リード文100本ノック#22―Chikirinの日記

リード文をすらすら書けたらいいなあという思いではじめた、リード文を模写してみる週1企画。もはや最初の企図からは脱線してただの写経に戻っています。

今日は社会派ブロガー、ちきりんさんのブログです。ちきりんさんの存在は知っていたものの、最初によく知る入り口となったのはvoicyでした。有料課金はまだしてないのですが(すみません)、比較的最初の頃から聞いていたのと、無料のものは9割くらい聞いています。

今回ブログを読んでみたのですが、ブログもおもしろいですね。特に1つ目の記事は、テーマに対してもってくる事例と、問いかけが秀逸な回でした。今回は2本で、累積83本。

処罰か、それとも更生か

「罪を犯した人は罰を受けるべきだ」
普通はそう考えますよね。
でも、たとえ罪を犯しても「処罰よりも更生プログラム」が必要と判断される場合もあるでしょう。
ところで!
フランス革命時に王妃マリーアントワネットがギロチンで処刑されたことはご存知ですよね。
この例で彼女が「本当に処罰されるべきだったのか?」と考えたことはありますか?

マリー・アントワネットをはじめとし、革命に敗れ、処刑されてきた、はたまた処刑されてこなかった皇帝やお妃らの過去をひも解き、「処罰か、更生か、あなたが裁判官だったらどちらを選択しますか?」と問うシリーズ。

「革命に敗れた皇帝は処刑されるもの」という考えは、たしかに無意識のうちにあたり前になっていたように思います。そうしたあたり前を問い直し、そこから「処罰か、更生か」、ひいてはそれは「自己責任なのか、環境のせいなのか」という普遍的な問いを考えさせられるのです。

さすが、ちきりんさん!となりました。

ビバ道州制

ちきりんは2年前に「日本が採用すべき10個の政策」について書いていて、その中で道州制を支持しています。今日は「道州制」についての、ちきりんの考え方をまとめておきます。

<道州制のマイ定義>
(中略)
<道州制支持の理由>
(中略)
もう、消費税や原発に賛成とか反対とかいつまでもウダウダ言ってないで、国民に複数の選択肢を与えるべきなんです。話し合って一つの結論にするとか無意味です。いろんな価値観があり、いろんな生き方がある。無理矢理ひとつの結論にせず、複数の価値観の世界を用意すべき時代になっている。

というわけで、ちりきんは”ビバ道州制!”です。

私も道州制やってみたらおもしろそうだよね、と思います。日本は世界的に見ても人口が多く(11位)、経済的に豊かな国でもあるので、個々人の望むものは本当に多様。みんなの自由をできるだけ尊重する現実的な方策として、イシューに対して共通の価値観を持つ人たちでまちをつくっていく、という考え方は合理的に思えます。ざっとググった程度ですが、デメリットに挙げられていることで「それは道州制やめた方がいいね」と思えるようなインパクトのものは見当たりませんでした。道州間の財政格差は、対策方法を考えればある程度カバーできるのでは🤔


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