リード文100本ノック#3―withnews
リード文をすらすら書けたらいいなあという思いで、リード文をタイピング写経してみる週1企画。第3回はwithnewsさん。withnewsの記事は、文体とか企画の切り口が、生活者視点に寄り添っている感じがあっていいなあ。UIもゆるかわいいし。アルビノの神原さんの気持ちには、共感するところあり。土屋トカチ監督の「アリ地獄天国」の映画みたくなりました。今日は6本なので計17本。
「アルビノが遺伝したら…」 結婚の迷いを払ってくれた友の言葉―「同じ症状の子を産みたくない」という思いを溶かしたもの
「どうして自分なんだろう」。神原由佳さん(26)は、遺伝子疾患のアルビノとして生まれたことについて、そう思ってきました。他の人と異なる、白い髪と肌。弱視や日焼けのしやすさといった症状の悩み。同じ苦労を子どもにさせたくないと、結婚や出産にも積極的になれずにいたといいます。そんな神原さんの心を、学生時代に友人からかけられた一言が変えたそうです。「遺伝」という不条理を受け入れるまでの日々をつづってもらいました。
(語り手の発言+語り手の紹介+本文テーマの紹介)
転職30回、ひきこもり…孤独死寸前の生活を救った「竹ぼうき」の音―「できることよりも、できないことを認める社会であってほしいね」
日本では現在およそ1千人が孤立状態にあり、年間3万人が孤独死を迎えるという。ささいなことから転落する人もいれば、少しのきっかけで再び社会に戻れる人もいる。転職を30回繰り返し生活保護に。ひきこもりとなり、このままでは孤独死を迎えていたかもしれない男性は、ふとした瞬間につかんだ「竹ぼうき」に救われた。「できることよりも、できないことを認める社会であってほしいね」。暗闇から一筋の生きる道を見つけた4年半の日々を聞いた。
(マクロの数字+登場人物の人生ハイライト紹介+ハイライト発言+本文内容)
「幸せな孤独死」がウソである理由 宮台真司さんの「委ねる人生」
孤独死は、生きづらさを抱える人が増える現代の象徴のような問題です。ひとごとではない孤独死という最期……。女子高生の「援助交際」から現代の幸福論まで幅広く論じてきた宮台真司さんは、孤独死を正当化する考えを「自己欺瞞的」と退け、断固拒否します。貧困だけが原因ではないという孤独死。長年、特殊清掃の現場で取材を続けてきたノンフィクションライターの菅野久美子さんとの対談から見えたのは「人生を委ねられない不幸」でした。
(テーマの紹介+語り手の紹介と意見+対談から見えてきたこと)
菅さんに週末、読んでほしい本は…”同期”から食らった「鬼滅返し」―任命拒否を続ける首相への痛烈な皮肉
【金曜日の永田町(No.2)2020.11.06】
「全集中の呼吸で答弁させていただきます」――。就任後初めての予算委員会に出席した菅義偉は、アニメ『鬼滅の刃』の主人公が必殺技を繰り出す際のセリフを口にしながら、4日間の論戦に臨みました。日本学術会議の会員任命を拒否した問題で追及を受け、野党から「支離滅裂」と言われる説明が続く菅さん。終盤になって深みにはまってしまった菅さんに今こそ読んでほしい本は――。朝日新聞政治部の南彰記者が金曜日の国会周辺で感じたことをつづります。
(登場人物の発言+発言シーンの説明+本文の問い)
「友達も救えなかった」監督の後悔 作品で伝える「地獄すぎる職場」―労組に相談 「洗脳」がとけた
「アリ地獄」と社員が自嘲する過酷な職場。労働環境の改善を求める30代社員の闘いに密着した映画「アリ地獄天国」が東京都内で公開中だ。土屋トカチ監督(49)が作品に込めたのは、「職場は地獄すぎる」と言って8年前に自死した親友への強い思いだ。(編集委員・清川卓史)
(紹介するモノの紹介+本文のハイライトとなる登場人物の思い)
初めての大地震、外国人が「一番怖かった」こと 耐えた魔の24時間―「200年に1度」はいつ起きるの?
大型の台風や地震が多い日本。日本語の日常会話に問題がないように見える外国人でも、災害の経験は少なく、いざというときにどう行動すればいいのか迷い、孤立してしまいがちです。タイと韓国、二人の女性の視点から、「災害大国」日本の備えを考えました。
(テーマに関する日本の特徴+問題提起+本文の内容)
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