シャイニートレジャーexにいれかえカートは再録されません 〜ポケカの再録豆知識〜
こんにちはこんばんは!!
ひらがなじょにーです。
じょにーって呼んでください✌️
SNSを見ていると
2023年11月、シャイニートレジャーexのカードリストが発表された頃の話。
SNSでよく見るんですよ。
「VIPパス再録してくれ」
「ジェットエネルギー再録しないのかよ」
「いれかえカート再録して欲しい…」
「ポケ通再録くるか??」
最近ポケカを始めた人は「再録って何?」となっている人も多いと思います。
再録とは「過去に収録されたカードが再び収録されること」です。
ポケカの収録・再録については、実は決まったルールがあります。今回はそれを全部教えちゃいます✌️
この記事では以下のことがわかります!
ちなみにポケモン通信に想いを馳せてるヤツは確実に歴戦の猛者です。気をつけましょう。
お前誰やねん(自己紹介)
はい、ひらがなじょにーです🤗
ポケカは2018年からやってます。
普段は「ぴかぴかポケカ会」と言うポケカ親子交流会を主催したりしています。
よろしくどうぞ✋
ぴかぴかポケカ会のリンクはこちら↓
それでは本題に入ります!
レギュレーションとは?
まず、レギュレーションについてお話しする必要があります。
公式で紹介されているレギュレーションは
・スタンダード(スタン)
・エクストラ(エク)
・殿堂
の3つ。
そして、レギュレーションごとに使えるカードが決まっています。
今回の記事はほぼスタンに限った話になりますのであしからず。
スタンダードレギュレーション
一般的な大会やイベントで使用されているのはスタンダードレギュレーション(以下スタンと略します)です。
このレギュレーションで使えるカードを判別するには「レギュレーションマーク」を確認します。
この記事を書いた時点(2023年12月)では
レギュレーションマークE•F•Gのカードが使えます。
レギュレーション変更(レギュ落ち)
スタンは1年に一回(毎年1月くらい)にレギュレーションの変更が行われます。
アナウンスはいつも12月のCLで行われていますね。
主な変更点は使用できるカードプールになります。
2024年の1月に実施される変更は以下のとおりです。
ちなみに1/26は拡張パック「ワイルドフォース」「サイバージャッジ」の発売日。
レギュレーションマーク”H”が付く初めてのパックです。
Hマークのカードが使えるようになる代わりに、Eマークのカードが使えなくなります。このように、レギュレーションが変わり、一部カードが使えなくなる。これが俗に言う「レギュ落ち」です。
Eレギュのレギュ落ち・環境への影響についてはビオラさん(@Viola_pokeca)が別記事でまとめてくださっています。
視覚的で見やすい!!ぜひご一読を。
再録とは?
※ここからはスタンダードレギュレーションに限った話になります。ご注意ください。
※投稿当時のスタンダードレギュレーション(E•F•G)前提で記事を書いています。
ポケカでは、過去に収録されたことのあるカードが最新弾で再び収録されることがあります。先ほども説明した再録です。
ここからは様々な例を挙げながら説明します。
例① ポケモンいれかえ
こちらのカード、レギュレーションマークはGです。
こちらのカードはレギュレーションマークA。
こちらのカードはレギュレーションマークがないです。
しかし、すべてスタンで使用できます。
どう言うことかといいますと、現行のスタンで使用できるカードと同じ名前のカードは、過去のシリーズのカードでも使用できます。(一部例外あり)
そして、カードの内容は、最新のカードの記述を適用します。どういうこと?
例②ポケモンキャッチャー
スタンを遊んでいる皆さんなら知っているであろうポケモンキャッチャー。
Gマークのものはこちら。
そして、BWシリーズのポケモンキャッチャーはこちらになります。
はい。実は昔のポケモンキャッチャーはグッズ版ボスの指令でした。強くね〜?
スタンでもBWシリーズのポケモンキャッチャーは使えます。しかし、先述の通りカードの内容は最新のカードの記述(Gマークのポケモンキャッチャー)を適用します。お間違い無く。
例③ 博士の研究
こちらは博士の研究(オーリム博士)。Gマークです。スタン使用可能です。
こちらは博士の研究(ナナカマド博士)。Fマークです。こちらもスタン使用可能。
こちらは博士の研究(マグノリア博士)。Dマークです。カード名が同じなのでスタン使用可能です。
その他にも博士の研究(〇〇)はたくさんありますが、すべて同じカードとして扱います。
すべて同じカード扱いなので、デッキに合計4枚までしか入れられません。
同じような裁定のカードに「ボスの指令」があります。
ここでクイズです。
このカードはスタンで使えるでしょうか?
正解は「使えない」です。
ネモやジュンと同じテキストですが、カード名が異なるので使えません。
ちなみにスタンで「自分の山札を3枚引く。」というテキストを持ったサポートは「ネモ、ジュン、シンオウの仲間たち、ヒスイの仲間たち」の4種です。この4種は別のカードとして扱うので、デッキに4枚ずつ入れることができます。
ここまで再録の基礎についてお話していきました。
簡潔にまとめると
過去シリーズのカードと内容が異なる場合、最新のカードの記述を適用する。
現行のスタンで使用できるカードと同じ名前のカードは、過去のシリーズのカードでも使用できる。(一部例外あり)
「博士の研究」と「ボスの指令」は数種類あるが、すべて同じカードとして扱う
ということです。なんとなくおわかりいただけましたでしょうか。
実はここまでの内容はほぼすべて公式ホームページに載っていますので、最新情報が知りたい方はこちらからどうぞ。
再録・レギュレーション変更の豆知識
はい、ここからが本番といっても過言ではありません。
これまでのレギュレーション変遷の歴史から紐解く、再録の豆知識をご紹介します。
レギュ外からの再録とレギュ内での再録
現行スタンでの定番カードである「ネストボール」ですが、実は初登場はAマーク。そして一度レギュ落ちを経験しています。
そしてレギュ落ちから3年、Gマークで再録されました。
博士の研究、ボスの指令はレギュレーションマークが変わるごとに再録されていますが(レギュ内ででの再録)、ネストボールのように一度レギュ落ちしてから再録されるパターンもあります。ちなみに「ハイパーボール」、「スーパーエネルギー回収」、「レベルボール」、「エネルギーリサイクル」などもレギュ外からの再録組です。
レギュ内再録には2種類ある
レギュ内での再録には
「マークが更新される再録」
「マークが更新されない再録」
があります。
マークが更新される再録とは?
例えば「エネルギー転送」。
こちらはDマークですが、
こちらはFマークです。
このように、マークが更新されています。
同じイラストでもマークが違いますね。
では、マークが更新されない再録とは?
これは細かく2種に分かれます。
まず、「ふしぎなアメ」の例を見てみましょう。
どちらもGマークです。
レイジングサーフとバイオレットexはGマークの拡張パックなので、そもそも更新する必要のない再録です。
そしてこちらは「ブーストエナジー 古代」。
こちらはGマーク。
そしてこちらもGマーク。
こちらは「古代の咆哮」で初収録されたものが「ワイルドフォース」で再録。
ここで前例と大きく違うのが、「ワイルドフォース」はHマークのパックであると言うこと。つまり、更新があえてされなかった再録です。
今後Hマークで再録されない限り、このカードは「ワイルドフォース」収録の他カードより先にレギュ落ちすることとなります。
ちなみにハイクラスパックでの再録について、現段階では100%マークが更新されないことが確認できています。
ハイクラスパックの再録はシリーズをまたがない(超重要)
今回の記事はこれが伝えたかったと言っても過言ではありません。
現在は明言されているわけではないですが、
ハイクラスパックに再録されるカードは、同じシリーズ内からしか選ばれません。
※実は昔は明言されていました。→ リンク
例えばいれかえカート。こちらはFマークです。
このカードはソード・シールドシリーズのカードなのでスカーレット・バイオレットシリーズのハイクラスパック「シャイニートレジャーex」には収録されることはありません。
しかし、不定期に発売されるビルドBOX等にはシリーズをまたいだ再録もされます。これは新規プレイヤーにも嬉しいですね。
いれかえカートも採録されます。
その他豆知識
・ビルドBOXでの再録はマークが更新されない
シリーズをまたいでいるか否かによらず、ビルドBOXで再録されるカードのマークが更新されたことはこれまでありません。
上に挙げた再録のいれかえカートもFマークですね。
・マスターボールとマスターボール(ACE SPEC)は違うカード
ACE SPECのカードはACE SPECではない同名のカードに代用できません。
これからいくつか登場してくる可能性があると思うので、気をつけましょう。
ちなみに新レギュ(F・G・H)にてBWのマスターボールが使用できるかはまだ公式からの発表はありません。
・シリーズの固有なモチーフのトレーナーズは再録されないことが多いが、モチーフが変わった同じ効果のカードが登場することがある
スタンの定番スタジアム「頂への雪道」は、ゲーム「ポケットモンスター ソード・シールド」のエリアのひとつです。
こう言ったシリーズ依存のカードは再録される可能性が低いです。
しかし、過去にはシリーズ固有モチーフでありながら再録された稀有な例として「フウロ」「サナ」「カトレア」などがあります。
また、「ポケットモンスター サン・ムーン」に登場する「マオ」「ハプウ」は、再録されたことはありませんが、同じ効果の「暗号マニアの解読」「探検家の先導」がHマークにて収録されます。
微妙にテキストの表記ゆれがありますが、同じ効果と捉えていただいて問題はありません。
スタジアムについても、BWレギュで収録された「スカイアローブリッジ」と同じ効果である「ビーチコート」が収録された例があります。
なので、頂への雪道が姿を変えて舞い戻ってくる可能性は十分にあると考えられます。
・シリーズをまたぐレギュレーション変更ではルールの変更も発表される可能性がある
過去にDレギュ(ソード・シールドシリーズへの移行)が発表された時、先攻プレイヤーのサポート使用禁止のルール改定も同時に発表されました。
また、Gレギュ(スカーレット・バイオレットシリーズへの移行)が発表された時は、ポケモンのどうぐのカテゴリ化(グッズカテゴリからの分離)が同時に発表されました。
このように、シリーズをまたぐレギュレーション変更では、なんらかのルール改定が実施される可能性があります。
・過去に再録されたカードはまた再録されるとみんな思っている
これに関してはただの願望です。笑
最初の方に出てきた「ポケモン通信」はLEGENDシリーズで初登場。BWレギュで再録しています。
そして一度レギュ落ちした後、Cマークで再録。
その後またレギュ落ちしました。
なので、みんな「また再録されるんじゃないか」と思って新弾が出るたびにざわざわしてるんですね。
じょにー調べでは2度レギュ落ちしたカードが再録された事は今の所ないです。あれば教えてください!追記します!!
・博士の研究(ウィロー博士)だけ…
SRとノーマルでマークが違います。
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます!
というわけでレギュ落ち、再録のあれこれをまとめました。いかがだったでしょうか??
今回の記事を読んでいただければきっと再録マスター(???)になれるはずです。
他にも何か豆知識があれば教えて下さい👂
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質問等あればDMでもリプでもいいのでご連絡ください!頑張って答えます✌️
それでは、良いポケカライフを✌️