「そうだね」その後は?!

会話を続けるのを苦手な人がよく使いがちな言葉に「そうだね」というのがあります。

「今日は暑いね」「そうだね」

どうですか?会話が終わってしまいますよね。これでは話は盛り上がらないし続くわけもありません。

今日はこの「そうだね」について書いていきます。


冒頭では「そうだね」を悪者にしてしまいましたが、この言葉は相手のことを肯定する意味があるのでこの言葉自体が悪いというわけではないのです。身の回りのコミュニケーションをとるのが上手な人はもちろん、自分自身も会話の中で使うことがよくあります。

では、会話が続く人とそうでない人の使い方の違いとはなんでしょうか。それはその後になにか一言足すかどうかという点です。人との会話に苦手さを感じない人からすると当たり前のことかもしれません。ただ、会話が苦手な人は「そうだね」と発しただけで自分のターンが終わったと満足してしまうのです。実際に冒頭の会話に一言足してみましょう。

「今日は暑いね」「そうだね、今日は30℃まで上がるらしいよ」

これだけでいいのです。きっと相手は気温なりに触れて返答をしてくれるでしょう。こうして会話は続いていくのです。

今回は「そうだね」の後について話しましたがもちろん他の言葉の後も同様です。会話の中で一言でこちらのターンが終わる場面はそう多くありません。一言で返して会話が終わってしまうと感じたなら少し言葉を足してスムーズな会話をしてみてはいかがでしょうか。