信頼を得るには自己開示から!

私はWeb関連のことを勉強している愛知県に住む学生です。

え?突然どうしたかって?今まで質問の仕方や聞き上手になるためのテクニックなど、相手に気持ちよく話して貰う方法をメインに書いてきました。今回は少しステップを進んで更に相手との関係を深めるためのテクニックである自己開示について書いていこうと思います。なのでまずは冒頭で自己開示してみました。

まず、そもそも自己開示とは何なのかというのを簡単に説明したいと思います。読んで字の如しなんですが自分のことを相手に示す(話す)というだけです。では、自分のことを話せば自己開示になるのでしょうか?答えは否です。身の回りに自分のことばかり話す人はいませんか?口を開けば自慢話や苦労話など・・・そういう人って周りからどう思われているでしょう。コミュニケーション上手だと思われているでしょうか?これも答えは否です。「自己開示」と「自己顕示」は似て非なるものです。後者は相手を不快にしてしまうことが多くコミュニケーションをうまく取りたい場面では使わないかもしれません。今回は前者、コミュニケーションにおいて重要なテクニックになりうる方を解説していこうと思います。

では、「自己開示」と「自己顕示」がどこがどう違うのでしょうか。ポイントは一点だけです。『相手の気持ちを考えているかどうか』です。これだけ聞くと相手のことを事を考えながら自分のことを話すのが自己開示なんだ、と思われるかもしれませんが逆です。相手のことを考えないほうが自己開示なんです。先程例に挙げた自慢話ばかりをする人はどのようなことを考えながら話しているのでしょうか?それは「相手に良く思われたい」という気持ちです。この気持ちが入ってしまうと自分の印象を上げるために大げさに話してしまったり都合の良い情報だけを話すということに繋がります。これでは相手に信頼されるような話し方はできません。つまり、ただひたすら自分のことを話してくる不快な人、という扱いになるわけです。

逆に言えば自己開示というのは素直に思ったことや事実をぽんと口に出すことなのです。この「口に出す」というのはすごく自分の中でしっくりきている表現なのですが伝わるでしょうか・・・自然に自分のことや考えを話すことができるというのが自己開示ということです。正直これはすぐに誰でもできることではないし元々のコミュニケーションのスタイルによっても違ってくると思いますが練習すれば絶対に習得できる技術です。普段から会話の中で思ったことがあったら口に出してみると良いかもしれません。これを言ったら相手が不快になるとかは気にしなくていいです。常に相手のことを考え続けていてはコミュニケーション力は伸びません。たまにはKYになってもいいのです。むしろ相手のこと気にしすぎて何も話さないような人は信頼を得られません。もちろん自分の思ったことを話すことはすごく勇気がいるし大変なことです。ちょっと頑張ってそのステップをクリアできれば相手の信頼を掴むことができ、より良いコミュケーションを取ることができるでしょう。