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隕石系ヨーチューバーネルトリンガーマスクスを救え!

みなさんこんにちは、ひらめです。
時空創竜環境楽しんでいらっしゃいますでしょうか?
前回のソルレアロンマスクスの記事、ご好評のようで嬉しい限りです。
さて、今回の記事は以前お伝えしていたガーンデーヴァマスクス……


ではなくネルトリンガーマスクスです。

え?なんでこのタイミングでネルトリンガーマスクス?しかもマスクス界隈では最弱と名高いこんなユニットを??
そう言った声が聞こえてきます…。
実はこのネルトリンガーマスクスは、最新弾の時空創竜、そしてコロコロパックにて密かに強化されていたのです。
全国の同胞(ネルトリンガーマスクスファン)に向けて、構築を考えるきっかけになればと思い執筆することを決めました。
目次もございますので、気になったところだけでも是非読んで頂けると幸いです。





従来のネルトリンガーマスクス型の問題点

従来のネルトリンガーマスクスは、素の軸と比べいくつか問題点のあるデッキです。
まずはこれらをご紹介します。

デッキ内の自由枠が他国家より少ない

マスクス軸をブラントゲートで作る上での必要枚数が

セットオーダー採用(8~10枚程度)
マスクスギミック採用(6~10枚程度)

とこの時点でデッキ内の枠がかなり圧迫しています。(上記枚数は目安)
最大枚数採用するとトリガー、完全ガードと含めて40枚程度は決まってしまうのです。
もう一体のマスクスであるオルフィストの場合は、夜影兵といったアタッカーを自力で生み出すことができる為、素からあるギミック、マスクスをサポートするカードに採用枠を寄せることが可能でした。
反対に、ネルトリンガーマスクスはその能力の都合上、手札に最低2枚のアタッカーを確保する必要があり、上記①と②の採用に加えアタッカーも採用する必要がありました。
ですが、アタッカーを取ればデッキの安定性、再現度が減少し、安定性を取ればアタッカーが不足し出力が下がってしまう為、トリガーという上振れを願うのみといった所謂パチンコデッキ要素がさらに強くなっていました。

素のネルトリンガーの弱体化したような能力


素のネルトリンガーの能力を見てみると、

V登場だけで山を2枚圧縮し、要の隕石オーダーであるニートネスメテオシャワーを選択すればSC2と2ドローが可能。
Vの火力を+15000、星+1、トリガー効果2倍とコストは重いが火力面の高さ。

と真ん中(V)の火力を上げて圧力を増す特徴を持ったユニットです。
特にパワーと星が上がる為、トリガーが出なくても完全ガードや無駄にガード値を使わせることができたり、トリガーを捲ればイージーwinを狙えたりと優秀な点が多くあります。
コストで使用する隕石オーダーも山から自力で貼れる点も優秀でした。


ですが、マスクスとなった姿はどうでしょう。
改めて見て行きます。、


その能力は以下2つ。

割れた隕石2枚につき、手札から1体ユニットをコールし、4枚割ればトリガー効果2倍に。
素ネルトリンガーを除外することで、ドロップの隕石オーダーを3枚まで回収。


このマスクスの問題点は大きく2つ。

・アタッカーを自力で確保できないので、連続アタックが可能だとしてもトリガーが出なければダメトリで止まる出力しか出せないず、手札も減り続ける。(火力面安定性、手札減少)
・使用した隕石3枚回収は優秀だが、セットすることができないのでオーダーを貼る為のサポートが必要。(サポート枠増加)

火力面が大幅に弱体化され手札も減り続けるだけでなく、枠が無いにも関わらずサポート要員も増数させるしかないといった重症患者に…。
私も長い間構築を考えていましたが、中々良いリストも思い浮かばずデッキケースの中に眠らせていた状態でしたが、新規カードを眺めているとあるギミックを見つけ革命が起きました。

投入されたギミックと本構築について

それでは早速、構築から見て行きましょう!


この構築を語る上で大事なカードはこの二枚、極光戦姫でよく採用されるPRカードのミューナ、そしてコロコロパックで追加されたブラックの相棒カメラちゃんです。
ミューナの能力は、いずれかのメイン中にいずれかのオーダーゾーンからユニットが登場した際にSB(ソウルブラスト)1で1枚引くことができます。
上記の条件を満たす為には特定のギミックが可能な極光戦姫やヴェルストラといったデッキでしか機能しませんでした。
頭を抱えていたそんな時、コロコロパックで追加されたカメラちゃんというセットオーダーカードの存在を知りました。
V指定がなくメイン中にSB1することにで、オーダーゾーンより盤面へコールすることができる為、どのデッキでもミューナの発動条件をクリアできるようになりました。
ですが、このカメラちゃんミューナシステム(以降カミューシステムと呼称)にはある弱点が存在しました。
それはソウルコストが重いことです。
毎ターン盤面1、手札をミューナの数×1枚増やせるかなり強いギミックですが、最低でもSB2を必要とする為、普通のデッキではコストが足りなくなり中盤以降では置物となる問題がありました…。

そんな時思い出したのがのがネルトリンガーマスクスの存在です。
元々、隕石オーダーのSCとマスクスギミックのおかげで、ソウルを稼ぐことができるデッキでした。
この山なら、このコンボギミックを取り入れても問題が無く、以前から問題点の1つであるアタッカー、防御札確保手段の乏しさをミューナのランダムドローで補える様になると思い採用しました。
また、ライドラインをG1ブラックにすることでカメラちゃんの確定サーチ、G2に宿命決戦で追加されたウィノナを採用することで、カメラちゃんの能力でライドラインのウィノナを確定でドロップに落とすことが可能となり、マスクスの能力でコールする用のアタッカーを1枚確定で確保できる点も非常に噛み合いが良いものとなりました。

それでは各グレード毎に採用カードを見ていきましょう!


G3×9

ネルトリンガーマスクス×4

このデッキの主役です。
マスクスの利点であるペルソナ札を実質4枚にできる為、フル投入しています。

素ネルトリンガー×2(ライドラインに1枚)

素のネルトリンガーです。
回収スキル使用が必須級なので、メインデッキにも1枚採用しています。
デッキの性質上、隕石オーダーを極限まで枚数を減らしているので、もう1枚採用するか検討中です。

マスクオブヒュドラグルム×2

マスクスギミックに必須のオーダーです。
3枚以上は枠やそもそも過剰、1枚だとダメ落ちやG2龍樹でのサーチスキルで確定山圧縮の機会も減るのでこの枚数に。

煌結晶×1(レガリス枠)

時空創竜に収録されたレガリスピース。
手札又はドロップにあれば、オーダー権を使わずに山上からカードを面に出せるスキルを持ちます。
山の圧縮やG2龍樹、ミューナと言ったパーツのサーチ、オーダーカードも無理やり墓地に落とせるので様々な場面で重宝されるカードです。
コンボや出力面の再現性アップの為、このレガリスをピックしています。
他であれば、ツインキャスト辺りが無難です。


G2×9

サイバカイツール×4

G2龍樹です。
マスクスギミックを安定させる為、フル投入。
ドラエンやケテルに配られた新規龍樹が来れば変更するかと言われたら、変更しないと思います。
単純にエネルギーコストをかなり使うので、マスクサーチスキルを使用し辛いという懸念点がある為です。


ヘルハザード×4(隕石オーダー)

隕石オーダーの1種類目。
ネルトリンガーの効果でドロップに落とす際、2枚分としてカウントできる優秀なカードです。
ただし、使用するとバインドされる関係で、以降ゲームで使用することはできないので使い所はよく考えましょう。

ウィノナ×1(ライドライン)

純正のライドラインではなく、サポートユニットをライドラインに設定しています。
純正のライドラインは確定でアドを稼げるものではないのであまりに弱く、従来もコンバインラッシャーをライドラインにしていました。
宿命決戦でCBを使用しないアタッカー回収手段として追加され、コンバインの代わりに採用。
上記の方で触れていますが、カメラちゃん採用の関係で確定で落とせるようになり、山への複数枚採用する必要が無くなりました。
ライドラインが強化されれば変更も検討しますが、現状はこのG2で充分アドを取れると思います。


G1×19

メテオシャワー×5(隕石オーダー)
貼られるとSC1、Vの能力で貼られると1ドローができるG1隕石オーダー。
基本的にSC能力は積極的に序盤は使っていきます。
中盤以降になれば山に眠るトリガー枚数や手札と相談しながらSCする判断を行なっていくので、使用しないタイミングもあります。
マスクスのおかげで、隕石オーダーの採用枚数を減らせるので、本構築では5枚の採用に。
前述した3枚目のネルトリンガーの枠は、このメテオシャワーを4枚にして1枚増数させても良いと思います。

ミューナ×4枚

本デッキの主役と言っても過言ではありません。
このカードが引き込めるかでゲーム中の安定感、リソース面が決まっていきます。
基本的にはリア裏に置いて、カメラちゃんやその他パワー10000のユニットのブースターとして運用します。
また、条件さえ満たせば自身がパワープラス5000するので、ペルソナと龍樹マーカー込みで単体20Kの要求を出せる優秀なアタッカーにもなれます。
マリガンもこのカードを優先して狙いに行くので、初手次第ではフルマリガンも視野に入れておきましょう。

メドラー×4

マスクスが隕石オーダーを手札に回収できるとは言え、オーダー権は1回のみ。
貯めた隕石を貼れるユニットの採用が不可欠でした。
現時点でリソースに変換しながら隕石オーダーを貼ることができるユニットはこのメドラーのみとなるので、このカードを採用。
地味に火力はガード値が上がる点も優秀です。
枚数はユニットのサーチスキルがほとんどないので、ゲームに絡みやすくする為、フル投入となっています。

完全ガード×4

ブリッツの完全は不採用。
ここは好みかもしれませんが、状況次第ではマスクスのスキルで完全ガードをコールする局面も少なからずあります。
手札から出せるユニットは山の中に増やしておきたいので、私は生き物の完全をフル投入しています。


カメラちゃん

このデッキのエースカード。
ミューナ起動の起点となるだけでなく、序盤のアタック数も稼げる優れものです。ライドラインで確定サーチが可能なので1枚採用。


悪魔系ヨーチューバーブラック×1(ライドライン)

ライドラインG1は、コロコロパックにて登場したG1ブラック。
このカードを採用することで、カメラちゃんを山から直接オーダーにセットできる為、自由枠の少ないマスクス軸でも安心して採用が可能となっています。


G0×17(1枚はライドライン)


トリガー構成は星7ソウルに入る前トリ4治4国家超1となります。
ソウルイン前トリは、使用すればミューナの1ドローにも繋がるだけでなく、中盤以降の5パンでの出力も上げやすくなるのでフル投入しています。
超トリは現状国家超ですが、赤超のヴァルナ―ト採用を視野に入れても良いかもしれません。最終的にはお好みで良いと思います。


マリガン基準


マリガン基準はほぼ変わりません。
ミューナ>>>サイバカイツール>メドラー>マスクス>2枚目ミューナ>隕石オーダー
ミューナのおかげで山を掘るスピードがかなり速いので、隕石オーダーやマスクオーダーといったカードは、道中でソウルに入ったりドローで持って来れたりするので優先度は少し低めです。



戦い方


基本的な戦術はシンプルで中盤以降もほぼ変わりません。
2ターン目までは、カミュ―システムが狙えるなら使用。
カイツールがあるならカイツール優先して出します。
3ターン目以降からミューナ盤面→カメラちゃん起動→ミューナの1ドロー→マスクス効果で回収→メドラーでメテオシャワーセット→ウィノナ回収。
これを自身のソウル、エネルギーコストと相談して行うだけです。
考えるところは中盤以降のメテオシャワーのSC1をするかしないか。
基本的に使いますが、見えてるトリガー枚数が少なければしない選択肢や、手札状況で無理やりパーツをソウルチャージで落としにいくといった選択を迫られることもあります。
運要素の強いデッキであることに変わりはないので、ある程度割り切り最大値を狙いに行く勇気を持つ必要はあるでしょう。


終わりに


いかがだったでしょうか?
文字では伝わりにくい部分もあると思いますが、実際に使用してみると従来構築に比べてかなり戦いやすい構築になっているとは思います。
圧縮率も運要素はある物の、ネルトリンガーのトリガー効果2倍スキルも当たりやすいので使っていてかなり楽しい山です。
皆さんもぜひ使ってみてくださいね!
年内のnoteはこれにて終了となりますので、次回は来年になります。
それではみなさん良いお年を!!



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