投資初心者の勉強日記1日目。〜投資とは〜
はじめに。
今まではコミュニケーションについて書いてきましたが、来春から証券会社に就職することもあり投資について勉強をしてその記録をこのnoteに記録していこうと思います。最終目標としてはこの記事を読んだ人が「投資始めてみようかな。」と思えるような記事を書いていけるよう頑張りたいです。
証券会社に就職するとは書きましたが自分自身、今の段階では証券や投資についての知識はほぼ皆無と言ってもいい状態です。そもそも投資って何?というレベルだったで今回は投資とは何なのかについて書いていこうと思います。
投資とは?
まずは「投資」という言葉の意味について。goo国語辞書によると『利益を得る目的で、事業・不動産・証券などに資金を投下すること。転じて、その将来を見込んで金銭や力をつぎ込むこと。』とのことです。本来の意味である不動産や証券に資金を投下することの他にも美容やファッションなど直接お金をかけない投資もあります。最近は自己投資、といってこのことを指すことも多くなってきたのかなと思います。ただ、今回の記事では本来の意味、利益を得るために資金を投下するという意味で使っていきます。
「資金を増やすため」という点が重要になっていて、多くの人は投資をせず「貯蓄」という選択を取ります。貯蓄をした場合、利子というものがあるのでいくらかは資金が増えることには増えますが、どちらかというと資金を増やすのが目的ではなく安全に資金を保管しておくのが目的になっています。
では、資金がそのまま保管される「貯蓄」と資金が増える「投資」では後者のほうが良いもののように思えます。しかし、そんな都合の良い話はありません。投資には必ずリスクというものがつきまといます。それは投下した資金が返ってこないというリスクです。では、なぜそんなリスクが生じるのか、それは投資の本質について知る必要があります。
そもそも投資とは業績を伸ばしたい企業に資金を投下することだ、というのは先ほど確認しました。実際に例を挙げて解説します。
あるひとつの会社を例にします。この会社はいま業績が伸びていて、さらに業績を上げるためにもっと人を雇いたいと考えているとしましょう。しかし、そのための資金がないので実際に人を雇うことができません。そこで、投資家や銀行を頼ってお金を出してもらうわけです。投資する側はここで投資をしていおけば増えた状態で返ってくるかもしれない、と期待してお金を投下します。また、会社は集めた資金でさらによい運営をして業績を伸ばそうとします。例えばある投資家が1,000万円を投資したとしましょう。他にも多くの資金が集まり、この会社は業績をさらに大きく伸ばしたので1,500万円になって返ってきました。投資家は500万円の利益を得ることができます。では、逆に思ったより業績が伸びず、500万円しか返ってこなかったとします。もちろん、500万円の損です。さらに、この会社が大失敗をしてしまい、倒産したら投資した資金は全然返ってきません。このように利益が出ることもある反面、資金を失う可能性もあります。これが投資のリスクです。このリスクと向き合いながら資金を増やしていくのが投資の難しく、大事な点です。
投資にはハイリスク・ハイリターンのものもあれば、ローリスク・ローリターンのもの、長期のものもあれば短期のものもあります。こういった種類に関しては次回以降また書いていこうと思います。今回は初めてということでそもそも投資とは、という内容でした。