【サ活】最近ちゃんとととのえてる?サウナとの上手な付き合い方(ととのい編)
この記事は、サウナ屋さんの店長をしながら気付いたヒントを独り言のようにぼやいている記事です。お暇な方はどうぞお付き合いくださいませ。
■ととのいを目指して
初級〜中級サウナーの皆さん、
サ活に励んでますか?
(励んでまーす)
という声がたくさん聞こえてくるようです。
ではなぜ人はサウナに行くのか。
それは
ととのいを欲しているから。
最近ちゃんとととのえてますか?
■ととのイップス
リスナーからの声に多いのが、
『以前よりととのえなくなった』
というもの。
(いつからDJになった)
これをととのイップスと呼ぶようです。
イップスとはなんぞや。
調べてみました。
とのこと。
ととのう時にイップスになるから、合わせてととのイップスと呼ぶんですね。
(というか日本イップス協会なんて団体が存在するんだね)
■ととのイップスのメカニズム
いや、メカニズムなんて無い無い。
これって要するに初めてととのった時の衝撃を味わえなくなったってことでしょ?
あのクラクラする感覚よ何処に、的な。
そんなアナタの為にイップスから抜け出す方法をお教えします。
この記事を読めば明日からととのえること間違いなし。
■結論
結論から申し上げる。
ととのうかどうかは9割は気持ちの問題。
1割はぬるいとか汚いとか騒がしいとか環境の問題で、今回は9割を占める気持ちの問題について深掘っていきます。
■ととのいの正体
上記、イップスが心理的症状と書かれているように、ととのイップスも心理的問題と言えます。
これを語るにはまずととのいの正体を明かさねばなりません。
(大事な章なので長くなります)
体にもたらされるものは、副交感神経に覚醒ホルモンが混ざっている状態で、書籍を始め各メディアで医学的に深掘られています。
(ここでは割愛)
でも今回私が有権者の皆さんに訴えたいのは、
心が気持ち良いと思えること。
サウナに入り続けて、サウナに入る人を見守り続けて、書籍を手にして、ブログを読み漁って。
たくさんの情報に触れ続けた結果、
ととのうとは、
『サウナを上手に利用して心身共に気持ち良くなること』
という結論に達しました。
特に心。
読んで字の如く、気持ちが良くなる状態。
■波がありムラがある
しかし心の話。
誰であっても例外なく波がありますよね。
このとき『サウナに癒されよう』と思って利用する人はちゃんとととのえない気がします。
サウナは気持ちイイ。
でもものすごく体力も使います。
思考と感覚を行き来したりしてとても繊細で敏感にもなります。
その日その日のコンディションに合わせたサウナプランで脳や自律神経をコントロールしなければならないんです。
ネガティブな日は自分と向き合うために下段に座って長めにじっくり蒸されるとか、雑音が少ないサウナを選ぶとか、混雑タイムを避けるとか。
いつも同じ場所で同じように利用して同じ気持ち良さは得られません。
それらを乗り越えた時に初めて心から気持ち良いと思えるもの。
ドラマ『サ道』に意味が深すぎて共感しづらい迷言がありました。
作中でナカちゃんが伝説のサウナー蒸しZに
『サウナを信じるな』
と言われるくだり。
でも今なら分かります。
サウナを信じない。
ととのいはやってくるものではない。
自分でつかみ取るものなんだということ。
■サウナが最高なのは
真のととのいは、アッツアツのサ室の向こう側にもキンッキンの水風呂の向こう側にもありません。
(いや、まぁまぁあるな)
(今回は文脈から無いということで)
己の胸の中にあるものなんです。
行きつけのサウナでいつものルーティンに深いリラックスをもらうもよし、初見のサウナを開拓するワクワクドキドキやサプライズに刺激をもらうもよし。
アナタが如何に利用するかなんです。
サウナとアナタを対等に向き合わせて、フュージョンしたところがととのいなんです。
(ゴテンクスよ)
お客様に帰り際に
『気持ち良かったです』『最高でした』
とよく言われます。
決まって私は
『サウナお上手ですね』
と返すようにしています。
熱い冷たいを超えた本当のととのいがアナタのサウナライフを明るくします。