ジャグリング競技会における、演技構成点への考察
「演技構成点とか、いらなくない?」
あるジャグリング競技会の後、採点結果を見た選手の一言だった。採点に不満があったのかもしれない。審査員を信頼して文句は言わないきまりでしょ、という突っ込みはあれど、気持ちは理解してしまう。私のことをご存じの方は意外に思われるかもしれないが、私はこの一言には心の中では同意していた。
演技構成点に関する悩みを持つ選手は多いが、それはなぜなのか?
難易度点などほかの項目をつけたあと最後になんとなくの印象で演技構成点をつける審査員もいる。難易度点や新奇性度点に比較して評価基準が定まっていないように感じている審査員が多いため、印象でなんとなく採点されがちなのが現状だ。審査員の好みや会場の雰囲気によって印象は左右されやすいこともあり、得点や順位は安定しにくい。確固たる評価軸を持っていないと、審査員も選手を公平に採点することは難しい。そして残念ながら、演技構成を定量的に評価する軸を持っていない審査員が多いのが現状である。結果として、演技構成の悩みを持つ選手は多く、演技構成力を高めるインセンティブを選手が得られにくい状況になってしまっている。
この状況では、先ほどの例のように「演技構成点という審査項目は公平性に欠けるため競技会にふさわしくない」とする考えが出るのも仕方ないと言わざるを得ない。
しかしながら、演技構成点という項目が採用されているのには、明確な目的が存在する。問題は、演技構成点という項目が存在することではなく、明確な基準をもとに演技構成を定量評価できる審査員が少ないこと・この基準についてジャグリング競技界隈の間でコンセンサスが取れていないことである。
本記事の目的は、上記課題の根本的な原因である「演技構成を評価する明確な基準について、ジャグリング競技にかかわる選手や審査員などの間で認識を共有できていない現状」に一石を投じることである。国内外のジャグリング競技会やその演技構成部門で高い評価を得たり失敗したりした経験をもとに、競技における演技構成とは何かを連載形式で解説する。もちろん、本記事が絶対的な正解というわけではない。この記事の内容をベースに、ほかの視点を取り入れたり違和感のある要素を排除したりして、読者がそれぞれの考えをつくることに貢献できれば良いと考えている。そのようにして、選手が自分の演技の構成を考える上での指針を、審査員が選手の作品を評価するための軸を確立する一助になれたら嬉しい。
目次
<第一部>
演技構成の基本とジャグリング競技で頻出の演出手段
・そもそも、演技構成点ってなぜあるの?
・構成点の評価対象は「手段」。目的を見失うな。
・コンセプトと手段を一貫させ、ぶれのない演技を設計する
・演出手段の分類と活用例
・演技構成って技術では?
<第二部>(予定)
演技の「良さ」の解像度を高めるためのコンセプト論
・ヨーヨーのAP部門に学ぶ、コンセプトの三分類
・ART系コンセプトの解釈:手段の例と意味への拡張
・ジャグリング競技会で評価されるコンセプトと対象外のコンセプト
・広く受ける演技と深く刺さる演技を両立するための机上論―コンセプトの多面性
<第三部>(予定)
コンセプトの上位概念:演者としての軸とブランドについて
・作品に共通する特徴と演者の「らしさ」
・創発の軸とステイトメント
・強い手段を作り上げる
演技構成点ってなぜあるの?
まずは演技構成点という項目が設定されている理由に立ち返ることから始めたい。理由を知ることで、大会を運営する立場の人が選手にどのような構成の演技を期待しているか分かるためである。そして、選手はその目的に即した演技を作ることにより高い評価を受けやすくなり、審査員はそのような演技を高く評価することで大会の価値観を支援することができる。
審査項目の内容が明記されている文書は多いが、その目的が明記されている資料は少ない。ここでは、数少ない資料の一つとして、日本ディアボロ協会が公開している競技細則の解説動画を参照する。
競技シーンとはいえ、いろんな人に見てほしいわけですよ、協会としては。そういう意味では、やっぱりエンターテイメント性みたいなのが欲しい。
詳細は解説動画を参照していただければと思うが、エンターテイメント性を実現するために技の順番を工夫する・道具の増減の際の導入の仕方などの演出を考える、という例も語られている。この動画からわかることは、演技構成が練られていないただの技の羅列では競技に詳しい人でないと楽しみにくいため、もっと他の人にも楽しんでもらえるような演技をすることを協会が選手に求めているということである。エンターテイメント性に乏しい演技をする選手が増えると、新たに競技に魅力を感じて挑戦してくれる選手も減ってしまうので、それを避けたいという意図もあるのかもしれない。
いずれにせよ、いろいろな人に楽しんでもらえる演技をすることが選手には求められており、そのような演技をした選手を高く評価するためにこの審査項目は設定されている。選手はそのような演技を行うことで、高い得点を得ることができる。
構成点の評価対象は「手段」。目的を見失うな。
一方で、演技構成点については、例えば日本ディアボロ協会が主催するディアボロの公式大会では下のように規定されている。
演技開始から演技終了までにおいて、楽曲、衣装、技の順序、起承転結などの調和性を評価する。
ここで重要になるのが、見た人が楽しめるのか・エンターテイメント性があるかなど、先述した演技構成点が設定されている目的である事項を直接評価していないということである。それらを実現するための手段として楽曲・衣装・技の順序・起承転結などが挙げられ、演技構成点とはそれらの調和性を評価するものである。複数の手段を調和させることにより目的が達成されるというのが根底の考え方であり、選手の演技の目的に即して手段が選択されているか否かを評価するのが演技構成点である。この記事では、演技の目的のことを「コンセプト」、手段のことを「演出手段」と表現する。演出という言葉に身構える選手もいると想像するが、最後に盛り上がる技をするとか気分が乗る曲を使うとかそういうものも含むので、そんなに難しいものだと思わないでほしい。

演出手段が適切か・効果的かを判断するためには、その演出手段によってどのような演技を作りたいのかを知る必要がある。つまり、演技コンセプトがあってこその演出手段であり、そもそもコンセプトが伝わらない演技についてはそれを評価することが難しい。時々「今回のルーチンは音ハメをたくさん入れたので構成点が高いと思う」という選手がいるが、大切なのは音ハメとほかの要素の掛け合わせによりどのように観客を楽しませたかであり、音ハメが多ければそれでよいのではない。逆に、例えば「観客が手拍子をしながら技とそのリズム感を楽しむ」というコンセプトに基づき、リズムに乗りやすい曲や音ハメという演出手段を採用しているのであれば高評価である。とにかく、コンセプトと演出手段の関係を理解することが重要である。
注意:ごくまれに、提示されたコンセプトの魅力度や完成度の高さを別項目で評価するジャグリング競技会がある。この場合は、演出手段とコンセプトの両方が評価される。後述するが、フィギュアスケートやヨーヨーのAP部門もこのタイプである。
コンセプトと手段を一貫させ、ぶれのない演技を設計する
コンセプトは選手が自身の好みで選択してよく、「美しい演技」とか「観客が盛り上がってぶちあがる感じ」とかなんでもよい。どのようなものが多いのか・競技会で評価されやすいものとされにくいもの・複数のコンセプトを一つの作品中に盛り込むことなど、コンセプトの分類や扱いについては第二部でまとめる。
どのようなコンセプトを設定した場合でも、コンセプトを実現するために最適な手段を採用することが大切である。例えば「97531というボールの技の良さを見せたい」というコンセプトに対して、「序盤に3ボールで531をする、中盤に7531をする、最後に97531をする」というように、同系統の技を用いて技の順序を工夫するという演出がある。そのようにしてコンセプトと演出手段を対応させることで、演技のコンセプトが観客に伝わりやすく、観客に楽しんでもらいやすい演技を設計しやすくなる。逆にコンセプトと演出手段が対応していない場合、観客にはコンセプトが伝わりにくい。97531をするときにステージの後ろの端っこのほうで観客に背中を向けてしまっている場合が例として挙げられる。観客は97531という技が見えにくいので、この技の良さが伝わりにくい。演出手段(ステージの利用)がコンセプトに対応していないため、競技会では得点が伸び悩み、競技会でない場合でも観客は演技の良さを感じにくくなってしまう。
初心者には、演技づくりの際には最初にコンセプトを決めることを勧めている。そうすることによりコンセプトに対応した手段を採用しやすくなるためである。逆に、複数の手段の採用を先に決めると、それらのつじつまを合わせるのが難しくなってしまう。「この衣装を着たい」「この曲が使いたい」と二つの演出の採用が先に決まってしまい、衣装と曲が合わない場合などである。衣装や曲から決めるのではなくて、「こういう雰囲気の演技にしたい」と先に決め、それに合う曲はこれで衣装はこれ、と決めていくと曲と衣装が必然的に調和する。こんな初歩的なミスはしないと思われるかもしれないが、技の順序やステージ利用・起承転結の設計などいくつもの演出手法をすべて調和させるとなるとミスは意外と起きる。これら他の演出もコンセプトに基づいて決めることができれば、演技に一貫性が生まれる。つまり、コンセプトが伝わりやすく観客に楽しんでもらいやすい演技を作ることができ、競技会でも評価が上がりやすい。
演出手段の分類と活用例
コンセプトを決めたら演出手段をそれに対応させることになる。ここでは演出手段としてどのようなものがあるのかを整理する。
国内のジャグリング競技規則における、演技構成点の項をいくつか下にまとめた。
日本ディアボロ協会主催の公式大会
演技開始から演技終了までにおいて、楽曲、衣装、技の順序、起承転結などの調和性を評価する。
Japan Juggling Festival チャンピオンシップ
演技の流れ、ステージの演出、音楽との調和、衣装やキャラクター、使う道具やセット、全体的な芸術性などにより総合的に評価する。ジャグリング以外の技術もそれが全体的な演出を引き立てるものであれば評価の対象となる。
「全体的な演出」を引き立てる要素の一つに「ステージの演出」があると読めてしまうため、「演出」を引き立てる「演出」とは何か解釈が困難ではある。いったんこの項目には目をつむり、”本記事でいう演出手段”に当たる項目として、音楽との調和(何との調和なのかは明記されていないが、ほかの演出手段との調和と考えて問題ないように思われる)・衣装・キャラクター・使う道具やセット・ジャグリング以外の技術があげられている。(「芸術性」という言葉については第二部で述べるが、手段ではなくコンセプトやその上位概念に分類されるべきものとされることが多い印象ではある。)
話が本筋から逸れるが、この審査規定は演技の定量評価の指針にできるほどの具体性には欠けており解釈困難な単語も含むため、変更したほうがいいのではないかと個人的には思っている。これをベースに演技構成点を規定する大会が多いことが、「演技構成がわからない」と感じる選手を生んでしまう最大の要因になってしまってはいないだろうか。
紅白ジャグリング大会
演技構成の項目では、(中略)技の見せ方や音楽との調和等による、その演技全体のクオリティの高さを評価してください
アナウンスを聞いて急いでメモしたので若干違っているかもしれないが、概ね上のように説明されていた。紅白ジャグリング大会では、本記事でのコンセプトに当たる言葉として「演技全体のクオリティの高さ」という言葉が使われており、その演出手段として「技の見せ方や音楽との調和等」があげられている。
いずれの審査規定にも「など」という言葉が使われており、JJFチャンピオンシップステージ開催要項にあるようにジャグリング以外の分野で活用されている演出手段も考慮されると解釈できる。そこで、上記に挙げられていない演出手段を洗い出すこととした。他のアートスポーツの採点基準に強く影響された特殊なジャグリング競技における演技構成点の基準として、静岡ディアボロコンテストのパフォーマンス部門の例を挙げる。また、他のアートスポーツにおける演技構成点について、フィギュアスケートと新体操の例を挙げる。
静岡ディアボロコンテストパフォーマンス部門(ST/BD、MSU)
ヨーヨーのAP(Art & Performance)部門を参考に、ディアボロに合わせて作られた採点規則である。本記事でいうコンセプトにかかわる審査項目(ART, ENT, CRE)と別に、演出手段としてのST/BD、MSUポイントが設定されている。ART, ENT, CREも演出手段を含めた項目であると解釈できるが、こちらについてはコンセプトの特徴による部分が大きいため第二部で述べる。
ST/BD(ステージング/ボディコントロール)
ステージにおける効果的な空間利用、演技中の身のこなしの洗練度合いを評価する。ステージを広く使っていても、演技において効果的でなかった場合は評価の対象外となる。また、ステージ上の1点から動かない場合でも、演技として効果的であった場合は評価の対象となる。
演技において効果的である(コンセプトを実現するための手段として適切に利用されている)ことを前提に、空間利用や身のこなしを演出手段の一つとして評価対象としている。
MSU(音楽意識)
音楽との同調性/音踏み/BGMの効果的な利用を評価する。
こちらも効果的であることが必要条件とされている。
フィギュアスケートの演技構成点(PCS)
演技のコンセプト(アイデアやビジョン、雰囲気も含む)はCOに一部反映される。演出手段としては下記が採点対象とされている。
スケーティングスキル(SS):深いエッジやステップとターンの利用における、スピードやパワーの緩急・膝や足の操作のリズム感・スケーティングの多次元的な向き。
つなぎ(TR):ジャンプやスピンなどの要素の間をつなぐ動きの多様性と難易度。それらは技術上または演出上の目的があるものでなくてはならない。
パフォーマンス(PE):体の動きや感情・知性による音楽や振り付けの表現。表現するためのこれらの要素のコントラストや多様性。
構成(CO):スケートリンクや演者の姿勢の多次元的な利用による空間のデザインとその緩急の実現、それによる曲との調和。
曲の解釈(IN):音楽やそのニュアンスと合った動作、それらの技術とのシンクロニシティ。
フィギュアスケートはダンスとしての側面が強いため、音楽にかかわる項目が多い。スピードやパワー・技をこなすうえでのリズム感・体の動きや感情によるコンセプトの表現・ステージの空間利用・演者の姿勢による空間のデザインなどが手段として挙げられ、そのほとんどが楽曲の表現に活用されると評価が高まると考えられる。コントラスト・緩急・多様性など変化にかかわる単語も散見される。
新体操(Aスコア)
演技の芸術性に当たる項目はAスコアと呼ばれ、減点方式で採点される。減点対象となる例は以下である。
・手具の操作や身体表現が音楽と調和していない/音楽の特徴やリズムに振り付けが合っていない
・フロア・空間の使用が効果的でない
・技を詰め込んだという印象が強い
・単調で変化が少ない。ダイナミックな変化が2つ未満・投げと受けのパターンが少ない
・ダンスステップコンビネーションの数が少ない など
フィギュアスケートに比べると技を見せる要素が強いためか、音楽にかかわらない項目も少しある。音楽の表現・空間の利用以外に技術の多様性があり、変化に乏しくワンパターンな演技を嫌う傾向にある。
フィギュアスケートや新体操はどちらもジャグリング競技に比べ歴史が長く、西洋のクラシカルな舞台芸術の影響が強い。絵としての美しさを評価する傾向がジャグリングに比べて強いため、現代アートのような方向性など多様な美しさを受容するジャグリングに対してすべてを適用してもよいのかは議論する必要があり、参考程度にとらえるべき点に注意が必要だ。とはいえ、審査基準が高度に整備されているアートスポーツはほとんどが上記の特徴があるため、他に参考にできるものが少ないように思われる。
以上から、演技構成点を考えるにあたり評価対象とされる演出手段として下にまとめた。また、演技コンセプト次第ではあるが、ジャグリング競技のシーンにおいてよく見られる具体的な演出方法も挙げた。
〇技の順序などの見せ方
徐々に難しい技をすることによる、観客のボルテージや期待度の向上/「7531を印象付けた後に97531を見せる」など同系統の技を活用して一番見せたい技を印象付ける。/軌道の小さい地味な技と大きな派手な技を切り替えることで、それぞれを印象付ける。または音楽の盛り上がりや静寂さを表現する。
〇楽曲
音楽と他の要素の同調性(音のニュアンスなども含めた、技や体の動きによる表現・シンクロニシティ)による楽曲の表現/観客の音楽への意識付けのために音ハメを活用する。/歌詞と他の要素の組み合わせによりストーリーや意味・キャラクター設定を観客に伝える。
〇衣装やキャラクター
ストーリーなどがある演技で演者に特定の設定がある際に、それを伝える手段として活用できる。
〇起承転結
演技全体のパッケージとしてのまとまりを作るために、起承転結の流れを大まかに設定する。
〇ステージの利用
観客に近づいたり遠ざかったりすることによる迫力の変化を活用し、見せたいシーンを印象付ける。/道具の配置などによりステージ上の特定の空間に意味付けをすることで、ストーリーを作り意味の伝達を行う。/ステージ上を動かないことにより、観客の意識が技に向くよう誘導する。
〇身のこなしや身体表現の洗練度合い
体を動かさずに技をすることにより、相対的に技を見やすくする。(この場合、体の動きのあるシーンから入ると変化がうまれ、特に技の印象が上がる)/技を行う間の体の動きにより、観客とのコミュニケーションをとりエンターテイメント性を高める(技をしながら空いた手で手拍子を求めるなど。)
〇技術の多様性
同系統の技を続けすぎないことで観客の飽きを防止する。/「いろいろな系統の技ができることを見せる」というコンセプトで難易度点を稼ぐ戦略の演技を実現するために活用する。(ディアボロ競技会のスペシャリストクラスに多い。)
それぞれの演出手段の実行にあたり、その緩急や多様性などの変化の効果的な活用を求めている競技規則も多い。逆に、変化しないことを効果的に用いて演技コンセプトを実現した場合も評価される。それぞれの要素について、強弱をつけたり、変化させないことで他の要素のノイズとなることを避けたりして、見せたいものを効果的に見せることは競技を問わず重要であることがうかがえる。
そして、演技のコンセプトに応じて、それに合う演出手段をこれらの中から選択し組み合わせて活用することが重要である。採用されている様々な演出手段に不合理性がないか・それらが調和してコンセプトが高いレベルで実現されているかが競技会では評価され、競技シーン以外のパフォーマンスであっても観客の満足感に大きく影響する。
演技構成って技術では?
上記の例からわかるように、演出手段を採用するためには技術が必要である。「体を動かさずに技をする」「道具の動きの余韻で音のニュアンスを表現する」などの手段を採用するためには、技の遂行における非常に高いレベルの操作安定性が必要となる。「同系統の技を利用して特定の技の印象を高める」という手段の採用のためには、その系統の難易度の異なる技を最低でも3種類程度習得する必要がある。
「難しい技ができないから構成に特化する」という選手もいるが、演技構成点を強みにするためには結局ジャグリングの技術が必要になる。他の技術もバランスよく磨いていくことからはどうしても逃れられないため、演技構成力は他の項目同様に伸ばすのには時間がかかる。難易度や操作安定度と同様に、技術的な実力が反映されやすい項目であると考えている。
長い記事になってしまったが、第一部ではコンセプトと演出手段の関係性を整理し、演出手段の分類と例について解説した。第二部ではコンセプトについて整理する予定である。1月末~2月上旬ごろに公開予定。
参考文献
ディアボロ競技採点規則(第七版)-日本ディアボロ協会
JJFチャンピオンシップステージ開催要項 -日本ジャグリング協会
競技概要 – 静岡ディアボロコンテスト2025
Download 2022 – 2024 CODE of POINTS Rhythmic Gymnastics - Docslib