【男と女】至って合理的な判断が受け入れられない理由
『最初の男になりたい男、最後の女になりたい女』
■合理的な意見はコレ
先日、アルバイトのK君がこんなことを言いました。
『今日スタッフの人数多いんで早く帰ってもいいですか?』
人件費が利益を圧迫するサービス業において、早上がりはどのお店でも取り組んでいる経費削減のひとつです。
コンプライアンスの目が厳しくなった今、上司からの早上がり強制なんて出来るはずもありません。
むしろこのように自分から打診してくるスタッフがいることの方が店長にとってはありがたい話です。
(いつも助かっています)
しかし私の店ではもめました。
『みんな一生懸命シフトの責任を果たしてるのに、そんな無責任なことを言って他のスタッフのやる気を損ねないでほしい』
と、女性スタッフのMさんが反論。
店舗運営の観点では10:0でK君が正しいのですが、聞けば何やらK君、みんなに『今日俺いらなくね?』と悪態をついていた模様。
(そうだったのか)
それでMさんに火をつけてしまったという訳でした。
■反論から気付いたポイント
どちらが正しくてどちらが間違っているのかはここでは置いといて、注目すべきポイントは2つ、別のところにあると感じます。
①正論なのに通らないのなんで?
言い方はともあれ、本質は正しい。
店長が許可すれば帰っていいし、却下したとて打診することに罪はありません。
それどころか、結果的に私が許可して帰らせたのですが、その後Mさんのモヤモヤは収まらず。
『やる気を損ねる』だの『店長はK君の言いなり』だの、要らん不満を募らせることになってしまいました。
『正しいことなのになんで理解してもらえないんだろう?』
シンプルな疑問でした。
②既視感あるな
このケースに限らず、似たようなことがよくあるなと感じたのです。
仕事でトラブルが発覚したときの対応の仕方です。
論理的にとらえて正しさを受け入れる人。
感情論ベースで人間らしい最適解を求める人。
身近によくあるケースですよね。
今までは理系っぽい、文系っぽいなんてくくっていましたが、もっとちゃんと説明が出来そうです。
■男女差あり
結論から言うと、男性と女性で思考の差があることがわかりました。
(0or100では極論すぎますが、おおむねそのような傾向にあるという認識でよろしくです)
男性は論理や数字が重視され、説明が好き。
女性は察することに長け、説明しない。
つまり男性は論理的で女性は感情的であると。
これには脳の構造が影響しているようです。
左脳と右脳を結ぶケーブルのような役目をしている『脳梁』の太さに男女で差があるようで、男性は細く、女性は太いのだそう。
男性は左脳と右脳の連携が弱めなので、左脳でとらえた事柄をそのまま左脳で処理する。
つまり論理的で理屈っぽく深掘っていきます。
女性は左脳と右脳の連携がいいため、言葉と感情が目まぐるしく交信します。
つまり感情的で感覚的な捉え方をします。
(今日は漢字ばっかりでスミマセン)
■合理的か直感的か
このことから男女で考え方に違いが生まれることは必然と言えそうです。
K君が正論を言い、それを受け入れる店長の私も男性。
どこに問題があるの?と思うところですが女性のMさんは受け止め方が違う。
まず感情がマルなのかバツなのかを判断します。
そしてバツである理由を導き出して反論してきます。
これってビジネスでは危険かなーって感じ。
事実、男性が詰めると女性は機嫌を損ねちゃいます。
でも女性には女性特有の良いところがあって、察する能力だったり気配りだったり、みんなが気付かないところで調和を保ってくれていたりしています。
論理的な男性にはなかなか気付けないところ。
(いつも助かっています)
脳の作りが違うって言うんじゃ分かり合えないのは仕方ないですよね。
『分かってくれるはず』という思い込みが私たちにコミュニケーションのズレを作っていました。
どちらが良い悪いではなく、苦手なところはフォローし合って良い関係をつくろうねっていう穏やかな着地。
■処方せん(オススメ度★★★!)
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