スマトラ島、トバ湖の景色いろいろ
2日目。
サモシール島を、ドライブ。
途中から山の景色が変わってきた。
今までの南国の濃い緑色の山から、背の低い草木と松の木の優しい緑が多い山の景色に変わってきた。
とてもきれいなドライブコース。
山の上から湖がきれいに見える所で休憩。
キリストの像があって、新たに作製中の像もあった。公園のようだ。
丘の上から湖の側まで下りて、小さな田んぼや畑の間の、のどかな景色の中の細い道をまた少し山に向かってのぼっていくと、次はの行き先の滝の駐車場についた。
川沿いの道を登ると、水音と共に滝が見えてきた。
乾季だけど水が流れていて、滝しぶきが気持ち良い。
10人くらいのグループの人がいるだけ。
滝を見てから、湖なのに海水浴場のような所があるからと、そこに寄る。
ちょっと曇っていて写真では残念だけど、砂浜があって、気持ちの良い所でした。泳いでいる人がいなかっので、どのくらいの深さなのかはわからなかった。
よく見ているとオレンジ色の魚が泳いでいるのが見え、鳥が小魚を狙っていて、捕まえる瞬間も見た。
ココナッツジュースを売っていたので買うと、スプーンを渡されて中の実も食べるようにと。
自然な甘さで、さっぱりした味でおいしかった。
そして、最後は博物館に寄って、独特の屋根の形をした伝統的な建築物、王家のお墓、石の椅子のある裁判をした場所などを見た。 王家のお墓の写真が撮ってなくて残念。
時々、写真を撮ってなくて、アレッ?と思うことがある。
ドライブしていると、独特の形の、小さな建物をいろいろな所でよく見た。上に十字架があったり、なかったり。お墓のようだった。(これも、写真がなくて残念!)
この島に来てからは、モスクは見なくて、十字架をよく見た。
道端の果物の店に立ち寄る。
知らない果物が多くて、しかもいろんな種類がある。食べてみたいとは思うけど、普段からあまり間食をしないので、食べる暇がない感じで、だんだんまぁ良いか、と思うようになった。
ホテルに戻り、夜ご飯は外で食べることにして歩いて行くと、店の入口に炭が赤々と起こっていて、直ぐにでも焼きますよ!という感じのレストランがあって、これは良さそうとそこに入った。
お嫁さんと私にオーナーが、マンゴーを1個くれて、今、そこの木からとったんだよとマンゴーの木を指さした。
お嫁さんが、マンゴー落ちてないかなとその木の下に行くと、オーナーも熟れてるのはないかなと、探して採ってくれた。
これはパパイヤ、これはパッションフルーツと自分が育てている果物を教えてくれた。優しい人だった。
頂いたマンゴーは、食事の間に皮をむいて頂きました。甘くて美味しかった。
オーナーお勧めの、湖で取れた魚やザリガニなどの料理を頼んで食べていると、「他のお客さんが帰るまでいてくれ、一緒に飲もう、自分の歌を聞かせたい」とオーナーが言ってきた。
何組かのお客さんの中に、中華系のグルーブの人達がいて、私達が日本人だと分かると、その中の一人の人が、わたしの息子が結婚して大阪に住んでいる、日本人に会えて嬉しいと声をかけてきた。私も親しみを感じてちょっとおしゃべりをした。そのグループの人達が食事が済んだら踊り始めて、私も誘われて、見様見真似で踊ってしまった。みんなが帰った後、待ってましたとばかりにオーナーと奥さんが、ギターとタンバリンを持って私達のテーブルにきて、歌を歌ってくれた。ダンナさんも、奥さんもプロみたいにかっこいい!!聞き惚れてしまった。とてもステキなレストランの、ステキなご夫婦。
楽しく過ごしたトバ湖での、忘れられない夜になった。