SONY TGA-1のおかげでより「おでかけ」を楽しむことができるようになったというお話。
デジタルカメラで写真撮影を行う上でのメリットの1つ。
それは”撮った写真をすぐに確認できる”ことではないでしょうか。
1枚撮っては確認、また1枚撮っては確認・・・。
僕自身もずっとその恩恵を受けてきました。
数年前にSONY RX1Rをお迎えするまでは。
ツァイスのレンズとフルサイズセンサーに憧れて購入したこのカメラ。
が・・・、僕の手には少々持ちにくかったんです。
指を滑らせて落としそうになるほどに・・・。
当時、シグマさんのdp Quattroシリーズを使っておりまして、そのデザインがとても素晴らしく、片手で構えても親指できちんとカメラを支えることが出来たのですが・・・。
「こりゃ、どうにかせんと・・・」
というわけで、見つけたのがこのアクセサリ、SONYさんの「TGA-1」。
”サムグリップ”です。
これを装着しますと、
「うっほ~、持ちやっす~い♪」
一気にRX1Rライフが楽しくなりました。
と同時、僕にとってはもう1つ大きな変化がありました。
実はこのアクセサリをつけると、撮影した画像を確認するための再生ボタンが隠れるのです。
それでも購入当初はいちいちレバーを倒して再生ボタンを押しては確認していたのですが、そのうちに面倒くさくなり、家に帰ってSDカードをPCに挿すまでは確認することをしなくなりました。
さてこれが良かったのかどうかは分かりませんが、明らかに撮影効率は上がりました。
例えば花を撮りに行ったら液晶画面越しではない実際の花を眺める時間も増えましたし、街中で撮影する時も同様です。
何より帰宅してからの楽しみが増えました。
未だに「あぁぁ・・・」「あぁぁ・・・」とがっかりすることも多いですが、それも次へのモチベーションに繋げています。
但し、妻と出かけた際も確認しないので帰宅後に見せた(ご覧いただいた)時に、
「なんでこんな写真になるん?」
「それを趣味というのが恥ずかしい」
「もうやめたら?」
と睨まられる機会も激増しています。
子どもの時に家族で出かけるたびに父親が(母親が金額にびっくりしたという)キャノンの小さなカメラで写真を撮ってくれていたのですが、お店で現像してもらった写真を見る度、母親が怒っていたのを思い出します。
どうやら遺伝。
でも嬉しい遺伝であることだけは確かです。
実際そのおかげ?で妻とのコミュニケーションが、シチュエーションはどうであれ(辛いことのほうが多め)、取れているのは確かなのですから。
そういえば、あの父親のカメラはどこへ・・・?
今度、実家に帰ったタイミングで母親に聞いてみることにします。