰でも(学生・社会人問わず中学卒業以上)入部可能。
といったところだろうか。
実に聞こえは良い。
セルフ型のデメリットをあげると。
・参加人数はバラバラ中々集まらない日も
・グラウンド等も一般予約で抽選なのでお金がかかったりとれなかったり
・傍から見たら草野球。
・もはや草野球
クラブチームは一般の人からみたら草野球
※近年草野球のレベルが上昇しており決して実力等を見下しているのではなく、あくまで世間的な草野球(ホントに近所の同好会のような)という目で見られることがあまりにも多いので差別化させてみようという意見です。
A「スポーツやってるの?」
B「野球やってます」
A「へぇー大学野球?」
B「社会人野球です」
A「学生なのに企業ってこと?」
B「クラブチームです」
A「え、草野球?」
B「...」
セルフ型の選手方はなんて答えるだろうか。
社会人野球と言ったら一般の人は企業を思い浮かべるのがほとんど。
そうじゃなくてと言えば次に出てくる言葉は「草野球」
これは僕の勝手な偏見もあるが、
草野球って言われるのなんか悔しい
選手に話を聞くと同じ思いを抱いている人は何人かいる。
そういう人たちはどう説明しているかと聞くと
「欽ちゃん球団と一緒」
と答えるらしい。
これで伝わる人には伝わるかもしれないが
なにかイマイチぱっとしない。
サークル・同好会・草野球
と言われないクラブチームの形を作ってみたいという平岩の妄想の始まりである。
2.草野球との差別化
草野球との差別化を図るためにはどうすればいいか考えていこう。
僕が考える差別化はこうだ。
何かしらの使命を背負う
どういうことか説明するとまず、
使命を背負うことで自分のためだけでなく周りのため、社会のために活動をしたりして、野球でプレーするだけでなく何かしらのことを還元する。
周り、社会は身近な人たちを応援する。(したくなる)
ここに相互作用が発生する。
この相互作用を発生させることで野球が単なる趣味ではなく、社会貢献の一種の商品となり趣味である草野球と呼べなくなるのである。
また、社会貢献の一種となることで施設の利用が社会貢献という意義が生まれる。
それによって、施設利用や金銭の援助に繋がり活動場所の確保へと繋がるわけである。
そして練習場所と適切な時間の確保が野球の実力向上にも繋がり強いチームを作る。
強いチームは見ていて楽しい。
スポーツは勝つことが最大のサービスであり、使命であるため強いチーム作りというのはマストである。
3.理想の実現ができない理由
セルフ型クラブチームが草野球と言われないために使命を背負おうこととしたが、この実現はなかなか難しい。
その理由に関東近辺のクラブチームは1でも言ったが運営と監督と選手を全部一緒に一人で行っている場合が多い。
そしてその人も一般の一社会人であるため平日は自分の勤め先に出勤し仕事に努めている。
そのためその場その場野球をできるようにするだけで手一杯なのである。
そして自身も選手であるため自分も練習しなければならず、営業活動に割く時間などないのである。
またマネージャー業務も通常企業で仕事がされるような金銭が発生してもおかしくないくらいの仕事量なのである。(金銭管理等)
そんな業務量を金銭ももらわずに現場の人間(選手)がおこなっていてはと思う。
また神奈川県などでは冬に芝生養成期間をもうけているところが多く、3月の大会に控えグラウンドを確保したくても、チーム数の割りにグラウンドの数がもともと少ないにもかかわらずさらに減ってしまう。
このように上げた要因が理想から遠ざけているのである。
4.平岩の理想!市民球団構想
これらを解決する1つの手段に市民球団化がある(と勝手に思っている)
具体例で言えば全足利クラブがいいモデルだ。
(全足利ホームページより)
市役所スポーツ課内などに本部を設置
(もしくはそういう法人を立ち上げてみても面白いかも)
まずはここで現場と運営を分離させる。がもちろん親密な連携のもと。
そして後援会を設立しより運営を活性化させる。
個人から企業まで小さい額から支援できるようにし手軽に応援できるようにする。(独立リーグみたいに)
地元のイベントなども開催や参加をし地域密着を目指す。(野球教室等)
これらをおこなうことにより選手は使命を背負い戦うことができる野ではと思う。
草野球とは言えないだろう。
具体的な実行できるかしら。
口で言うのはとっても簡単。
あくまで妄想。
平岩の大妄想でした。
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