質問はした後が本番!?

相手に何かを聞いた時に答えをもらって満足してませんか?コミュニケーションの大事な要素の一つである「質問」について今回は書いていこうと思います。

まずは聞き上手になることがコミュニケーション上手への近道だということは何度も記事にしてきましたが、やはり相手の話を聞いているだけでは会話の盛り上がりにも上限があります。そこで必要になってくるツールが質問になってくるわけです。

前に一度質問に関しては記事にしているのでまずはそちらから目を通してもらえると嬉しいです。

今回は質問の中身や内容ではなく質問した後の対応について焦点を当てていきます。会話はよくキャッチボールに例えられますが、質問ももちろん会話の一部なのでキャッチボールと同じように受け答えの要素があります。

相手が話をしている

それに対して質問する

相手が回答する

このような流れでしょうか。実はこれで終わってしまうとコミュニケーションとして満点とは言えないんです。一つステップが足りていないのですがどこにどんなステップが足りていないと思いますか?

答えは「相手が回答する」の後に「回答に対する反応をする」です。

え?当たり前じゃないか。って?そうなんです。当たり前なんです。会話はキャッチボールなので回答というボールを受け取って相手に投げ返すのは当然の行為なんです。でもコミュニケーションを取るのが苦手な人は質問することに精一杯になってしまってその後の対応まで手が回らないのをよく見かけます。頑張って質問した後にもう少しだけ頑張って反応をすればあなたは質問マスターです。会話において十分質問を武器として使えるようになるでしょう。

では、どんな対応をするのが適切なんでしょうか。とても簡単です。コミュニケーションを語る上で毎回のように登場する「オウム返し」です。質問をして相手から回答が返ってきたらそれを繰り返して「○○なんだね〜」と言うだけでそれは立派な会話のキャッチボールです。こんな簡単に対応できるなら実践するしかないですよね?ぜひ実践してみてください。きっと相手はちゃんと自分の話を聞いてくれてるんだ、と感じてさらに色々と話してくれるでしょう。そうなってしまえば相手は気分良く話すことができ、こちらはそれを聞いているだけで楽にコミュニケーションが成り立つというプラスの循環が生まれます。質問の後の少しの気遣いでコミュニケーションのキャッチボールを制しましょう。