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「激レアさんを連れてきた。」を見て、変わってしまった僕の人生~僕、会社辞めます編~
「激レアさんを連れてきた。」
テレビ朝日系で毎週月曜深夜に放映されている、”激レア”な人生を送ってきた(送る)人たちを紹介する、一般人参画型のバラエティ番組だ。
激レアさんを連れてきた。|テレビ朝日
ちょうど1年前(2018年3月頃)、ただのサラリーマンだった僕は、毎週のようにこの番組を楽しみに見ていた。
「こんな面白い人生送ってる人いるんだな~すげ~な~」という感じで、
一週間の始まりであり、何となく憂鬱な月曜の夜を、この番組は潤してくれていたのだ。
そして、2018年3月19日…
来週3/19(月)よる11:15〜の#激レアさん は!
— 激レアさんを連れてきた。 (@geki_rare) March 16, 2018
国内外のサッカーチームの入団テストに落ちまくってるけど、どうしても日本代表入りを諦めない人!
奇跡のプロデビュー→欧州で大事件遭遇→そこから信じられない結末にスタジオ騒然〜🤣🤣
お見逃しなく😋💕#若林正恭 #沢村一樹 #横澤夏子 #弘中綾香 pic.twitter.com/ny4rVuFdMs
この回が…僕の人生を狂わせていくこととなった…
この回の”激レアさん”はマルヤマさん。
日本代表に入ることを夢見ながらも、Jリーガーになれず、ただその不屈の精神で海外を渡り歩き、数々の困難を乗り切った、というお話。
僕自身、小学校から大学までずーっとサッカーをやってきたが、プロだの代表だの、選抜だの…そんな物とは無縁の選手人生を送ってきた。
そんな僕にとって、マルヤマさんの人生はサッカーのキャリア的に輝かしくなかろうと、ものすごく輝いて見えた。
見終わった後の感想は…
「すげぇ…」
という感じ。見ている間も手に汗握り、見終わったと同時に魂が尽きるというか、長編大作の映画を丸々一本見たような感触だった。
そしてその翌日から、僕は人生について大いに悩むこととなった。
「今の自分は本当にやりたいことをやっているのだろうか…?」
大手メーカーの営業であり、営業成績もそこまで悪くなく、上司との関係もかなり良かった。正直、そのまま行けば出世街道が見えていた…気もする。
しかし、そんな中で引っかかったのがマルヤマさんの一言。
「できることと、やりてぇことは違うんだよ」
年度末のクソ忙しい業務をこなしながら、この言葉が僕の頭の中をリフレインしていた…
そして、その約2か月後…運命のツイートがTLに流れてくる…
【鬼募拡散】
— 令和最強の丸山龍也 (@maru_ryuya) May 5, 2018
今マンガ作ってるので、漫画家、編集、営業、サッカー好き、普通の人、女の子、全部募集中!(写真は社長)
・都内一等地11LLDKフットサル場プールBBQ場付オフィス
・雰囲気最高サッカー好き大興奮
・サッカー漫画全部ある
・俺副社長
採用条件:若くてBIGになりたい人
ほら応募してみな pic.twitter.com/dfz9MmkO1B
訳分らんし、怪しすぎるツイートだが…自分には大チャンスに見えた。
GWも終わりに近づき、「あぁ~また会社行くのか~」と意気消沈している中、”このチャンス逃すまい”と思い早速DMを送った。
手に汗握る中、DMの返信を待っていたところ
話はトントン拍子で進んでいった。そして、例のツイートから3日後の5/8に”激レアさん”に会う運びとなったのだ。
そして運命の5/8、仕事を早めに終わらせ、「もしかして人生が大きく変わってしまうんじゃないか」と怖さ半分、期待半分で”激レアさん”の下へ向かった。指定の場所へつきインターホンを押す、心臓バクバクの中…出てきたのはこの人。
「????」
場所間違えた?誰や?と思いながら、事務所に足を踏み入れると
例のマルヤマさんがいた。
(よかった…場所は間違えていないのか…)
その日は色々とお話をしたが、この写真の人”通称ディエゴ”は、新しく作るマンガの会社の社長だそう。
このディエゴさんはマンガ好きが講じて、大学時代に漫画研究会の会長をしていたそうだ。ただ前職はサラリーマンで、特にマンガを作った経験はない…
マンガ好きの金髪巨人”ディエゴさん”と、激レアさんの”マルヤマさん”。
こんな二人で「新しいマンガの会社を作る!」というお話…
しかもただのマンガの会社を作るのではなく、
”これまでにないスポーツマンガ”を作るというのだ。
あなたなら、この話をどう思いますか?
正直、怪しすぎるし、大丈夫か?と思うかと…
ただ僕も疲れていたんですかね、この話を聞いた次の日
上司にこう言っていました
「僕、会社辞めます!」
マジです。
若いうちはノリと勢いとかよく言いますが、本当にそれをやりました。
弊社平田くんが仕事を秒でやめるまで。上長に辞意伝えるの早すぎ問題。笑@Vokehazama pic.twitter.com/mz1GDZ9Wlz
— 令和最強の丸山龍也 (@maru_ryuya) September 4, 2018
やべぇ奴ですよ本当に、
しかも上司にそれを伝えたのが、僕とコンビになる新任事務職の人の歓迎会の日だったんですからね…
ただ、上司は頑なに反対しませんでした。
実はその上司も20代の頃にチャレンジする為に、新卒入社した会社を辞めた経験があったというのだ。
「会社の人間として俺はお前を引き留めなきゃいけない、ただ一人の人間としてはお前を応援したい。」
と声をかけてくれた。
なんとありがたいことか、この一言は僕の背中を押してくれることとなった。
僕の決断はほぼ固まっていた。
しかし会社だけじゃなくてもう一人、説得しなければいけない相手がいた…
半同棲していた彼女である。
僕は彼女に転職の話をしたら、
「私、応援するよ!」
と言ってくれると思っていた。
しかし、それは淡い幻想だった。
実はこの彼女とは、一年ほど前にプロポーズし結婚を前提に付き合っていた。
「結婚とか言ってたのに転職って無責任すぎる!」
「新しい会社行って生活はどうなるの?大丈夫なの?」
まあ、そうですよね…
僕の突発的な思いつきによる行動なわけで、彼女は完全に巻き込まれ事故。
聞くと、転職の時に彼女や奥さんともめるのは良くあることらしい…
今後、転職や起業する人はその点を肝に銘じた方がいいですよ。
で、彼女はどう説得したの?
ちなみに僕は、説得できてないです。半ば強引です。
「俺、頑張るから!」
「ぜってぇ成功するから!」
と言いながら強引に会社を辞めました。
今でもその時のことはよく言われます。
ごめんなさい…
え?誰に謝ってるかって?
やだなぁ、察してくださいよ…
とまあ、こんな感じで会社を辞めたわけで…
一つの番組がきっかけで、会社を辞めることとなった僕。
果たして、この先どうなるの~~~?
一気に書きたいけど長文を書くのには慣れてないので…
続きは来週にでも書きます。
次は、
~え?ディエゴさんと丸山さんのダブル社長システムで行くんですか!?ワンディエゴ丸誕生編~
とかかな