リード文100本ノック#13―WIRED

リード文をすらすら書けたらいいなあという思いで、リード文をタイピング写経してみる週1企画。第13回は、WIRED日本版。

最後の高山明さんの記事がよかったです。WIREDは紙の雑誌の特設サイトもあるようで、それがとてもかっこいい。動きがあるのもいいし、写真とイラストのミックスもいい。

最近はリード文云々よりも、そのメディアがどんなトップページで、どんなカテゴリ分けをしていて、どんな記事を出しているのか見るのが主眼になりつつある。。今回は3本なので計55本。

あるスタートアップが掲げた「完全な記憶」のデータ化という野望の現実味

人間の記憶を完全に呼び起こせるようにするというサーヴィスの開発に、米国のスタートアップが取り組んでいる。すべてを記録してデータ化し、容易に検索したり呼び出したりできるようなかたちで保存するというこのサーヴィスは、どこまで実現可能なのか。こうした記憶のオフショア化にはプライヴァシーのリスクも伴うのではないか――。『WIRED』US版エディター・アット・ラージ(編集主幹)のスティーヴン・レヴィによる考察。

(キャッチーなトピック+具体例+反論となる問いかけ)

最後にウィットのあるオチがあるのが素敵☺ あらゆるものが急速にオンライン化されている中で、良くも悪くも、いろんな情報の「データ化」「保存」も進んでいくのだろう。個人的には、なんでもかんでも保存されて後世に残されてしまうのはちょっと息苦しい気がする。

災害からの電力復旧にドローンが大活躍――南米のハリケーン被害の現場で、その実力を見た

商用ドローンの用途は荷物を運んだり上空から測量したりするだけではない。南米のプエルトリコでは、ハリケーンの被災地で電力網の復旧作業に使われている。重い電線を運び、電柱などの間に張り巡らせていく作業を、いかにドローンでこなしていくのか。その作業現場に潜入した。

(特殊ケースの紹介+トピック+具体例)

ドローンってちゃんと社会貢献しているケースもあるんだなと知りました。災害現場の他にも、人間が身の危険をおかしてやっている労働現場にもっと活用できそう。(人の仕事がなくなってしまうという問題はあれども…)

劇場から都市に飛び出し、虚構世界をつくる:高山明(Port B)が語る、ポストコロナにおける「演劇」の新しい姿

世界各地のマクドナルドで移民や難民の人たちによる講義を購入して聴講できる「マクドナルドラジオ大学」、難民のガイドのもとに東京を旅する「東京修学旅行プロジェクト」など、「演劇とは何か」を根底に据えたパフォーマンスで注目されてきた演出家/アーティストの高山明(Port B)。そんな彼が実作を振り返りながら、ポストコロナにおける「演劇」の新しい姿を語った。

(キャッチーな事例+本文のテーマ)

舞台は、客席と街をつなぐメディアという発想がおもしろい。しかも舞台は変幻自在なのだと。マクドナルドを舞台にしたプロジェクトでは、「毒にもなるもの」を蔑むのではなく、それをどう活かすのか考える視点がありました。


これはおまけのスポンサード記事。メディアによっていろんなUI・UXが実現されていて、表現の仕方にはいろんな幅があるんだな、と感じさせられました。パンフレットのようなアルバムのような……



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