Our precious time ～GEMS COMPANY 2nd LIVE プレシャスストーン～
GEMSCOMPANY 2ndワンマンライブ『プレシャスストーン』全5公演を振り返りながら、感想や重い想いなどを書き連ねました。
とりあえず長い！ですので、お読みいただけるお時間のある方は個別の楽曲への感想部分だけお読みいただければと思います。
（もっと整った記事としてはPANORAさんの1月13日のライブレポートを、さっと振り返って思い出すためのものとしては某人魚姫vさんの速報noteをお読みいただくとよいのではないかと……）
（youtubeにて公開されている冒頭無料配信も並べておきます）
たとえ無観客で物理的な距離は離れていても感じられる、メンバーの皆さんの強い気持ちと努力の跡、運営側・スタッフさん達の情熱、ファンのほとばしる感情。それら全てをひっくるめて凝縮した、ステージ上で輝く皆のアイドルとしての眩い光。
その光に魅せられ、楽しくて興奮して感情が爆発した、そんな素晴らしいライブが確かにそこにあった思い出を、拙い文章ではありますが書き残そうと思います。
記憶違い・変な記載等もありそうなのですが……正確性よりもあふれる思いをぶつけて整理して一旦落ち着きたい。テンションと勢いで書いた文章もたまにはいいよね！ということでこのまま出します！！
話があっちこっちしていて、なにかと読みにくい文章になっているかと思いますがご容赦くださいませ。
※念のためですが、ネタバレ注意です
※あまり説明せずにファン用語を使用しています
(親の顔より見た地球)
１．開催概要・セットリストメモ
★ GEMSCOMPANY 2ndワンマンライブ ★
『プレシャスストーン』
会場： KT Zepp Yokohama（神奈川県横浜市）
開催期間：2021年1月8日（金）～10日（日）
全5公演を無観客オンラインライブとして開催、Z-anにて配信
（当初は配信ありの有観客ライブの予定。世間の情勢からの判断で無観客オンラインライブとすることを1月4日に急遽決定）
（以下は自分用メモ付きのセットリスト+αです）
①1月8日（金）19時開演 エリビーマッスル回 ～20時35分ごろまで
・会場(?)諸注意（エリビーマッスル。オタ芸など色々と禁止されて……ませーん！）
・前説（エリビーマッスル）
・オープニング映像！
1． JAM GEM JUMP!!! ／ GEMSCOMPANY
MC1 全員でのご挨拶→エリビーマッスルのご挨拶など
2． しゃかりきマイライフ！ ／ ERINGIBEAM.
3． メッセージ ／ citross
4． 鮮紅の花 ／ 水科葵
5． ガダルカナル ／ 赤羽ユキノ＆長谷みこと
MC2 歌った曲についてお話（次の夢見がち～についても）
6． 夢見がちエクスプローラー ／ 奈日抽ねね
7． ファビュラスTOKYO ／ 有栖川レイカ
8． ネットのかみさま ／ Http:
MC3 よっぴーさんからのビデオコメント→見ちゃいけなかったサイト（＋おハーブカーニバルについてなども）
9． DESIGNED LOVE ／ MATULIP
10． ゴールデンスパイス ／ GEMSCOMPANY
11． ときめきドリームライン ／ GEMSCOMPANY
アンコールMC 今日の感想など
アンコール． JAM GEM JUMP!!! ／ GEMSCOMPANY
・アフターは翌日昼公演のひなゆずポン。ひなちゃんのおハーブ。
②1月9日（土）13時開演 ひなゆずポン（ニセロス）回 ～14時35分ごろまで
・会場(?)諸注意（ひなゆずポン。大人ひなちゃん、さす柚希ちゃん、安定のポン姉ｗ）
・前説（ひなゆずポン。禁煙を禁止）
・オープニング映像！
1． オンリー・マイ・フレンド ／ うたひなポン
2． 柚希式シアワセ論 ／ 城乃柚希
3． ときめきドリームライン ／ GEMSCOMPANY
MC1 ひなゆずポン（ニセロス）のご挨拶（柚希式～など曲についても）
4． ジンセイ Just do it !!! 表明 ／ 星菜日向夏
5． 形而境界のモノローグ ／ fulfill
6． ノルマンディ ／ 赤羽ユキノ＆長谷みこと
MC2 ひなちゃんソロについて→塾長より、大喜利対決（ゆじゅゆじゅ）
7． DESIGNED LOVE ／ MATULIP
8． メロウ ／ 水科葵
9． 少女聖戦パラドクス ／ 長谷みこと
MC3 ツイッター募集質問回答（健康診断でマヤたそ声乱入）
10． メッセージ ／ citross
11． JAM GEM JUMP!!! ／ GEMSCOMPANY
アンコールMC 今日の感想など（柚希ちゃんありがとう……）
アンコール． ゴールデンスパイス ／ GEMSCOMPANY
・アフターは夜公演のみずねねみこ。
③1月9日（土）19時開演 みずねねみこ回（こどものじかん） ～20時35分ごろまで
・会場(?)諸注意（みずねねみこ。落ち着いたなにぬさん、みずしー、ある意味安定のみこみこ（ちょっと甘噛み））
・前説（みずねねみこ。みこみこ元気！袖のhttp:は何やってん）
・オープニング映像！
1． ときめきドリームライン ／ GEMSCOMPANY
MC1 全員でのご挨拶→みずねねみこのご挨拶など
2． 鮮紅の花 ／ 水科葵
3． 形而境界のモノローグ ／ fulfill
4． DESIGNED LOVE ／ MATULIP
5． ネットのかみさま ／ Http:
MC2 初日終えての他メンバーのコメント（ホテルで夜に突撃収録？ それと一緒にタクシーで来るみずねね。会場入りの早い、意識の高いみこみこ）
6． ファビュラスTOKYO ／ 有栖川レイカ
7． JAM GEM JUMP!!! ／ GEMSCOMPANY
8． ゴールデンスパイス ／ GEMSCOMPANY
MC3 えいたそさんからのラップ＆大喜利の無茶ぶり（みこラップ＆みずしーラップ、やってんなあ。なにぬさんは頑張った）
9． 少女聖戦パラドクス ／ 長谷みこと
10． 夢見がちエクスプローラー ／ 奈日抽ねね
11． メロウ ／ 水科葵
アンコールMC 今日の感想など（3人それぞれの、ＭＣの感想と想い。なにぬさんの歌についての想い）
アンコール． ときめきドリームライン ／ GEMSCOMPANY
・アフターは翌日昼公演のマチュしな。渾身のユキノギャグ「アイスを愛す」。
④1月10日（日）13時開演 マチュしな回 ～14時35分ごろまで
・会場(?)諸注意（マチュしな。しっかりみずしー＆マヤたそ。茶化すユキノくん）
・前説（マチュしな。千秋楽のしゅうは簡単な秋です。せんは？→せんは千！）
・オープニング映像！
1． DESIGNED LOVE ／ MATULIP
2． ファビュラスTOKYO ／ 有栖川レイカ
3． ジンセイ Just do it !!! 表明 ／ 星菜日向夏
MC1 マチュしなのご挨拶
4． ネットのかみさま ／ Http:
5． しゃかりきマイライフ！ ／ ERINGIBEAM.
6． 夢見がちエクスプローラー ／ 奈日抽ねね
MC2 6時起きでポン姉寝起きドッキリ（ひなちゃんはカットされるｗ）
7． 鮮紅の花 ／ 水科葵
8． ノルマンディ ／ 赤羽ユキノ＆長谷みこと
9． ガダルカナル ／ 赤羽ユキノ＆長谷みこと
MC3 ヨコオさん＆岡部さんメッセージ→RT企画からの愛のスクワット（一文字孔明、恐るべし）
10 JAM GEM JUMP!!! ／ GEMSCOMPANY
11 ときめきドリームライン ／ GEMSCOMPANY
アンコールMC 今日の感想、未来への思い
アンコール． ゴールデンスパイス ／ GEMSCOMPANY
・アフターは夜公演のcitross。「ゆじゅちゃん緊張してんのーｗ」という、いつものcitross。
⑤1月10日（日）19時5分開演 citross回 ～20時40分ごろまで
・会場(?)諸注意（citross。今回は真面目。噛んでないよ）
・前説（citross。ガヤがかわいい）
・citrossより、5分押しだよーというアナウンス
・オープニング映像！
1． 少女聖戦パラドクス ／ 長谷みこと
MC1 全員でのご挨拶→citrossからのご挨拶など
2． オンリー・マイ・フレンド ／ うたひなポン
3． 形而境界のモノローグ ／ fulfill
4． 夢見がちエクスプローラー ／ 奈日抽ねね
5． ネットのかみさま ／ Http:
MC2 citrossメモリアル（エモいよりも笑顔、よき）
6． メロウ ／ 水科葵
7． 柚希式シアワセ論 ／ 城乃柚希
MC3 シアワセ語り、柚希ちゃんからメンバーへしゅきぴ
8． JAM GEM JUMP!!! ／ GEMSCOMPANY
9． ときめきドリームライン ／ GEMSCOMPANY
10． ゴールデンスパイス ／ GEMSCOMPANY
（メンバーからのメッセージを間に挟んで）
11． メッセージ ／ citross
アンコールMC 思いを語る。柚希ちゃんのファンへの想い
アンコール． JAM GEM JUMP!!! ／ GEMSCOMPANY
エンディング． いつもココニイル ／ GEMSCOMPANY（+スタッフロール）
２．ライブを本格的に語る前に
さてプレシャスストーンというライブを語るにあたり、あまり暗い話をしたくはないもののやはり触れざるを得ない話題として、開催初日の4日前という直前になって無観客オンライン配信のみの公演とすることが発表された、というものがあります。
さらに言えばプレシャスストーンには、当初2020年5月10日に赤坂BLITZにて昼夜２公演（GOLDENとTOKIMEKIという、今となってはなるほどな公演名だったはず）で開催予定だったものが世間の情勢のために延期となった、という過去があります。
その延期決定後の9か月ほどの期間、現実の色々な物事に負けじと外部との交流を深めたりオンラインイベントに出演したりして活動の範囲を広げるなど、とにかくできることを一つずつ積み上げながら準備を進め、公演数も5つに増やし満を持してのライブ開催。メンバーも運営スタッフもジェムファンも関係する誰もが待ち望んだ、ようやく想いをぶつけられる場所・想いをぶつけあって共有できる場所になる…………はずでしたが、直前で思った形での開催は叶わなくなりました。
個人的には年末年始の時点で、世間の状況的に判断がなされても仕方がないなと覚悟はできていたのですが、それでも辛かったですね。からいと読んで元気を出すことも最初は難しかったです。
明確に誰が悪いわけでもないのですが、でもだからこそ感情が空回って行き場をなくすという面もあり。なぜこうも推しに試練を与えるのか、練習一つとってもやりにくい世情の中でも懸命に仕上げた歌とダンスを直に披露する機会が与えられないのか、声はなくともせめてファンの拍手やサイリウムなどでの応援が直接届く形で開催されてほしかった（特に卒業する方のために）等々、やるせない想いは今もまだあります。
後述するように本当に素晴らしいパフォーマンス、万雷の拍手に迎えられてしかるべき、もっと直接的に称賛を浴びてしかるべきパフォーマンスでしたから、余計に。
あ、念のために記載しますが、運営の方々の判断を否定するつもりは微塵もありません。否定するどころか世間の動きや物事への反応を見るに大正解の素早い判断だったと思っていますし、万難を排してオンラインライブとして配信の形で届けていただけたことには感謝しかありません。（興行的にも難しくなる判断ですし、現場に最適化したライトや音響等の演出を配信メインに調整するのは時間も無く大変だったはずですし、そもそもこの形であっても演者さん・スタッフさんは一定のリスクを背負うわけですし）
関係する方々に何度でも最大級の賛辞をお送りします。本当にありがとうございました。
……ですのでここまではまあ、さすがに吐き出さずにはいられなかっただけの、ただの愚痴です。
ジェムカンの皆さんは無観客化発表配信の時点から、我々ジェムファンの何倍も色々な想いがあったはずなのに明るく前向きに盛り上げてくれていましたし、当日は画面越しとは思えない熱いパフォーマンスとたくさんの想いを届けてくれて最高に楽しませてくれたわけですから、後ろ向きな話はいい加減にして楽しい話をしましょう！
３．前回のライブからのpreciousな進化
率直な感想として、全公演全体的にライブ、つまり舞台上の演者の歌とダンスを深く楽しむものとしてハイレベルで素晴らしかったです。
前々回Magic Box（マジボ）、前回Magic Socks（マジソ）もライブとしてもちろん素晴らしかったのですが、それを2ndライブという名前のとおりレベル２に上げてきたなと。
「ジェムカンはライブこそ真骨頂なのでライブを見てほしい。それもVTuberの立場で臨むライブではなくアイドルとして直に会場に立つライブを。」というのはメンバーも関係者も折に触れてなさる発言で、私も全面同意するのですが、その発言にふさわしい、まさしくpreciousなライブでした。
配信形式であることと、特にここ一年ほどの活動でのアピールの成果で贔屓目を持たないジェムファン以外の鑑賞者も結構いたのではないかと思うのですが、そうした方々も間違いなく十二分に楽しめたライブとなっていたのではないでしょうか。
そう確信できるくらいには、レベルアップしたみんなの歌と踊りのパフォーマンスも照明その他の演出も完成度が高かったです。ＭＣも含めてパフォーマンスをすることにどこか少し余裕すら感じさせるほどに。まあ実際は緊張やら疲労やら何やらで余裕など無かったとは思うのですが（なにぬさんのフリート・ツイートやみずしーの深夜ツイートに垣間見えます）、そうとすら感じさせるほど全員の打ち出すパフォーマンスに心を打たれました。
そんなものを見せられたら、彼女達の歩みを追いかけているファンとしては、配信画面を見ながら笑顔になったり泣いたり感情が飽和して大変でしたね……実に幸せな大変さでした……
さてここまで書いて「あら、あなた約1年前のマジソの感想noteでもマジボとマジソの比較でなんか似たようなことを書いていなかったかしら？」と心の中でセルフツッコミが入ったのですが……そうかもしれませんがそうではなく、アイドルとしてハイパフォーマンスで大満足だったマジソからレベルアップしているってすごくないっすか？しかも当時の現地ライブと比較して今回は配信ライブ形式であるのにそれが感じられるなんて、ということを申し上げたいのでございます。
以前、マジボが全5公演を通してライブをライブとして成長させ完成させていったもの、続くマジソは最初からプロのアイドルとして全曲ハイパフォーマンスのライブを全5公演でさらに良いものにしていったもの、というような何だか偉そうなことことを述べました。
それらを踏まえて今回のプレストは、初日の公演こそさすがに緊張や硬さが見られる部分がありましたが、みんなの確かなレベルアップにより偉そうな感想の出番などはもはやなく。全公演全曲ハイパフォーマンスなどというのがもはや当たり前な、純粋にライブとしての素晴らしさが強く伝わってくるものでした。
全員さらにお上手になった歌唱と、キレのある仕上がったダンス。
それらを映えさせる趣向を凝らしたライティング演出。
配信に流される音質も日々調整されていて。
アップも引きも駆使し少しでもよく見せようとこだわるカメラワーク。
オリジナル曲のみで組まれ公演ごとに異なる、気合の入ったセットリスト。
やたらと壮大なオープニング映像。
活動を通して得たつながりを活かしたゲスト（仮に有観客で開催できていたとしても声が出せないことを考慮し、アンコールまでお願いする）
などなど……
どこを取ってもメンバーはもちろんのこと、ジェムズくんちゃんさん達スタッフさんも含めた関係者全員の並々ならぬ努力とこだわりを感じます。
しかも全5公演の中でも、回を重ねるごとにそれらの歌、ダンス、照明、音響、カメラワーク等々、全てを少しでも良くしようと調整していく。成長していく。それほどの情熱の入れよう。
この一年での辛かったこと、やりたいライブが開催できなかったり思うようにいかなかったこと、参加したオンラインライブでの悔しさ………それら全てを乗り越えて最高のものを提供してやるぞと言わんばかりのパフォーマンス、素晴らしかったです。
画面の前で胸が熱くなり、感嘆と歓喜の声を何度上げたことか。
その中でやはり特に触れたい歌とダンスについては後で語るので、ここではもう少しだけ、前回との違いを大きめに感じた照明・ライティングの話を。
違いを感じた要因として会場が異なるというのはやはり大きいと思われます。今回は会場がZepp。つまり一般のアーティストさんやバンドがよくライブを行う音楽ライブ向きのやや大きめの箱でした。
なので音楽ライブ用としては照明・音響機材ともにレベルが高い（いい音響設備による良音を全身で浴びて感じることもしたかったですね……）。また単純に数量の面でもライト等の数が多いので、ならばせっかくなので最大限活かそう！ということだったのでしょうか。だからといって、無観客になったからと振り切って前方客席にまでライトを配置して演出に利用したのは笑うべきか感動して泣くべきか賞賛すべきか……（笑）。
さて照明の良かったなというお気に入りポイントなどを羅列していくと……
・単純な点滅やスポットライトがうまく使われている（曲やダンスの動きとのタイミングの合わせ方とかすごい）。
・激しい曲では四方八方を照らせるスポットライトをまき散らす。
・落ちサビのようなところでは足元の横一本線のラインライト？名前はわからないのですがそれを線が伸びるように点灯させたりしてうまく使う。
・可動式のライトを曲に合わせて上から下におろしたり、下から上にあおるように動かしたり。
・メロウではミラーボールで泡や海中を表現。鮮紅の花ではみずしーの左右に花のようなものを揺らめかせたり、三発の銃声のところで光源を絞った表現で撃たれた感を出す演出をしたり。
・曲による色使いの変え方がばっちりはまっている（例：全員曲やネットのかみさまでは虹色のようにカラフル、少女聖戦パラドクスでは紫をメインに使用、形而境界のモノローグでは水色と桃色 など）。
（・それと、メタいですし技術的なことは門外漢なので多くは語りませんが、以前のライブ会場DMM VR THEATERと比較すると「そういう人」用の表現力は機材的に劣ってしまうはずで、そのあたりライティングでうまくやっていた部分は多々あるのではないかと思っています。なんかすごい。）
などといった感じでしょうか。なかなかうまく言語化できていないのですが、とにかく見たらわかるすごさ！綺麗！最高！スタッフさん素晴らしい！はにゃ～～～！（筆者はみこみこを𝑅𝑒𝑠𝑝𝑒𝑐𝑡しています。本当です）
その他、内容面ではＭＣメンバーやＭＣの内容、セトリの違いで各公演それぞれに色を付けて違った楽しさを提供してくれました。ＭＣコーナーにはバラエティ的（芸人的）な楽しさもしっかりと残してくれていて、そういう意味でも楽しいライブでしたね。
以上のような前回ライブからの一年間の積み上げによる様々な進化と変わらない良さに加えて、このプレシャスストーンというライブ内でも全公演を通した個々のメンバー・ユニット・グループとしての成長があり、回を重ねるごとに募る想いが加わってくる、そういった良さもある。
都合に合わせて1公演だけの視聴でも全通視聴でもそれぞれに楽しめたこと間違いなし。
そんな、アイドル・GEMSCOMPANYのライブとして一つの完成形を見た思い、と言ったら大げさかもしれませんが、そんな感想を抱かせてくれました。なので重ねて何度でも書きますが、本当に最高でした。
（こうは書きつつも、次回にはこの完成形をまた超えて最高を更新してくれるのだろうなという期待もありますので、これからもわくわくです）
４．個別にpreciousな楽曲を語ろう
さて、全体的な話から細かい話に移りまして、やはりライブのレポートとして語りたいのは皆さんの歌とダンスについてです。
ライブの中心はやはり披露される楽曲。
会場はZeppという音楽向きの場所で、しかもマジソよりも１公演ごとの曲数が1曲多いというセットリスト（アンコール込みでマジソは11曲、プレストは12曲）。それが前回まではあったカバー曲無しのジェムカンの楽曲のみで組まれている。
ジェムカンの楽曲でオタクを全員床にしてやるという意志がヒシヒシと伝わってきます。あ、そこまで思っているのはみずしーだけですかね？
いずれにせよ、皆さんが届けてくれるものを全力で受け止めました。
それでは突然ですがここで質問です。
Ｑ：あなたは5公演中に披露された楽曲の中で、どれが印象に残りましたか
Ａ：ぜんぶ！ちょーよかった！！（語彙力文字数）
…………それはそいなんだけど、それではnoteにならんやろがーい！ということで、油断して果てしない文章とならないよう頑張って、曲ごとにまとめて感想を述べていきます。
（オマフレ、しゃかりき、デザラブについて、時間と紙幅の関係で載せられず大変申し訳ありません！！どの曲もまだ完成度を上げられるのか、というすばらしさで、煽りも堂に入っていて感動しました）
＜少女聖戦パラドクス＞
「いくよ……」
サビ前などに入るこの煽り、毎回ゾクゾクしました……
ライブでは初披露で、ここの振付こうなっていたのか！というのも楽しいのですが、思っていた以上に左右に大きく動くライブ用の振付がすごい。右腕を振り上げながら左右に大きく移動するところなど、会場に人がいたら全員鼓舞されてしまって大変なことになっていたかもしれませんね……！
歌い方もＣＤの時よりダークな雰囲気でカッコよかったです。
歌って踊れてかわいくてかっこいい。長谷みことさんはいつも我々の想像を超えてきます。
そして忘れてはいけない、みんな大好き『完 全 証 明』。
多くの方が画面の前でみこみこと一緒にポーズをとっているのだろうなと思うと楽しく、完全証明コメントの勢いには笑いますが、その直前に完全証明待機でコメントが止まるのも好きです。
＜ガダルカナル＆ノルマンディ＞
ビックリしましたその１。
ガダルカナル、完全に失念していましたね。ヨコオさん作品好きとして不覚。今から思えば予想していてしかるべきでしたが、ライブ直前期の思考、やはり冷静ではなかったようです。
先月、2020年12月に公演された舞台「少女ヨルハ」においても本編以外の部分、開演前後の会場内外で流されたり配信の合間の待機時間などに流されたりしていて、ガダルカナル初披露の初日公演前日まで舞台のアーカイブが見られたこともあって、自分としては記憶に新しい楽曲。舞台ヨルハシリーズのあんなシーンやこんなシーンが思い起こされて泣きそうになります……
ダンスも加わったライブバージョンはカッコよさも感情の入り方も数段増しているように感じられ、ものすごくテンションが上がりました。ステージの世界が、空気が一気に変わる歌唱力、ダンス、すごすぎませんか。
鋭角的で硬いイメージのノルマンディのダンスと比較して、両者とも自動人形（機械、アンドロイド）感のあるダンスな点は同じであるものの、曲調や歌詞的にこちらのほうが感情的なせいか曲線的な柔らかさも混ざって感じられるダンスでした。闇のジェムカンのお二人の表現力……すごい……
油断するとこの曲だけで長文になりそうなので、紙幅の関係もありここまでで。ノルマンディについてはマジソの時に語り過ぎるほどに語りましたので、今回も見られて嬉しかったです！とだけ。
4公演目ラスト、鮮紅の花→ノルマンディ→ガダルカナルという怒涛のヨコオさん舞台曲コンボ、大変に幸せな時間でした……本当に、本当に、ありがとうございました。人類に栄光あれ！
（なおhsmktの太もも狙い過ぎカメラにはツッコみません。ツッコみませんよぉ……！）
＜ファビュラスTOKYO＞
ビックリしましたその２。
新曲の可能性は少しだけ考えていましたが、初日からレイカ様のソロ曲！
個人的にお歌がとてもお上手だと思っているレイカ様。ソロ曲で大好きなそのファビュラスな歌声が存分に聴けて嬉しい限り。最終的に毎日1回、合計3回披露していただけて感謝です。
曲はまさしくレイカ様。おしゃれで大人な部分と幼女かわいい部分のどちらも表現されているポップな曲調・メロディー、そして歌詞に散りばめられるキーワード（ＡメロＢメロには少しクスっとしてしまうものも。「コピペ」とか使うのずるいです（笑））、どこを取ってもレイカ様のための曲でとても楽しい。サビへの入り方、とても好き。
また、『おハーブ🌿カーニバル！』に気を取られがちですが、そこからのギターソロ部分でのダンスが素敵ですごかったです。レイカ様のダンスは手先足先までピンとしていて、足さばきが綺麗で優雅な気がするんですよね。ダンスが得意ななにぬさんとユニットを組んだ理由がようやくわかったような気がしました。
初日一発目から完成度高くて素晴らしかったです。
＜ジンセイ Just do it !!! 表明＞
ビックリ（略）その３。
ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお！！！！！
これまた実にひなちゃんな一曲。本当にソロ曲、どれもいい曲なうえに歌詞とメロディーが歌うメンバーにばっちりすぎてすごすぎる。さすせおぱ。この曲はさす井上さんでもありますね。
ステージ全体を所狭しと駆け回るダンス、かわいく時に力強い歌声、ポップロックな元気の出る曲調。完成度も高くて素晴らしい。体力を使いそうなダンスなのに最後までビシッと決まっているのも本当にすごい。
それにしてもソロ曲、他の方の曲も含めてダンスを『魅せる』部分が用意されていていいですね。最初はダンスなんて実質初めてというメンバーもいたのに、今ではそうしても大丈夫なくらい、ソロでお客さんに堂々と披露できるくらい皆さんのダンスが成長したということなのでしょう。
まさしく歌詞の通りの、『限界なんて決めてた自分にさよなら』しているが如きその成長ぶりに、『限界なんてないって教え』られました。
＜ネットのかみさま＞
ライブでは初披露という意味ではこれも新曲の一種かなと。
全員かわいい重視の歌声に、おもしろかわいいダンスと衣装が見所。あの靴、あんなに光るんですね……
この『あ・り・が・と』のところの足振り上げダンス、好き。
ネタの多い曲という性質上、ＭＶではサビ以外のところのダンスはほとんど見られなかったので目に新鮮でした。運動量多くて大変そうながら、歌詞のネタの合わせた動き、大変に楽しかったです。
ミカカスカジーテルネットーのところも寸劇みたいに展開して生でしゃべっていくの、楽しいですね。後日のユキマヤ配信でのユキノくんの話によると、尺をうまく合わせるのが大変だったようですが。その後の『なーんてね、いええええええい！！』がノリノリの時は上手くいった時だったとか。
こうしてオンライン配信の形でライブが楽しめたのもネットのおかげ。ありがとう、ネットのかみさま。
＜ゴールデンスパイス＞
「今」のジェムカンの代表曲。
辛い日々もからいと読めば元気が出る！そういう華やかで力強い曲なので、ライブでは盛り上がりますね！
黒基調のカッコいい衣装とそこから伸びる皆さんの綺麗な足とのコントラストも、ステージ映えしていて大変に良い。ライティングによっては、おみ足が宝石の如く光り輝いているようにすら見えて、その18本のときめきの原石が眩しすぎて直視できないほどです（当方、足フェチであることを隠さず主張していきます）。
そして今回のライブで特に注目すべきは2番後の間奏、「はい！はい！はい！はい！」×３のところの煽りアドリブでしょう。
まとめると以下の通りです。
●1/8夜公演（皆で一緒に～！、もっともっとー！、ラストー！）
●1/9昼公演（大きな声で、もっともっと声聞かせてー！、じゃあ一番大きな声でいきましょう（なぜか司会者風））
●1/9夜公演（かわいく、今日一でかい声で、いかつめに）
●1/10昼公演（ぶりっ子で、イケメンボイスで、野生に戻って🐵）
●1/10夜公演（セクシーに、ぶりっ子で～♥、最高にきらきらで～✨）
それぞれマヤたそ→ポン姉→ユキノくんの順にアドリブ、その時の思い付きで指定していたとのこと。オチ担当のユキノくんお疲れ様です、と言いたいところなのですが、こうして並べてみると2公演目の司会者風からなんか流れが変わったような……
これはもしかしてマッチポンプ……？（笑）
1/9夜公演も1/10夜公演もなかなかですが、やはり1/10昼公演はどれもひどいですねぇ（ほめ言葉）（笑）。ゴルスパ動物園、言うことなしです！
毎回、盛り上がったり面白かったりで楽しみにしていました。
＜ときめきドリームライン＞
ときドラ、大好きなんですよね（私はフリースロードラゴンに敬意を表して（？）、ときドラ派です）。
衣装が可愛くＭＶは綺麗、そしてリスタートの高揚感がある歌詞とメロディーに頑張る力をもらえます。同時期に出た曲ではゴルスパのほうが知名度が高いですが、ときドラももっと広まってほしいですね。
そんなときドラ、全公演通して観させていただいて思ったのは、想像以上にライブ映えする曲だなということです。ＪＧＪやゴルスパが盛り上がるのはわかっていたのですが、こちらはこちらで高揚感がすごいと言いますか。歌っている皆さんの前や上を向く感情が直に伝わってくるからでしょうか。どの公演も興奮する素晴らしいステージでした。
また、ＭＶではわかりにくい部分の振付が見られたことも最高でした。サビの指さしながら片足をぴょんとあげる振付、足が綺麗に見えてとても好き。そして「ときめきを信じて」のところの腕の振付は真似したくなります（画面の前で真似していた）。
極めつけは、３公演目のアンコールにて全員で右に左に動いてのファンサ。みんなの細かい動作も可愛かったり面白かったりで、現地のサイド席だったらはたして生きていられただろうか……自由なフリースローときドラ、とてもよかったですね……
＜JAM GEM JUMP!!!＞
ジェムカンのライブではこれを聞かなければ始まらないし終われない、説明不要の代表曲。磨きのかかった歌とダンスはさすがの仕上がりで、もう言うことなしです。コールやメンバーの名前呼びも楽しい曲ですが、うーたまパート、撫さんパート、ねくねくパートと感情が飽和してしまう部分も増えましたね………
などと切なく書こうと思いきや、大千秋楽公演の台詞アピール部分でみこみこ専用カメラという事件（笑）。もはや懐かしの「みことセンターがいい～！」がなんとなく頭をよぎります。4公演目まで「お前らのみなさま～！」をカメラで上手く抜けなかったことを受けての振りきった姿勢、見事です。
そしてアンコールで披露される時のわちゃわちゃ感は本当に楽しい。リアルタイムでは毎回、感動で目から出る汗によって視界がにじんで見えないことも多かったのですが、今回はアーカイブ視聴という手段によってじっくり落ち着いて皆の動きが見られたことも嬉しかったです。
大千秋楽のアンコールは、もう、全ての感情を解き放つだけ………
＜鮮紅の花＞
大好きな曲です。
とても大好きな曲です。
とてもとても大好きな曲です。
この曲そのものへの愛は他のnoteなどで散々語っているので今さらなのですが、こうも素晴らしいライブパフォーマンスを届けられると何度でも言いたくなります。愛ゆえか、このnoteを書くにあたって行ったアーカイブでのスクショ、鮮紅の花で撮った写真の枚数がすごくてほぼコマ送り動画みたいになっていて自分でも笑いました。
「咲き誇れ」、素晴らしいですね……
パフォーマンスが際限なくすごくなっていて、もう自分の語彙力ではこの素晴らしさは表現できないですね。歌がお上手だとか感情の込め方がすごいだとかダンスもクールだとか単語は並べられますが、魅力の1ミリくらいしか伝えられません。
いいから聴きましょう。鑑賞しましょう。そして一緒に床になりましょう。
＜形而境界のモノローグ＞
（文章だと色々とやばいことになりそうでしたので、ポエムで）
貴女の辛さや悲しみ、言語化できない想い
わかるなどとおこがましいことは言えず
できるのは見守ることだけで
難しい曲を一人で歌える、踊れる強さ
二人の曲を一人で届ける、やるせなさ
想いを受け止めてくれる観衆が目の前にいない現実
一緒に歌いたい笑顔のあの娘がすぐ隣にいない現実
多くの現実に震えて、押しつぶされそうになる弱さを抱えて
それなのに「構わないだろう！！」と叫び、自分を鼓舞して
想いを受け継いだこの歌を、一人で届けていくのでしょうか
これからも
この先も
そんな強いけれど弱い、弱いけれど強い貴女を
どんな場所からでも力の限り、応援しています
これからも
この先も
＜メロウ＞
圧巻でした。
この一言に尽きます。
5公演中3回披露されましたが、水科葵の歌がどれだけすごいものかがわかる、どれも圧倒的な歌唱でした。
こちらも文章で伝わるものではきっとないでしょうから、いいから聴いてください観てください、と言いたいです。
中でも3公演目、みずねねみこ回でのパフォーマンスは、アーティストとして極限なのではないかというくらいすごかったです。歌唱が安定していて美しいのに感情が入り方が尋常ではなく、脳の冷静な部分にも心の熱い部分にも歌声が深く突き刺さってきてすごいとしか言えません。とにかくただ大好きです。
私は、ここまでの公演では基本的には笑顔で幸せを感じながら鑑賞していたのですが……3公演目最後のソロ曲ラッシュ、なにぬさんの夢見がちエクスプローラーから涙が出だしまして……
そして続くこのメロウ。自分でも驚くくらい、コメントもツイッターもほぼできなくなって嗚咽を上げながら聴いていました。今思い返しても、すごい体験をさせてもらえたな、と思います。みずしー、ありがとうございます。
それから5公演目の大千秋楽のパフォーマンスもまた違った良さがありました。技術うんぬんよりも感情と想いがほとばしる、ライブ感を強く感じる歌唱。魂のこもった歌が魂に響いてくる。様々な感情が湧く最終公演にふさわしい歌唱でした。こちらも大好きです。
………ライブが全て終わってからのツイートなどから、こちらの想像をはるかに超える困難や苦労、感情があったものと思われます。
こちらは応援するしかできない身ですが、なればこそ素晴らしいステージ上のパフォーマンスにはできる限りの賛辞を。お疲れさまでしたと共に、最高の歌唱とダンスに対する最大級のスタンディングオベーションを、みずしーに送ります。
＜夢見がちエクスプローラー＞
この曲が聴きたくて、ダンスを観たくてこのライブを観たとすら言える、とても楽しみにしていた楽曲。期待を何倍も上回る素晴らしさでした。
ダンスで言えば、1番のサビや落ちサビに入る前のところに代表される綺麗なターン、好き。ステージ上を右に左に動いて、『どーん！！』のところで拳を突きだしたりする元気のいい振付も好き。
挙げだしたらきりがないですね。
熱い思いをつづった歌詞を歌う、かわいく芯のある歌声に魅了され、全身を使う大きなダンスに目を奪われ、ポエトリーリーディングのような台詞パートの言葉に込められた感情の奔流に心奪われる。
最高の時間でした。
ただ、全公演終了後にフリートで想いを吐露されていたように、特に初日のパフォーマンスには悔しさを抱えられていたようです（初日から十分に良かったとは思っていますが、わかるお話でもあります）。
ですがそこで終わらず、推しのアーティストさんの曲にも励まされながら、2回目の披露となった3公演目での見事なパフォーマンス、涙が出るほど素晴らしかったです。さらに４公演目ではしゃかりきからの連続歌唱を見事にやり遂げ、そして大千秋楽の公演へと飛躍的に成長していく。
回を重ねると台詞パートが必ずしも決まった歌詞通りではなくなっていくのですが、それこそまさしくライブ。その時の感情がダイレクトに乗っていて、こちらの心に届いてくるものの強さがとんでもないことになり、自然と涙が出てきましたね………
常々歌は苦手と口にされているなにぬさんが4公演でソロ曲を歌唱し、そして全公演終了後、自分を好きになったとまで口にされるほどのパフォーマンスをされた。そのことが本当に何よりも嬉しいです。
すばらしいパフォーマンスを届けていただき、本当にありがとうございました。
＜柚希式シアワセ論＞
ライブでは初披露となる、柚希ちゃんのソロ曲。
そしてライブでの最後の披露となる曲。
最初で最後、一期一会。
ただし湿っぽい雰囲気ではなく、ＭＣでも語っていたようにこちらを笑顔にしてくれるような、元気にしてくれるような素晴らしい歌とダンスでした。優しさと思いやりあふれる柚希ちゃんらしい、素敵なパフォーマンスを届けていただき、ありがとうございました。
楽曲と歌唱のよさは発表された時からわかっていたので、ライブではやはりダンスに注目してしまいますね。
最初の「ゆ！ず！き！」のところでＹとＺとＫを作るところ好き。
あとちょこちょこ現れる、キレ良く腕をクロスさせる振付が好き
ステージを所狭しと駆け回り、想像の何倍も動き回る熱量運動量の高いダンスで、そこからも笑顔と元気をもらいました。
「今日は何の日？」
「ゆじゅじゅが君と出会えた日！」
「「「「いええええええええええええええええええい！！！！！！」」」」
ジェムファンの、民ぁの皆さんの心の底からのいえええええええい！が届いていますように……
＜メッセージ＞
素敵なハモりも、楽しいわくわくステップも、美しい落ちサビも……
3人での最後の歌声も。
きっと、ではなく、確かに届きました。
………………………ありがとう。
貴女へ、心から贈ります。
あとがきのような何か
個人的な話になりますが、私は会場で生で見る、というのが好きです。
アイドルの現場はジェムカンしかわからないため良し悪しの比較などは難しいのですが、バンドやアーティストのライブ、楽団のコンサート、スポーツ、演劇……基本的に何でもそうです。時間とお金と状況が許せば会場に行きたい。旅行で綺麗な景色を直接見たいというのも、その一種かもしれません。
理由としては、目だけや耳だけでなく五感で感じられるから。
錯覚なのでしょうが第六の感覚的な何かを感じられたりもするから。
一度きりの体験だからと集中力が高まる、というのもあるでしょうか。
ライブで言えば、身体や内臓の震えで感じる音、立体的な光、会場の匂い、肌に触れる空気、客席や舞台上も含めた一体感のようなもの……
その時、その瞬間だけにある何かを感じたい。
そういう人間の感覚をフル稼働させた、ありとあらゆるものを感じとる体験というのは強くて、一度取り憑かれるとやめられないものがあります。
一方で放送や配信、今風に言うならばオンラインは、オフライン（会場参加）の代替ではなく別の良き体験だと思っています。
最大の利点は時間と空間を越えられるところ。遠隔地住まいでも、仕事などで時間が合わなくても視聴できる。録画やアーカイブで繰り返せたり、舞台と客席の距離無く全員最前といった部分もその一種だと思っています。
それぞれに良さがあるのです。
どちらかがどちらかの代替だと考えると、それぞれの良さを見失う。
このように考えているので、今回のオンライン配信のみとなったプレストは、一番好きな体験の形ではないけれども切り替えて楽しもう…………実際、楽しいことだけは間違いないから………といったように最初は考えていたはずなのですが……
今、とても満足度が高い。
マジボやマジソの会場で感じたものとは違うのですが、何か、とても良い感情で満たされている。
言語化はできていませんが、とても気分が良い。
ジェムカンの皆さんとその後ろにいる多くのスタッフさん達が、それだけ良いものを、素晴らしいものを届けてくれたからだと思います。
それだけすごいライブを作り上げてくれたからだと思います。
改めて、ありがとうございました。
いつかはこの感覚を言語化できるのかもしれませんが、今はこの良い気分に浸ろうと思います。
推しを推すというのは楽しいもの。無理をするものではなく、推しがくれた良いものは考え過ぎずに、最高に楽しめる形で受け取るのが一番良いでしょうから。
この宝物のような感情を胸に。次は直接会えることを願って。
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