「絵に描いたみたい」
先日、神戸ハーバーランドの本屋さんにて気になっていた本を購入し、駐車場へ戻る途中のことでした。
僕がいつも利用する駐車場は店舗棟と連絡橋で繋がっているのですが、その途中、前から歩いてきた恋人同士と思しき2人組。
すると女性が足を止め、
「絵に描いたみたい」
こう言いながらスマートフォンでそこから見える眺めをパシャリ。
この時代、街中などあらゆる場所で写真撮影をしている方を見かけます。
ので、普段であれば気にも留めなかったと思うのですが・・・。
なぜかこの時は、
「絵に描いたみたい」
女性の言葉がすごく耳に残り・・・。
駐車場に戻ったタイミングで同じ方向を見てみますと・・・。
「お~、ほんまやぁ~~~」
空に見事な入道雲。
せっかくですので僕もパシャリとしたのですが、その出来栄えはあの女性が撮った写真の足元にも及んでいないに違いありません。
そして一応・・・。
今回は続きがあります。
そこから車で5分ほどの場所で働く妻から、
”どこおるん?”(丁寧な言い回しにすると”どこにいますか?”)
まるで超能力でも持ち合わせているかのような突然のショートメール。
無論、正直に返します。
”ハーバーランド”
するとすぐに、
”終わるまで待っといてぇな”(丁寧な言い回しにすると、”私の仕事が終わるまで待っててもらえますか?”)
これにも無論、”いえ、先に帰ります”などと返せるはずもなく・・・。
再びハーバーランドをプラプラと1時間ほど巡りまして18時を回った頃、そろそろ妻も仕事が終わる頃かなと思いながら車に戻り、さっき写真を撮った方向へ何気に視線を転じてみますと・・・。
空は一変。
大阪方向が暗く、さらには雲の下に、まるで足が生えたかのような白い筋が。
「あれはもしや雨の塊か・・・?もしそうならごっつい雨とちゃうんか・・・。」
こう思いながら雨雲ズームレーダーをチェックすると予想通り。
大阪ではかなりの雨が降っている様子。
この時期、
突然の天気の変化に備えて折り畳み傘は欠かせませんね
という「なにを今更」な話でした。